病気なんかに負けない!わだじゅんの乳癌日記

病気のこと,職場のこと,家庭のこと・・・
その日のつれづれを記していきます。

術後3日目(もう,退院していいだって・・・!)

2012-12-22 20:53:54 | 入院
24年11月17日


夜中に何度も起きた。
いや,起こされた・・・と言った方が正しいかも。
昨日,腸閉塞で緊急手術をした人が同じ部屋になった。
その方は眠れなかったようで,様子を見に来た看護師さんと大声で話している。
そのたびに,目覚め・・・の繰り返しだった。

昨日に比べたら,ベットから起きあがるのもずいぶんと楽になった。
電動ベットの使い方が,上手になったからかもしれないのだが・・・


朝の回診で主治医が,【元気だね】って言うから
【退院はいつ頃ですか?】って聞いたら,即答【今日してもいいよ!】って。
これには,一緒にいた女医さんも目がテン・・・
私は,あまりにもいきなりでびっくり!!!

だってさぁ,まだドレーンが付いてるでしょうに・・・
すると,師長さんらしき人が,【それの処置の仕方は教えます!】
そんなこと言われてもなぁ・・・お迎えだってお願いしてないし,
夫はすでに出勤してるし・・・
【外れるまでおいてくださいっ!!!】って,お願いしちゃったわよ。
時々,お子さんが小さいからとかの理由で,付けたまま退院する人がいるらしい。
外来で処置できるから・・・って。

焦った焦った。

今日は,長女と次女がお昼持参でお見舞いに来てくれた。
外食することもなく,何とか食いつないでいるという。
約4時間にわたって,病室の中はにぎやかだった。
おまけに,昼過ぎからは妹と姪たちも登場したので,
総勢6名があの狭い空間にいた。
看護師さんがきて,あまりの人口密度の高さに驚いていたっけ。

夕方には,元同僚も!
あまりにも元気な姿に驚いていたっけ。

そんなわけで,今日の仕事は全く進まず・・・



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術後2日目

2012-12-22 20:35:55 | 入院
24年11月16日

夜中に何度か目覚めたけど,入院して初めて熟睡したと感じられる夜だった。

朝の回診時には,主治医が
【わだじゅんさんは元気だねぇ。昨日で治ったから!】と。
女医さんも【きれいですね!】って言って戻っていった。

昼頃に妹が昼食持参でお見舞いに来てくれたのをいいことに
自分では何となく不安な【髪の毛洗い】を手伝ってもらった。
(っていうか,ぜ~んぶやってもらった。すでに,介護状態)
髪の毛がサラサラだと気持ちいいぃ~!
妹が帰ると,下半身シャワーを浴びに・・・の予定が,微熱(37.4)のため
大事をとって諦めた。

傷口の痛みはないが,午後から微熱が続いた。
っていっても,からだが怠いわけでもなく,体温測定で【うわ~熱ある!】状態・・・
術後は仕方ないって言われて,安心。

夕方は,学校帰りの次女が寄ってくれ,母の元気な様子を確認して帰宅した。
きっと,ほかの兄弟に報告がいったのだろう。

通信表の所見も一気に進んだ。
それにしても,こんなに早い段階でここまで進んだのは,初のこと!

食事は,今日も全て完食。
夕食から,常食に戻った。
200グラムになるって喜んでいたけど,結構な量で・・・
でも大好きな混ぜご飯だったからおいしかったよ!


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術後1日目

2012-12-22 09:25:47 | 入院
長い長い夜だった・・・

酸素マスクを付けられ,一晩を過ごした。
酸素マスクといってもテレビドラマのようにぴったりとくっついているようなものではなかったのだ・・・私のは・・・
ゴムがゆるみ,持っていないと酸素マスクの意味がない・・・
それを一晩中手で支えていたような記憶・・・途中,止めていたかもしれないが。。。

点滴の確認にやってくる看護師さんにびっくりして目覚める・・・ということもあった。
熟睡はできなかった。
傷口の痛みや興奮していたというものではなかったけれど・・・
ただ,術後の右胸をかばうあまり,寝返りをせずに一晩中いたので,
背中や腰が痛くて,自分の体ではないような感じがした・・・
寝たきりになったら,動けなくなる・・・年寄りの話を聞くけれど,何となく体感した。


8時過ぎ。
待ちに待った朝食。

・重粥200グラム
・みそ汁(具は全くのペースト状)
・ペースト状の魚
・ペースト状の桃の缶詰
・飲むヨーグルト
・アップルジュース

普段はおかゆなんて絶対に食べないけれど,この日ばかりはおいしかった。
おかわりしたいとも感じた。

朝食後,しばらくたってからトイレまで歩けることを確認すると,
おしっこの管を抜いてもらい,院内を自由に歩けるようになった。
まだ,点滴はもれなく付いているけれど・・・
これは,ほんとに邪魔だった。普段やり付けないから,ベットサイドから
離れるときに忘れてしまう。
いつものように歩くと,途中ぐいって引っ張られる違和感があって・・・
それで,自分が点滴をしていることに改めて気付かされるのであった。

回診に来た主治医や女医さんに「きれいですね!」と言われて安心したわだじゅん。
また,元気に話す私を見て,「もう治ったから!」と主治医。
若い(強調!!!)から,順調みたい!!


点滴しているけれど,動けるうちに・・・と思い,ひたすら成績出しと所見打ち。
飽きると,持ち込んだ漫画(火の鳥。買っておきながら,ずっと“積ん読”状態だった)や,昨日,自宅に届いた本を娘たちがもってきてくれたので,それらを読んでいた。

午前中は,調子が良かったけど,昼を過ぎた頃から痛み出して・・・
痛み止めの点滴を追加してもらった。
痛みが治まると,今度は眠気・・・
熟睡できなかったから,久々のお昼寝で気持ちよかった。
ただ,傷口の違和感は続く・・・
ベットに横になるのもベットから起きあがるのも,それまでの何倍もの時間と労力を
つかった。

【電動ベットだから,それを使ってくださいね!】

って,看護師さんは言うけど・・・

もう少し早く言ってくれる?
6人部屋だから,てっきりそのままのベットだと思ったよ!

お昼や夕飯は徐々に米粒が見られるようになるという。
常食は,術後2日目の夕飯から!


病院にいると,ご飯とお見舞いに来てくれることが楽しみなことに初めて気付いた。




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いよいよ手術

2012-12-21 20:13:38 | 入院
朝6時の起床放送よりも,はるかに早く目覚めたわだじゅん。。。

まるで,遠足か修学旅行にでも行く小学生みたいに・・・
決して,嬉しい日ではないはずだけど,悪い癌細胞を取り除いてくれたら
気持ちも楽になると信じていたから。。。

この日,朝一の手術がある私の元へは,何度も看護師さんが行ったり来たり・・・

・検温
・血圧測定
・点滴
・浣腸

早々と手術着に着替え,その時を待つ。

その間に朝食が配られても私のものは無い・・・
いいにおいをかいでるだけ・・・
食いしん坊の私には,拷問以外の何ものでもない!
それが,明日の朝にならないと飲み食いできないっていうんだから・・・

9時の医師回診では,主治医が【もう,逃げられないね(笑)】という。

そんなぁ,逃げませんよ,私。
さっさと,癌を取り除いてくださいな・・・

同じ日に同じ部屋に入院したおばさんは,同じ乳癌で同じ日に手術をする。
その人が12時からだって言われていたから,私のオペ時間は約2時間という
ところなのだろう。

9時45分,病棟看護師がやってきて【そろそろ行きましょうか?】と。
パジャマのズボンだけをぬいで,廊下に用意されていたストレッチャー(?)まで
スタスタと歩く。
手術室まで歩いていけるんだけど・・・そう思いながら,横になった。

夫と妹に声をかけると手術室へ・・・

待っていましたとばかりに,手術台に乗り換えさせられて・・・
思っていたよりも狭い台だった。
【落下(?)防止のために,軽く縛りますね】と手術室看護師たちが処置をし始めた。
・名前を聞かれる
・手術部位を答える
これは,2度ほど答えただろうか。
それだけ,間違い防止に努めているのだと感じた。

心電図を付けられたり,酸素マスクを付けられたり・・・
【眠くなりますよ・・・】という声がしたけど,その後の記憶は


ない


【わだじゅんさん,終わりましたよ!】
何度呼ばれていたのか分からないが,起こされて目覚めた。

目の前にある時計は,12時ちょっと前を指していた。
[予定通りだったんだ!]
なんだか,安堵した。


と同時に,咳き込む,咳き込む,咳き込む・・・
病室に戻る間も,その咳はなかなか治らず・・・
傷跡が,広がってしまうのではないかと思えるほどの咳で心配した。
後に,まだくっついていないのだから大丈夫だと言うことを聞いて安心したのだが・・・


初の手術の感想は?ってもし聞かれたら
[そんなの,あっという間に終わってしまって分かりません・・・]だ。




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いざ,入院!

2012-12-21 17:34:12 | 入院
入院に入るのと同時に,療休をいただきました。

夫は,明日の手術に備えて休んでもらうわけにはいかずに,
妹に送ってもらうことにしました。

妹の家に着いて熱を測ってみると,37.4度もあります。
朝起きたときには,36度台だったのに・・・
朝風呂入ったから・・・?

病院に行ったはいいけど,【熱があって入院はできません】って
追い返されちゃうかなぁなんて心配しながら出かけました。

言われた時間に入院手続きを済ませ,外科病棟へ入りました。

【入院予定のわだじゅんです!】
そういうと,感じのよい看護師さんが,いろいろと教えてくれました。

わだじゅんの入院する部屋は,6人部屋。
3人ずつわかれた中央にわだじゅんのベットがあります。

・昼食は12時頃のこと
・午後から【剃毛】があること
・今回の入院になった過程を午後から聞かせて欲しいこと
・着替えてしまって良いこと
などを入院の際に聞かれた記憶があります。

そうそう,心配していた熱ですが,病棟ではかると36.7度。
無事に予定通りに入院できました!(めでたし,めでたし)


普段着のまま過ごそうと思いましたが,さっさと着替えをすませ
病人モードになりました・・・

今日一番のハラハラは,【剃毛】なんていうから,てっきり関係のない
・・・・だと思ってドキドキしていましたが,その心配は無用でした。(笑)

午後は,様々な職員が病室を尋ねてきて,これから始まる入院生活についての
あれこれを聞かれたりご挨拶をされたりしました。
・麻酔科のドクター
・栄養課の職員が来て食物アレルギーなどについて聞いてくる。
・執刀に関わる女医さん(かわいらしかった)がご挨拶
・入れ替わりたち替わり看護師さん
・ほかにもっとあったかもしれません・・・


私はというと,11月上旬までの成績を出したり所見を打ち込んだり,飽きると
持ち込んだ漫画や雑誌に目を通しながら何かと忙しい午後でした。


気になる手術時間を告げられたのは,7時を回ってからでした。

明日は,いよいよ手術。
人生初の出来事です・・・

0時以降は飲み食いができないとか・・・
食いしん坊なわだじゅんには,一番これが辛いかもしれません・・・



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