http://www.cnn.co.jp/science/CNN200910230029.html
2009年10月23日配信
(^_^;)記事の紹介です。
国際宇宙ステーション、延命か廃棄か 米政権の結論は?
(CNN) 地球の上空約400キロの軌道を、乗員6人を乗せ、1周約90分で回る国際宇宙ステーション(ISS)。10年以上にわたる建設が完了に近づく一方で、米政府が予算打ち切りを予定する2016年以降の存続が危ぶまれている。運用延長を求める米独立委員会の提言を受け、オバマ政権が近く米国としての結論を出す見通しだ。
ISSの建設、運用は98年に始まり、世界16カ国が参加。宇宙に浮かぶ巨大な実験施設として、無重力状態が人体に及ぼす影響の研究や、地球、天体の観測などに使われてきた。米政府はこれまでに440億ドルの費用を拠出してきたが、16年以降の予算は計画されていない。また、ISSへの人員輸送をになうスペースシャトルの運用は10年までとし、その分の予算は、月と火星への有人探査を中心とする次期宇宙開発に回す計画だ。
ブッシュ前政権が打ち出したこれらの方針について、オバマ政権は見直し作業を進め、今秋にも新たな宇宙政策を策定する見通し。有識者による独立委員会が先月発表した報告は、ISSの運用を20年まで、スペースシャトルを15年まで、それぞれ延長するよう提言した。
委員を務めた元ISS司令官のリロイ・チャオ氏は「ISSという国際プロジェクトは、多くの国々の協力で進められてきた。わが国がこのまま予算を打ち切れば、その枠組みが崩壊してしまう」「米国は宇宙開発のリーダーとしての信頼を失うことになるだろう」と述べた。さらにスペースシャトルの運用についても、引退後はISSへの人員輸送をロシアのソユーズのみに依存することになる点をあらためて指摘し、懸念を示した。
ISSでは宇宙での長期滞在にともなう無重力環境の研究をはじめ、宇宙空間での細菌培養など医療分野の実験も行われ、成果を挙げてきた。ただ「科学実験には月、火星探査のような派手さがなく、大衆受けしない」(米調査会社ティールグループのアナリスト)との指摘もある。ISSが完成後、実験施設としての役目を果たすことに、オバマ政権がどこまでの意義を認めるのか、その判断の行方が注目される。
(^_^;)紹介終わりです。