僅かばかりのカネに目が眩んで
国を売れば どうなるのか。
スーチー女史を支持した、その 「ロヒンギャ族」 は
裏切られて国を棄てた。
そして自らは、流浪の民となった。
国籍をもたぬ者たちが、土地まで取り上げられてしまった。
ロヒンギャ族への市民権付与を求める国連決議にミャンマー政府が反発
Posted: 2015年12月8日(火)
国連人権委員会は11月18日、ヤカイン州のロヒンギャの人権を守ることおよび市民権と国民としての機会を与えることをミャンマー政府に要求する決議を採択した。同決議に不同意の意思を示した。
ミャンマーのチョーティン国連大使は11月19日、「ロヒンギャという呼称は適切ではない。また彼らはミャンマーの民族ではない。国連の決議は内政干渉だ」と話している。
http://myanmarnews.jp/?p=25944
下の地図で赤い字で書かれている、ネピドーの西にラカインと記されているのが、ミャンマー連邦共和国西部のヤカイン州だ。この辺りには、昔からムスリムが住んでいた。欧米の植民地主義は少数民族を使って、そのあたり一帯に紛争を引き起こして、分割して統治する。
ビルマ王国のコンバウン朝は第一次英緬戦争敗北して、1826年にラカインは英国に割譲され植民地となった。
1886年の第三次英緬戦争でコンバウン朝が滅亡した。ビルマ全土が英国領インドに編入された。そしてビルマ支配のために重宝に使われたのが、インド系移民(印僑)であった。金融をはじめとして、商工業にたずさわる者、あるいは植民地軍将兵や下級公務員がやってきた。多くの者はインドからの出稼ぎではあったが、ラカイン北西部にムスリムは定住した。イスラエルに回帰したとされるカザール・ユダヤが、元からの住民パレスチナ人と悶着を起こしたように、このムスリムはビルマ人の仏教徒と軋轢を強めていった。
たまたま西ビルマのヤカイン州(旧称ラカイン)に集まって定着したのが、ムスリムの人たちだった。
それが、「ロヒンギャ」と呼ばれる、「民族」 の歴史的な実態だ。
欧米の植民地主義は、白人支配の現実を覆い隠すために、民族問題を全面に押し出してくる。シリアの金融をユダヤ式に変更したい。その為にはフランス革命でそうしたように、シリアの現政権を転覆させねばならない。旧称ビルマ、現在のミャンマーでは、英国植民地主義にいいように使われた、そのにわか 「民族」 のロヒンギャが捨てられた。というより騙されて、かれらの土地は捨て値で買いたたかれた。このようにわが郷・左近尉は見ている。
ヤカイン州は新制ミャンマーの、新しい軽工業地として産業がもり立てられる。
そこで邪魔になった「ロヒンギャ」人をわずかばかりの銭を与えて追い出した。その銭さえもあてのない船旅の費えとして巻き上げた。
政治とは誤魔化しで、何の役にも立たない「チチンプイプイ、痛いのイタイの飛んで行けぇ~」の呪(まじな)いにすぎぬ。
つまり、「国連人権委員会は11月18日、ヤカイン州のロヒンギャの人権を守ることおよび市民権と国民としての機会を与えることをミャンマー政府に要求する決議を採択した」という、有り難くもないご託宣である。「ロヒンギャ」は既に故郷ヤカインを売り飛ばしてきてしまった。
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