ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

本日より2015スタート

2015-01-06 14:41:14 | 感じたコト・メッセージ
本日より、通常通り各コースを再開いたします。


私たちを取り巻く環境は変化し続けています。

自然環境の変化、紛争、貧困、ネット社会…
あまりに多くの問題が山積みですが、だからこそ、

未来を担う子どもたちには、今、自然の中で好きなことに夢中になる、
没頭するという経験が必要であると考えています。

私たちの活動は、単なる子どもたちのお楽しみ作りではありません。

ここで目一杯遊んだ子達が、この混沌とした世の中を、
力強く切り開いていくことを願い、信じて活動しています。

そしてそれは、よりよい世の中をつくっていくということであり、
私たち自身が幸せに生きるということに他なりません。

今年も全力を注いでいく所存です!
何卒宜しくお願い申し上げます。

ササ
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完全予定不調和が織りなす没頭時間

2015-01-01 15:47:50 | 感じたコト・メッセージ
年末大掃除の後に、栃木県日光市まで行ってきました。

高速が事故渋滞で、途中から下道のヘアピンカーブへ。
市内に入っても、華厳の滝や日光東照宮には脇目も振れず、
5時間かけて霧降高原にある国際自然大学校日光霧降校へ。

年内の仕事を終えた安堵から疲れが出たのか、前日からの頭痛を抱えながら、
長時間運転による腰痛を発症しながら、それでも一路目指したのには訳があります。

私が10年前に実習生としてお世話になったNPO法人国際自然大学校[通称NOTS(ノッツ)]。
そのときの大先輩が中心となって日光の施設で活動しており、
その空気感を感じるために行ってきたのです。

当日行われていたのは、「いつ来てもいつ帰ってもいいキャンプ(通称いついつ)」。
自分たちで決めたやりたいことを、とことんやりたいだけやるキャンプ。

完全予定不調和なキャンプ。
そんな活動の一部をどうぞ。

朝練。うっすら積雪のある斜面をすべ~る。そして降り落ちてくる雪をよける。


ツリーハウスで飛ぶ。こたつを持ち込んでトランプ大会。


おにごっ部からの防衛ばっちりな料理部のチーズケーキづくり。


焼きいも、焼きリンゴ、焼きねぎ、焼き干し芋、焼きミカン…食べられるものはなんでも焼く。


焚き火、火遊び、くぎナイフ作り、ドーナツづくり。


気温一桁。水遊び。というか水のかけ合い。




よふかしナイト。男気ジェンガ、トランプ、マンガ、ミーティング。


この活動で起こりやすいのは、何かへの「没頭」です。すなわち夢中になっている状態。
何をしたかではなく、どういう状態だったか。

これはフローと呼ばれたり、スポーツなどではよくゾーンという言葉を使ったりします。
幼少期に、没頭する時間、フローな時間をどれだけ経験できたかが、
将来、自分のやりたいことをみつけ、それに向かって進んでいく大きな力となると言われています。

運動あそび塾しらさん家の子どもの活動で現在目指しているのも、こういうことです。
繰り返しになりますが、何をするかではなく、どういう状態でいられるか。

言い忘れましたが、いついつでは、子どもだけでなくスタッフも一緒になって遊びまくります。
そう、そのほうがお互いにフローになれるから。

お子さんに「何かに夢中になってもらいたい」と思うなら、大人が、自分自身が、夢中になってみませんか?
今年はおうちの方が参加できる活動をもっと充実させていきたいと考えています。



元旦なのに、ご挨拶が遅くなりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します!
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何を願いますか?

2014-12-09 22:15:18 | 感じたコト・メッセージ
期日前投票へ行ってきました。
こんなことをいちいち投稿したのは、投票率が上がればいいなぁと思うからです。

正直、政治への期待を聞かれても返答に困りますが、
こういう世の中になってほしいという願いはあります。

みなさんはどうですか?
ありますか?

あるという方に、失礼ながらあえて聞きます。
それは願いですか?もしかしたら欲望ではありませんか?

お子さんの未来を考えたとき、何を願いますか?

わからないながらも、考えることが必要ではないでしょうか。
そして、行動を起こすことです。

投票権という権利を行使せずして、
文句だけ言っている人間にはなりたくないと、私は思います。

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稲作体験よりも大切だと思うこと

2014-11-26 14:29:40 | 感じたコト・メッセージ
小学生たちを連れての田植え、稲刈り体験を始めて今年が4年目でした。
別俣農村工房の代表桑原さんよりお米をいただきました。
本日より子どもたちへお米を配ります。



しかし、この体験だけでは全く足りないと思うのです。
「楽しかった!」だけでは足りないと思うのです。
おうちで食べながらどんな会話がされるのかが大切ではないでしょうか。

子どもたちの会話で、「腹へった~」の次に、安易にファーストフードや外食店の名前があがるのを聞くたびに寂しくなります。

稲作体験はできればしてもらいたいし、これからも連れて行きたいけど、
「うちで母ちゃんが炊いた飯って、こんなにうめーんだ」の経験は、親でないとできませんから。

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ピークは、もっともっと先にある

2014-11-24 16:47:47 | 感じたコト・メッセージ
ミニバス新潟県予選、柏崎大会。

私が知っている子どうしがマッチアップ。
なんとも言えない気持ちで見守った。


今回は多くの6年生にとっては最後の大会。
最初は1試合だけ見る予定だったが、彼らの眼差しがそうはさせなかった。

最終試合でのプレーでは、多くの子がゾーンに入る時間があったのではないだろうか。

点差なんて関係ない。
ただひとつのボールをめぐって繰り広げられる夢中な光景に涙が出た。

この経験をもって次の道へ進んでほしい。
彼らのピークは、もっともっと先にあることを願います。

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個と集団の微妙な混じり合い

2014-11-20 10:34:05 | 感じたコト・メッセージ
年中さん年長さんのキンダーコース。

氷鬼での作戦タイム。
勝ったり負けたりを繰り返したあとの3回戦前。

みんなでもぞもぞと集まりヒソヒソ話。


「ひろがろう」とか「ならぼう」みたいな話もあれば、
「へんしんする!」みたいな話もある。

鬼役のこちらも負けじと「じゃあこっちはチーターに変身だ!」なんて。


集団としては、噛み合っているようで噛み合っていない。

表現が正しいかどうか分かりませんが、
ここでは、個と集団の微妙な混じり合いを繰り返しています。

こうやって生(なま)の関わり合いを繰り返し、成長していくのです。


目に見えない所で繋がろうとすることが多い世の中。
このブログも含め、それはそれで便利ですが、
その前に、やらねばならないことがあるのではないですか?
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健さん、ありがとうございました

2014-11-18 20:03:31 | 感じたコト・メッセージ
私が大好きな高倉健さんが亡くなりました。

悲しいです。

昼間から涙が流れました。

心底かっこいいと思って憧れていた方でした。

本当は、健さんから、もっと今の世の中に対して語ってほしかった。

しかし、それは映画から伝わってくるものを感じれば十分なのかもしれないとも思います。

そしてその心は、多くの人の中に生き続けるものなのだと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。

健さん、ありがとうございました。

ほんの少しでも、近づけるよう精進いたします。
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100kmチャレンジハイクの応援へ

2014-11-17 18:16:13 | 感じたコト・メッセージ
私が10年前にお世話になっていた、国際自然大学校での100kmチャレンジハイクが今年も開催されました。
2年前より開催時期が11月となりました。

数年振りにスタッフとして応援へ行ってきました。
いや、応援というよりは、自分がエネルギーを求めてそこへ行くのかもしれません。

新潟からも、工科大生2名“たいちょう”と“やまし”、
そしてしらさん家スタッフの“つっちー”が参加者としてチャレンジしました。

100kmを24時間で歩くことに挑みます。寝ずに歩きます。
想像を絶する辛さと、想像を超える何かがあります。

これはやった者にしかわかりません。
そして100kmにチャレンジした者しか、スタッフをすることは許されていません。





子どもたちどうしの外遊びが出来なくなってきている現代です。
大人の運動不足が深刻な現代です。

子どもたちは電子機器ゲームに夢中になっています。
大人たちはスマホに夢中になっています。

これではいけないのです。
人間は、身体を動かすことをやめてはいけないのです。

心がおかしくなっています。
心と身体は一体なのです。

100kmは、今にこそ、そしてこれからも、必要なプログラムだと思っています。
そしてそこは、私が還ることができる場所なのです。

多くの方に、チャレンジしていただきたいプログラムです。

こちらのブログに当日の様子が載っています。
http://nots-camp02.sblo.jp/article/105659136.html
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夜回り先生が柏崎へ来てくださいました

2014-11-13 10:13:53 | 感じたコト・メッセージ
水谷修先生が柏崎へいらっしゃいました。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」
使い古された言葉かもしれませんが、先生がスパッと言ってくださったことがとれも嬉しかったです。

今、感じている問題。そして子どもたちに対して考えていること。
それは間違ってはいないのだと、勇気をいただきました。



昨日は5,6年生の活動がある日だったのですが、水谷先生の講演を聴く方が価値のあることと思い、
「ぜひ講演を聴きに行こう!」とみなを誘いました。

10名ほどの小学生たちが会場へ来てくれました。
水谷先生も小学生らを意識した話もしてくださって本当にありがたかったです。

会場まで足を運んで下さった保護者のみなさまにも心より感謝申し上げます。

大人が変われば、子どもは変わる。
子どもが変われば、未来が変わる。

この気持ちを胸に、今日も精進致します。
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今朝のコンディショニング

2014-11-06 09:41:46 | 感じたコト・メッセージ

子どもたちのことをよく見ることができていない…とつくづく思う。

身体の動きだけでなく、心の動きまで見る努力をしなくてはいけない。
彼ら彼女たちは、何かで傷つき、立ち止まってしまうことがある。

一昔前はどうってことないと思われたようなことでも、
日々社会の変化とともに子どもたちの反応も変わっているのかもしれない。

変化に対応していくには、何よりも自分自身が安定していなくてはいけない。



そう思いながら、今朝もコンディショニングを完了。
自分自身の身体と向き合う、内観できる時間です。
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明日から夕方の活動再開です!

2014-08-25 17:15:42 | 感じたコト・メッセージ
柏崎の小学校はもうすぐ夏休みが終わりですね。
私たちも明日から夕方の活動を再開します。

今季、私たちの住んでいるところは自然災害には遭いませんでしたが、
日本各地では大変な状況が続いています。

世界ではウイルスが猛威を振るっています。
飢餓、紛争などもとどまるところを知りません。

この夏、私たちはキャンプなどの自然体験活動に明け暮れ、
延べ約130名の子たちが参加してくれたわけですが、
こういった活動ができるということは、
なんと平和で恵まれているのだろうかと、常々感じます。

だからこそ、私たちの活動の意味が何なのかを、突き詰めていかなくてはならないのだと思います。

目に見えないものにこそ心を向けられる人を育てられるかどうか。
体験活動を経た子どもたちが将来どのような行動を起こすのか。

運動あそび塾しらさん家が始まって8年目。

私たちの活動を評価するには、もう少し時間がかかりそうです。
いつも活動を支えてくださっているみなさまへ感謝申し上げます。
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子ども以上に砂まみれになれるか

2014-06-23 20:43:30 | 感じたコト・メッセージ
子どもたちにとっての“遊び”と、大人が想像する子どもたちの“遊び”は、
けっこう違っていたりする。

だから子どもたちの言動に対して、
「何でそんなことするの」とか「こうしたほうがいんじゃない」と言った
大人目線の言葉を掛けてしまいそうになる。

私も例外ではない。

だから子どもたちとの活動では、そうした大人の装いを取っ払う必要がある。

その方法は簡単だ。

子どもたち以上に砂まみれになればいいのである。
すると、何が楽しいのかが見えてくる。


幼少期に泥だらけになる楽しさを経験せずして
成長していくことは非常に危うい。

子どもたちだけで砂だらけ泥だらけにさせにくい世の中ならば、
率先して砂だらけ泥だらけになれる大人たちが必要だ。


広報かしわざきの表紙を飾りました(^^)v
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今年もえんま市の早朝清掃に参加して

2014-06-18 10:42:35 | 感じたコト・メッセージ
柏崎では14日から16日の3日間、えんま市が開催されました。

毎年行われている早朝清掃に参加してきました。

食材やら廃油やら、大量のゴミが出ています。


おそらくゴミは置いていってよいことになっており、
それを柏崎市が回収するという仕組みになっているのだと思いますが、

正直なところ、私は見るに堪えません。

バナナがそのまま、5箱です。

他にも食材がそのまま置いてあったりします。

このあと、ゴミ収集車へ放り込まれるしかない現状です。

近隣の小学生、中学生が毎年中心になって清掃に関わっています。

この状況を目の当たりにすることが問題提起にはなるとは思っていましたが、
毎年変わらない、変えられないのでは、それこそ問題なのではないでしょうか。
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祈り

2014-03-11 09:00:14 | 感じたコト・メッセージ

人間同士で争わない

戦争をしない


自然と戦わない

環境を破壊しない


3.11の鎮魂を祈るとともに

世の中は変わっていけると信じます
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自分たちの地域でなんとかする

2013-11-20 22:50:06 | 感じたコト・メッセージ
月曜日に、池上彰さんの講演を聞いてきました。
アルフォーレの大ホール、初でした。

柏崎市主催で事前の応募が必要だったのですが、
どうやら500名くらいは落選したとのことで、ラッキーでした。

さすが池上さんのお話、止まることなく話は進むのですが、
とてもとても分かりやすかったです。



さて、核廃棄物をはじめ、あまりにも難しい課題があることを自覚することができました。

ひとつのヒントとしては、その地域で必要なエネルギーはその地域でできるだけ賄っていくという考え方。

今は食物もそうですね。
教育や子育ても大いにあてはまる部分があると思います。

大きなテーマを前に、自分に何ができるのか、また思いを巡らせています。
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