ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

上級生が新1年生に教えるということ

2012-04-07 20:55:17 | キンダー・ジュニア・レベルアップコース
ジュニアコース(小学生)定員いっぱいの土曜日です。
新1年生も入ってますます元気です。元気すぎて声が通りません^^

最初のストレッチで、初めてだとやや難しいポーズがあるのですが、
1年生へは、2年生以上の子たちに教えさせるようにしています。


2人組で行ういろいろな足のステップ。これも最初からはなかなかできませんが、
あまり口出しせず、2年生以上の子たちに教えさせるようにしています。


決して手際は良くなく、時間がかかります。
しかし、極力、口出しをしないようにします。

ここで、子どもたちは何かを考えます。

どうやって教えたらいいんだろう。
自分はたしかこうやって教わった。
見本を見せてみようか。
相手の手をとって教えてみようか。
口でうまく説明できないなぁ。
お!できた!

この、心の声を私は聞こうと努力しています。

子どもたちにとって、人に伝えることの難しさや、
伝わったときの嬉しさを感じることができるチャンスなのです。

非効率的なようにも思えますが、きちんと教えることができる子は、
自分の動きもまたよりよくなるのです。

1年生は上の学年の子が真剣に言ってくれることにはきちんと耳を傾けます。
そしてまた、自分が上級生になったときに下級生に教えることができるのです。

こういうかかわりこそが他学年が一緒に活動することのねらいのひとつです。
コメント (1)
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