“遊び”の中で子どもの素質を見抜く

トレーニングにおいて、肉体的に自分を“追い込む”という状況がありますが、
どれだけ“追い込めるか”というのもその人の素質だと思います。

もしかしたら、鬼ごっこなどをしている子どもたちを見ていると、
そういう素質がありそうな子が見えてくるのかもしれません。

例えば自分が追われている状況で、どこまであきらめないで逃げ続けるか、という場面。

昨日の女の子はすごかった。
泥棒チームで自分が残り一人になり、警察チーム5人が一気に追いかけてくる状況。

このままつかまれば終了。
牢屋につかまっている仲間を助ければまだ勝てるチャンスがある。

ほとんどの子は、挟まれて、ダメだと思ったら立ち止まって観念します。
しかし、この子の場合は、本当にエネルギーが切れて倒れるまで逃げ続けました。

まるで800M走でゴール後に倒れ込むかのように。
しかもそれまでに、何度か仲間を助けることにトライしていました。


実は、普段は、マラソン大会や運動会などで全力を出そうとしなかったり、
大人を小ばかにしたようなことも平気で言う子です(笑)

しかし、その子の運動能力の高さは分かっていましたし、
好奇心旺盛であることも知っています。

それにしても、今回は見せつけてくれました。
本人は別にそんな気はないと思いますが。

子どもたちの普段の言動からはわからない素質を見抜き、開花させる、
そんなことが“遊び”の中で可能である、と感じています。

タオルが飛んでいく～

年中さん年長さんのキンダーコース。
昨日は風のまち柏崎らしく、強風でした。

多少寒くたって、風が強くたって、それを楽しんでしまえるのが子どものはずです。

タオルがビュンビュン飛んでいく～！

こんな日しか味わえない遊びなので、ある意味ラッキーな子たちでした。

例年にない低温が続いていますが、外で元気に活動中です！