ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

自分の意思で参加する

2014-01-30 22:57:10 | キンダー・ジュニア・レベルアップコース
昨日の小学生のジュニアコースでのできごと。
ある子が、少し不安そうな表情で、遅れて入ってきました。

ケガをして、しばらくお休みしていた子です。
「どうしたの?」と聞くと、「まだ足が痛くて走れない」とのこと。

ここまでは、他の子達ともたまにあるやりとり。
やりたくなったら入ってくるだろうと思っていました。

メインのドッジボールとなり、さすがにやるだろうと思って再び聞いてみると、
「やらない。」の返事。

「え!?今日全部見てるってこと!?」
「うん」

「ん!?見学でもいいから来ようと思ったの!?」
「うん」

「そうなの~~!!!」

すみません、取り乱してしまいました。
驚きと嬉しさです。

部活なんかではありましたよね。
怪我してても見学はできる!みたいな。

それはそれで意味のあることですし、
自然とひとりひとりがそういう意識になれたら素晴らしいと思います。

でもどうしても強制されている感じもあるので、
ここではそういうことは一切言っていません。

それでも自分の意思で「見学だけでも行きたい」と思った気持ちがすごい。
そして、それを認めて、送り迎えしてくださったおうちの方も、すごいです。

本当に自分が行きたいから参加している、
そんな場所なんだなあととても嬉しく感じました。
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やってみようかな、できるかも

2014-01-30 10:12:01 | キンダー・ジュニア・レベルアップコース
昨日の年長さんたち、みんなが一斉に壁倒立に挑戦し始めました。
とくにこちらからやることを指示したわけではありません。


以前に、「小学生はこんなのやっているよ」と紹介したことを覚えていたのでしょう。
そして、「今の自分にならできるかも」と思えたのでしょう。

3分から5分くらいだったと思われますが、夢中になって取り組んでいるので、
予定していたプログラムを変更し、ただ笑顔で見守ってみました。

こうなると子どもたちはすごい。
倒れようが、多少頭をぶつけようが、繰り返しチャレンジしていました。

しばらくして、数人が追いかけっこを始めたので、この辺りで
「しっぽとりでもしようか」と声をかけ、次のプログラムへと移っていきました。

まだ、昨日は自力で壁倒立ができる子はいませんでした。
しかし、早くできるようになるかどうかは全く問題ではありません。

この子たちなら、身体が成長してきたら、必ずできるようになります。
それよりも、やってみようかなという好奇心と、できるかもという有能感が重要なのです。

この場合、壁倒立は好奇心と有能感を大きくしていくひとつの手段です。
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