「がんばろう」と思っているわけではありません

くもりで、風も穏やかになった木曜日の夕方です。

年中さん年長さんのキンダーコース。
めっちゃがんばってるなぁ～って、思います？

でもそれは、ちょっと違うかもしれません。
「がんばろう」と思っているわけではありません。

「この壁に登りたい」、ただそれだけです。
終わってみて、「オレ、がんばったな」とは思うかもしれません。

私は彼に「がんばれ」と声を掛けるかもしれませんが、
それは彼に「がんばってほしい」からではありません。

大人はよく間違えます。
「がんばれ」と応援すれば、「がんばる」だろうと。

本当は違うと思います。
「がんばっている」人を見ると、こちらも何だか「がんばれ」と応援したくなるのだと思うのです。

できるかどうかではありません。
どのくらいがんばったか、という評価もしなくてよいかもしれません。

ただ、認めてあげたい。
「すげ～！がんばるね～！」のメッセージを、子どもたちに送り続けたいのです。

だから私の役割は、子どもたちが夢中になれる環境をつくることなのです。


小学校１～３年生のジュニアコース。
鬼役の彼が見つけた自分の役割。

仲間に相手の位置を大声で知らせる。
しかもサイレンのような声とともに全力で。

これが役に立つかどうかはわかりませんが(笑)、
大事なことは、彼自身で考えて、全力で実施していたこと。


小学校４～６年生のレベルアップコース。
昨日も暗闇で、非日常体験。


幼いころからここでの体験を重ねてきたメンバーは、新しいメンバーも巻き込んで、
なかなか素晴らしい時間を創り出しています。