ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

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2019「古民家キャンプ」を開催しました

2019-08-08 19:00:11 | 自然体験教室
いのちを頂く体験をするキャンプ、門出のみなさんの力をお借りして、
今年も開催することができました。

いざ、かやぶきの里へ。


野菜の収穫をさせていただきました。
ふつうは作業をしない炎天下の中でしたが、無理を言って、
なす、きゅうり、トマト、枝豆、じゃがいもなどを本当に沢山とらせていただきました。


帰ってきて、夕飯の支度。
頂いた野菜で味噌汁を作り、餅をついて、つきたてを頂きました。

今年は中学生が2名も来てくれました。

かやぶき屋根の古民家で、ゆったりと2泊3日を過ごしました。


日が暮れてからは、焚火をしながら、翌日の予定を確認しました。



2日目
まだ6時前、朝もやの中、薪割りに誘いました。

2年目の子は、うまくできるようになりました。
初めての子たちも、夢中になって挑戦しました。

一仕事をして、かやぶきの家の前で、土鍋でご飯を炊く。
どうですか?こんな朝。


美味いに決まっている朝ご飯を頂き、お昼のおにぎりを握って、
ブナ林へ遊びに行きました。

なんでこんなに涼しいんでしょう。
でも山の斜面で鬼ごっこをしたので、とんでもない疲労です(笑)

午後からは鶏の解体をします。
ニワトリさんとご対面。卵も頂きました。


そして鶏をさばく時間。
「やるかやらないかはそれぞれの選択」
「でもやると決めたら、躊躇せず、粛々と行うこと」

実際に絞める場面は、それぞれ自分ができることに、真剣に取り組んでいました。

お湯につけ、毛をむしり、そしてさばいていきます。
ほとんどの子たちが、包丁を握り、黙々と取り組んでいました。


鶏肉は、ダッジオーブンで1時間、野菜と伴にグツグツと煮込み、
スープ料理で頂きました。


「私たちは、生き物を食べているよね?」
という問いに、分かっているような、分かっていないような表情をする子どもたち。

動物の肉でも、魚でも、あるいは野菜であっても生きていたものだよね?
その生きていたものの命を絶って、私たちは、食事として、頂いている。
つまり、命を頂いているということ。
だから、「頂きます」なんだ。

頂いた野菜たちもそう。
そして鶏たちもそう。
焼肉好きかな?
豚さんや牛さんだって、その命を頂いているんだ。

体験と相まって、こういった話が、高学年の子どもたちの中には
しっかりと響いたように感じます。

夜は、五右衛門風呂にも入らせていただきました。



3日目。
昨晩は、地元の人たちも「寝苦しかった」というほどの暑さだったようですが、
まちなかに比べたら、エアコンいらずの快適な夜を過ごさせてもらいました。

朝は、昨晩の残りのスープでおじやを作りました。
差し入れのスイカも美味しく頂きました。

荷物をまとめ、掃除をして、またいつもの生活へと戻りましょう。


とその前に、数時間に1本のバスを待つ間、好きなコトをして過ごしました。
薪割り、釘ナイフ作り、木をひたすら削る、ボーっとする、寝る、スイカを食べる。


ああ、夏休み。
子どもたちにとって、本当に素晴らしい時間と経験だったと思います。


門出の達人のみなさんに心より感謝申し上げます。

また、みんなで遊び行きましょうね^^
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