おしくらまんじゅうや、馬跳び、大根抜きなど、昔行われていた遊びが、
今はほとんど行われなくなっているようです。
これらはどれも、接触を伴うもので、相手に強い力がかかる場合があります。
ですから、危険だということで、学校などでは取り入れにくいことと思います。
放課後の子どもたちだけでの外遊びがほぼ消滅状態なわけですから、
学校の休み時間ですらやれないとすれば、その遊びの存在すら知らない、
そして誰もやらなくなる、という循環になります。
ここも、お子さんをお預かりして行っていますから、安全管理をしっかりとりなくてはいけません。
その上で、あえて接触を伴い、強い力がかかることを取り入れています。
子どもたちは楽しみながら、相手の力を知り、自分の力の入れ方を考えます。
時に、痛さを感じることもあります。
遊びの中で、互いの力を感じ、時に相手を気遣うという経験ができるのです。
私は、この経験なくして成長してしまうことに危機感を感じています。
スポーツに取り組む前にも必要な感覚だと思っています。