日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)

2022-06-18 07:00:00 | 植物

梅雨の時期に咲く、紫色の花といったら紫陽花、花菖蒲、ラベンダーなどが思い浮かぶ。

紫色の花は鬱陶しくて気持ちも沈みがちな梅雨の時期に、何となく涼やかで、気持ちを明るくさせてくれるような気がする。

この「ハタザオキキョウ(旗竿桔梗)」もそれらの紫色の花の仲間に加えたい。

 

 

「ハタザオキキョウ」の別名は「カンパニュラ・ラプンクロイデス」でカンパニュラの一種。

元々カンパニュラは、地中海沿岸に自生しているキキョウ科の花で、ベル(釣り鐘)のような形をしている花。

ところが、種類が多く500種類以上もあるらしく、それぞれに様々な名前が付いているのだけれど、とても覚えられない。

だから日本名の方が言いやすく、「ハタザオキキョウ」と呼んでしまう。

長く伸びた旗竿に咲くキキョウの花、イメージしやすい名前だと思う。

でも、キキョウと名が付いていて花はキキョウにそっくりだけど、ホタルブクロ属なんですよね。

 

 


 

学名:Campanula rapunculoides

英名:Creeping bellflower,Rampion bellflower

和名:ハタザオキキョウ

科名・属名:キキョウ科 ホタルブクロ属

原産地:ヨーロッパ、西アジア、コーカサス地方

 


 

 

 ちょっと余談 

「カンパニュラ」と検索していたらYouTubeでリスト作曲のピアノ曲、「ラ・カンパネラ(La Campanella)」に行き当たった。

カンパネラは イタリア語で「鐘」という意味。

曲名は知らなくても聴いてみたら誰でも思い当たる曲だと思う。

YouTubeでそれを弾いていたのが「辻井伸行」さんで、オーストリアで演奏された時の様子だった。

辻井さんだったからなのか、年齢によって涙もろくなってしまったためなのか、聞いているだけで涙が出てくるほど感動してしまった。

 

 

 


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