びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

びわこオオワシ夢日記

2016-03-10 | ミサゴ
 3/10 オオワシの余韻から抜け出して、いよいよ地者だ。 さてどこに行くかと迷う。
 なんとなれば、山は曇天で視界も悪い。
 こんな日は近場のノスリと思ったがノスリ棒に居ない。
 そうだ、ミサゴに行こう。桜が咲き一方通行に成ると路肩に止められない。
 今のうちに栄巣の確認だ。今年は雪が大したことなかったから巣が落ちたり倒木の可能性が無い。
 今頃は巣材を運んだり、交尾のころだ。
 ロープ持参で出かける。鈴と投げ玉持って。・・・・熊怖いからなぁ。
 久しぶりの山登り、車のそばでオオワシ写しとは次元が違う。体がなまってえらい。
 ふうふう言いながらロープの手助けで何とか上がれた。
 さてミサゴの巣は? あった。巣の中に1羽頭を出している。この時期まだ卵はないがメスは巣の中に居る。
 小さな声でピッピッピッと鳴き出した。何回も鳴き続ける。この鳴き方は獲物を要求している鳴き方だ。
 近くでオスが獲物を食べているはずだが周りの木々で見えない。
 暫くしたらオスが獲物をもって巣に入る。

 それをメスが受け取ってどこかで食べる。

 暫くお食事中でロスタイム。
 ミサゴは獲物を捕った方が途中で半分ほど食べてから巣に持ち帰る習性がある。
 暫くして警戒音を出して飛び出した。

 周囲を見渡したら遠くにクマタカの若がいた。1年者みたい。近くにクマタカの巣もあるのだろうか。

 何はともあれ、ミサゴの栄巣が確認できてよしよしと1時間で下山した。
 山下りは膝がガクガクで辛いが辛抱だ。
 久しぶりの山登り夢日記でした。

コメント
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