第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

総合内科医が見学に来ると

2014-09-10 23:22:27 | 総合診療
本日は、生まれてはじめて見学に来てくださった先生を
病院スタッフとして歓迎、また説明する機会を頂きました。

現在、現場の最高総司令官は紛れなくも自分でありますので、
好きなように好きなだけ思いを語ることができますし、
自分の医療に対する取り組みと当院の足りない点や欠点を
惜しむこと無くお伝えさせて頂きました。

全ての足りない点を自覚して頂いた上で、
おそらく日本において新しいスタイルとなる
【総合内科が完全主体となっている病院】の構築
を一緒に築いていって下さる方を心待ちにしております。

本日、御来院下さった先生は、素晴らしいの一言に尽きます。

関西の総合内科が有名な病院で研修を受けたらしく、

院内見学時に質問される興味の内容が
「細菌検査室は?」
「ERにグラム染色できる所ありますか?」
等が第一声でした。

また、「救急車を見ながら、病棟も最後まで見たいです。」
等、もう私が感動するような自分が日頃思っている事を
自らおっしゃってくるので、恋心はエスカレートして
しまいました。

最初に、Gram染色と救急医療に対して質問し見学
する姿勢を見るに、総合内科医としての実力は
間違い無い筈です。

決して恵まれている環境とは言えない当院ですが
このような逸材からちらほら見学予定が入り出しました。

日本の歴史の中では明治維新の時の様な、若いエネルギーが
楽しみながらシナジーを与えながら日本を変えていく。

そんな風に、この数ヶ月以内、大きく動き出したいです。