第四部 Generalist in 古都編

Generalist大学教員.湘南、城東、マヒドン、出雲、Harvard、Michiganを経て現在古都で奮闘中

野獣のリアル勉強法 その1

2018-09-26 12:43:34 | 総合診療

皆様 こんにちわ

秋ですね、疲れ気味です。Freeletics初めて2ヶ月かなりいい感じにトレーニングできたと思っていたら、まさかの腓腹筋の筋断裂。ブチっと音がしてそれ以降、みるみるウチに太っていってます。

市中病院の時は大学は時間があるのではないかと思っていたのですが、むしろ全く逆でドンドンと追い込まれるが大学のすごいところです。そりゃ、臨床・教育・研究を本気でやろうとしたらしんどいに決まっていますよね・・。

毎日夜は何らかのWeb会議で時間が取られ(もうこれマジでやめなければ・・)、加えて夜はGCSRTの授業、大学で受け持っている講義(感染症・寄生虫/原虫・臨床推論・内科学・臨床推論入門・闘魂外来・救急・早期体験実習)や看護学科の講義もいっぱい、雑誌の締め切りや単著の締め切りなんかも最近把握できておらず、受けてしまった講演も毎週毎週と続く。と、自分でも何か抜け出せない多忙の負のループに乗ってしまったような気がしてました。

最近はどのように集中力を保ちながら無駄なく時間を捻出し利用しながら成果を出すかについて勉強とトレーニングするチャンスと捉えて省察しております。

幾分、自分のメンターはそれをこなしていたのをこの目で見てきましたので、以前どうやっているのか??質問してみました。

極意は「マインドフルネスとシングルタスク集中力」らしいです。

去年読んだ本を読み直してみて、最近のオススメなのが 【SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」】です。

ここにもありましたが、やることが多すぎて頭がおかしくなりそうな時は大きな方眼紙にドンドンと殴り書きして行って、振り分けて各個撃破を狙うというのが自分には合っているようです。

さて今回は、以前 雑誌総合診療に載せてもらった記事で野獣のリアル勉強法からの内容を転載しておきます。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

【教育手法をどのように学んでいるか】

闘魂外来や名高い研修病院に集まるモチベーションの高い人を教育するのは実は極めて容易(レクチャーを聞きにきている人だけを相手にしていたり、だいたい市中の研修病院で指導していると勘違いしてしまいます)です。教育者としての手腕の見せ所は、やる気がない、勉強したくない、そもそも医者になりたいとも思わないなどの若者達を、自分たちの組織の為とかではなく、どう彼らにとって良い方向に支援するにあると考えるようなりました。

教育手法をどのように学ぶかというテクニカルな面は山ほどあり、また個人の好みだと思いますが、僕が気に入っているのは最新論文お届けアプリ(Read)で気にある領域の論文だけを届けてもらったり、島根は車の移動が多いので車内では必ずMKSAPオーディオを聞いたりしています。最近ではCouseraの授業を見ては気に入った事をメモし参考にしています。このCouseraは世界の一流大学の優れた教育のオンラインコンテンツで、なんと多くは登録すれば無料で見ることができます(字幕も出るし英語聞き取れなくても全く問題ありません!)。アフリカにいるお金がない青年も、日本の田舎に住んでいる研修医も、もはやネットさえつながれば学ぶ機会は皆平等で言い訳は一切出来ません。

最後は勉強するか、しないか?その二者択一による世界教育競争の時代に入っていると感じます。教え方を学ぶという意味では自分の中で努力していることが主に二つあります。

一つ目は自分がすごいな、素敵だなという教え方をしている人を自分が教えると仮定した視点で観察(偵察)しています。感情や感動に訴えエピソード記憶化する効率的な学び方であり、優れた他の先生のレクチャーなどは頻発に注聞きにいっております。

二つ目はその逆で、誰かの教え方を観察して反面教師的にこっそり観察しています。どちらも大事なことは①何が、②どのように、③良かった(悪かった)、④自分であれば今度からどうする、この4点について言語化してメモしておき、のちに練習と実践をしています。

(徳田安春先生を応援する写真)

今日はこの辺りで