現在シカゴ発東京行き機内の中、この1年を振り返っております。自分の周囲の数人の平均が自分だとかなんだかとかよく言われますが、それは全くの嘘ですね。
現在の自分の周りにはGo BlueのMichigan Mentorsがゾロゾロと揃っているので、とてもではないですが最下層を低空飛行している気分で嫌になることが実は多々ありました。
そんな中で、「タカシはこれを学んだ方が良い!僕も話すから参加しなさい」とSanjay Saint先生から指示をうけFD(指導医講習会)に参加してきました。2月14日バレンタインデイ1日中です。
この年になると心が震えて眠れなくなるくらいの心の底から感動する学びってあまりないのものです。が、その日は違いました。
最後のKey lectureを務めたSanjay Saint先生の「医療者としての毎日には、喜びと幸せを」というお話には泣きそうになるくらいに鳥肌が立ちました。*日本で言うとERの父の寺澤先生のお話スタイルに近いかもしれません。
臨床、教育、研究だけでもない(本当にどれも超一流です)、本当の指導者というか、人間としてのあるべき美しい姿勢というか、そこにいるだけで周囲の人を笑顔にし、幸せな雰囲気にすることができる我らがボス。多分、神というか、愛に満ちた人なんです。ぜひ日本の多くの方に感じてもらいたいです。
実は、そういう姿にこっそり憧れ、自分で自分に絶望しては、また頑張ろうと翌日復活することを繰り返しつつ生存していたのだと実感させてもらえた日でした。睡眠を削る生活で愚痴や不満がでるとしたら、感謝の心が足りてないからなのだと自分に言い聞かせつつ。
もうすぐ羽田に到着です。
*そういえば、後で気づいたのですが、現在日本でベストセラーのChatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法を書かれたイーサンクロス先生とかも普通に指導医講習会の講師です。ミシガンの層の厚さはすごいです。
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