温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ニラ(韮)の花 大好き! ヒメアカタテハ(姫赤立羽)

2017年09月25日 | 昆虫
 ① 畑のニラ(韮)の花が満開です。
 そこへ、沢山のヒメアカタテハ(姫赤立羽)がやって来て吸蜜しています。



 ② モンシロチョウ(紋白蝶)も吸蜜にやって来ました。



 ③ やっとヒメアカタテハ(姫赤立羽)が翅を広げてくれました。
 南極大陸を除く全ての大陸に分布していて、分布が広いチョウの一つで、しかも、地球温暖化により北上しつつある種のひとつです。



 ④ よく似たのに「アカタテハ(赤立羽)」がいます。
 違いは、③と見比べて分かるように、アカタテハは赤丸のように茶褐色の部分が広いです。
 しかも、ヒメアカタテハ(姫赤立羽)は花だけにやって来るのに対して、アカタテハ(赤立羽)は樹液や腐った果実にもやってきます。



また旅ができるかな! マタタビ(木天蓼)の果実

2017年09月24日 | 植物
 ① 信州では、特に秋らしいモノを見つけることができなかったので、マタタビ(木天蓼)の果実を採ることに専念しました。
 車を走らせながら見つけるために、白化した葉を目印に探しました。
 山道では、意外に多くのマタタビ(木天蓼)を見つけることができました。




 ② 果実は、「疲れた旅人がマタタビを食べたところ、再び旅を続けることが出来るようになった(精力剤)」ことから「復(また)旅(マタタビ)」と名付けられたという俗説があります。
 熟した果実は、そのまま食べられますが、塩漬け、みそ漬け、薬用酒(マタタビ酒)などにして利用されます。
 一度、山の温泉地の料理で「みそ漬け」を食べたことがありますが、特別な味がした記憶はありません。




 ③ 今回、100個ほどの果実を採ってきました。
 臭いをかいでも、まったく香りはありません。
 食べるためではなく、マタタビはネコ科の動物に恍惚感を与える揮発性物質を含んでいるので、家猫がどのような反応をするか見たかったためです。
 我が家にはネコがいないので、隣家から遊びに来るネコで試してみますかねえ。



上諏訪温泉、奥蓼科温泉、霧ヶ峰温泉へ!

2017年09月23日 | 秘湯巡り
 ① 所用で諏訪へ2泊で行くことになったので、温泉にも浸かってきました。
 まず、諏訪大社上社本宮前にある博物館の「神宮寺足湯」で足を清めました。


 ② 諏訪大社は、諏訪湖を挟んで北側に「下社」、南側に「上社」があります。
 今回は、初めて「上社本宮」を訪れました。




 ③ 日本三大奇祭の一つである御柱祭で建てられた「一之御柱」は、17メートルもあります。



 ④ その近くに、諏訪の温泉の源泉とも言われる「明神湯」が湧いていました。



 ⑤ 上社本宮から郷中の道を5分ほど歩くと、「宮の湯」があります。
 旅館の一角に共同浴場が建てられおり、地元ご用達のような湯ですが、400円で浸かることができます。


 ⑥ 14:00から始まるので、これまで浸かるチャンスがなかった待望の湯です。
 愛知から探してきたと言うと、女将さんが色々説明してくださいました。
 「最初は、掘削技術が劣っていたため岩盤に当たって28℃の低温の湯しか出なかった。しかし、技術が向上し、岩盤を突き抜けると62℃の高温温泉が出た。そのため、現在は高温温泉と低温温泉を混ぜて、浴槽に入れ、かけ流しにしている。」とのことでした。
 高温泉を適温にするために3つの方法がありますが、最悪な方法は「水を混ぜる」ことです。また、高温泉を一度貯めて冷やすという方法もありますが、これでは温泉に含まれていたガスが抜けて、生きの悪い温泉になってしまいます。今回は、最高の方法で適温にしている新鮮な温泉に浸かることができました。


 ⑦ 一日目は、高台の公園から諏訪湖を一望した左側赤丸の「すわ湖苑」に泊まりました。


 ⑧ 「すわ湖苑」から歩いて5分ほどの所に、諏訪湖を眺めてゆったりと浸かることのできる巨大な足湯があります。


 ⑨ さらに、その横には、「間欠泉センター」があります。昭和58年の頃は、自噴で50mも吹き上げていたそうですが、止まってしまったので、現在はコンプレッサーで圧縮空気を送って、5mほど吹き上げています。そのため、観光客用に1時間半ごとに見られるようにしています。


 ⑩ 二日目は、用務を終えて「奥蓼科温泉郷」に向かいました。
 途中、東山魁夷画伯の名画「緑響く」のモデルのなったと言われる「御射鹿池(みしゃか池)」に立ち寄りました。
 湖面に映る緑が幻想的でした。


 ⑪ 奥蓼科温泉郷の一番奥まったところにある「渋の湯・渋御殿湯」です。
 諏訪藩の藩主が愛用していたので「御殿湯」という名がついた由緒ある湯です。


 ⑫ 源泉は29℃で、細かい析出物が無数に漂い乳白色の「硫黄泉」です。
 隣には、加温して42℃になった浴槽があるので、交互に入りました。


 ⑬ ビーナスラインは、すでに初冬の雰囲気で、半袖の私は寒さに震えました。
 そのため、昆虫も野鳥も姿が見えず、中途半端な時季に来てしまいました。


 ⑭ 宿泊地は、天然温泉(アルカリ性単純泉)の湧く「ヒュッテ霧ヶ峰」です。
 朝は、名前の通り霧が出て、気温も8℃でストーブが焚いてありました。
 今回の旅行で、1,525湯になりました。



こけしの胴体を食べるよ! イヌマキ (犬槇)の果実

2017年09月20日 | 植物
 ① イヌマキ (犬槇)に沢山の果実がなりました。
 イヌマキは雌雄異株なので、これはメス株です。




 ② まるで「こけし」が吊り下がっているようです。
 名前は、スギ(杉)の古名が「マキ」でしたが、スギより劣るという意味の「イヌ(犬)」を付けたものです。




 ③ コケシの胴体に当たる赤い部分は食べることができ、花床(イチゴでいえば大きく膨らんだ部分)で、ゼリーのような食感で甘味があります。
 コケシの頭に当たる緑色の部分が果実で、この中に種子があります。
 ただし、この部分は有毒なので、食べることはできません。



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