温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

アケビコノハ (通草木葉蛾)の幼虫 巨大な目玉模様!

2022年05月07日 | 昆虫
① 4月上旬、アケビ(木通)の花が綺麗に咲いていました。

② そろそろ果実に生長していると思い、見にいきました。

③ アケビ(木通)の葉の中に、独特な姿勢をしたアケビコノハ (通草木葉蛾)の幼虫を見つけました。
 脱皮直後のようで、脱ぎ捨てた皮が後ろにありました。

④ よく探すと、もう一匹の幼虫がアケビ(木通)の葉をモリモリと食べていました。

⑤ 更に、体の巨大な目玉模様が目立つ三匹目も見つけました。
 私も初めて見た時、この目玉模様に「ギョッ」としたコトを思い出します。
 やはり、野鳥などの天敵を脅すのに役立っているんでしょうねえ。

⑥ この後、蛹になり羽化して成虫になり、成虫で越冬します。
 以前、秋に庭で見つけたアケビコノハ (通草木葉蛾)ですが、枯れ葉に擬態した姿は見事です。
 
 


クロアゲハ(黒揚羽蝶)、カラスアゲハ(烏揚羽蝶) 黒の舞!

2022年05月06日 | 昆虫
① 朝、庭で「クロアゲハ(黒揚羽蝶)」のメスが休んでいるのを見つけました。
 名前から真っ黒というイメージがありますが、写真のように稀にメスの後翅に綺麗な模様があるのもいます。
 また、モンキアゲハも飛んでいました。

② そこで、野外に出かけると「カラスアゲハ(烏揚羽蝶)」が吸水しているのを見つけました。
 その場所は、白っぽくなっているので、野鳥の糞尿のようです。

③ 私が近づくと飛び去りますが、必ず同じ場所に戻ってきて吸水を始めます。

④ ほぼ同じコースを旋回し帰ってくるので、舞う姿を狙いました。

⑤ よく見ると、前翅表面に暗色部があるので「オス」です。
 糞尿で精子を沢山作ってくださいね。
 

 

ヒメクロオトシブミ(姫黒落文) 落とさない文!

2022年05月05日 | 昆虫
① 庭のトリトニアが満開でオレンジロードが綺麗です。

② 葉の上に小さなヒメクロオトシブミ(姫黒落文)を見つけました。

③ 4月上旬に見つけた「ウスアカオトシブミ(薄赤落文)」とは、まったく体色が異なります。

④ 姿は似ていますが、背面がつやのある黒で歩脚が黄色です。
越冬した成虫は、春に葉を丸めて揺籃を作り、その中に産卵します。
孵化した幼虫は揺籃の内部の葉を食べて成長します。
新しい成虫は夏に産卵し、孵化した幼虫は秋までに成虫となり、越冬します。
つまり、成虫は年に2回出現します。

⑤ 葉を丸めた揺籃(いわゆる落とし文)」は、地上に落とすのもいますが、ヒメクロオトシブミ(姫黒落文)は吊り下げておきます。


イチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫) 紫式部が好き!

2022年05月04日 | 昆虫
 今日は、外孫に野菜苗(トマト、ピーマン、キュウリ、カボチャ)を届けました。
 うまく育ててくれるとイイですがねえ。
① 里山へ出かけイチモンジカメノコハムシ(一文字亀子葉虫)を見つけました。
 ムラサキシキブ(紫式部)の葉が好きで、葉を食べる「ハムシ(葉虫)」です。
 葉に穴が開いています。

② 三カ所で見つけましたが、メスの上にオスが乗り、交尾しているのもいました。
 
③ 下から見てみると、まるで体が透明なプラスチックケースの中に納まっているようです。

④ 手のひらに乗せてみました。
 まさに、「カメノコ(亀の子)」のようですねえ。
 



ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目) 訪花する蛇の目模様!

2022年05月03日 | 昆虫
① 春型の綺麗な「キアゲハ」がいました。

② 道で今年初めての出会となった「コミスジ」です。
 
③ ハルジオンで吸蜜する「ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)」がいました。

④ 翅の裏側は、名前の通り「波模様」と「蛇の目模様」です。
 蛇の目模様のあるタテハチョウ科の中では、花に訪れるのは異例な存在です。


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