
1月14日
加子母の最北部にある、大杉地蔵尊。

昨日は朝から、晴天で気温も上がり雪解けが始まる
婆さんを歯科医院へ送って行き、待ち時間を
利用して雪深い小郷地区へ。

「願掛け地蔵」、 病弱な子どもの健康祈願に。

特に「子宝お授け祈願」はこの地方では有名。

国の「特別天然記念物」小郷の大杉
樹齢千数百年の大杉の樹皮は安産のお守りとして
県外からも頂に見える
婆さんも子供達も此の杉の樹の皮を腹帯に
入れて、皆おかげさまで安産であった。

同じ加子母の中でも、爺の住んでいる所よりも
雪の量は倍で有り、通称 「おじゃった村」と言われ
京言葉で「何々でおじゃる」と長老たちが話している
平家の落ち武者、三浦一族が住み着いたと言われる
殆どが三浦姓を名乗っている。

当地の小郷地区は遺跡や伝説の宝庫と言われ
今は深い雪に覆われ静かに眠っている。