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Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』

2006年07月23日 23時00分26秒 | Weblog
渋谷東急で観てきた。
昨日公開したばかりなので、
場内は即満員。
若い人たちが多いように思う。

面白かった!!
前作よりもアクションに力を入れていて、
とてもスリリングだった。
このシリーズは基本的に悲しいとかかわいそうとか
そういった負の感情が一切ないね。
だから見ていて楽しくなる。
特に今作はジャック(ジョニー・デップ)の行動が笑えるし、
剣技はスリリングだし、
何よりも「クラーケン」が迫力ありすぎる!!
あれを沖縄合宿前に見ていたら、
海に行く気を失くすと思う……。
CGのすごさも去ることながら、
あの大きな触手で船を飲み込むシーンは
観ているこっちも恐怖におののくわ……。
エリザベス(キーラ・ナイトレイ)も
ウィル(オーランド・ブルーム)に剣技を教わったという設定で、
果敢に戦っていたが、その姿も美しかった。

一番面白かったところは、
宝箱の鍵を求めて、ジャックとウィルとノリントンの3人で、
闘っていたところだね。
ジャックに渡ったかと思ったら、ウィルがすかさず取り上げ、
それをノリントンがまた奪う。
でもジャックがこっそり奪い取り……。
剣技を交えての攻防はハラハラした。
特に水車の上で、中で、転がりながら闘っていたところは見物だね。
撮影ちょー大変そう。

あんなにヘラヘラしててやる気も頼りがいもなさそうなのに、
いるだけでなんか安心するジャック・スパロウ船長の存在感は
とても心に残る。

ラスト、すっげーびっくりした。
前作見てないとわからないけど、
「マジかよ?!」って思って、
思わず口が開いてしまいました。
続編が楽しみだわー。

これは観た方がいいと思う。
アクションと笑いが多くて、
とてもスッキリする!!

が、今日の環境は最悪だった。
後ろに座っていたオバサン軍団。
女の魅力を失い、ただの肉の塊の分際で、
ちょっとしたところでゲラゲラ笑うし、
キャーとか言うし、マジうるせー。
せっかくの映画を見事に台無しにしてくれた。
確かに笑えるシーンは多かったが、
あんなに笑ってるのは場内でやつらだけ。
クラーケンに飲まれて欲しい。
スタッフロールのとき、
ロスで2回、東京で2回観たと豪語するクズが、
まるで自分はパイレーツマスターかのような口ぶりで
まわりの友達にいろいろ話している姿がうざかった。
「実はあれ○○なのよねー」
「監督のジェリー・ブラッカイマーってさ~」
「映画に出てきたあれね~」
関係者でも何でもないやつが知ったような口調で何をほざいてやがる。
外部不経済もいいとこだ!!

やっぱ映画は静かに観たいものです。

『マイ・フレンド・メモリー』

2006年07月23日 00時58分57秒 | Weblog
あまりに泣きすぎて声を抑えられなかった。
そんな感動の映画。
中学のとき、見よう見ようと思ってて、すっかり忘れてた。
でも、そのまま忘れ去ることがなくてよかった。
そんな価値ある映画。

父親が殺人犯の、図体がでかくて弱気なマックスは
いつも学校でいじめられていた。
そんなとき隣に重い病気を持った子が引っ越してきた。
名前はケビン。
体は小さいが勇敢で、博識な子供。
二人はいつの間にかよきパートナーとなり、
マックスは体の弱いケビンの足となり、
ケビンは弱気なマックスの脳となり、
いつも二人いっしょにいた。
マックスのおかげでケビンはいろんなところに連れて行ってもらい、
ケビンのおかげでマックスは本を読むことを知り、勇気をもらった。
二人とも友達がいなかったが、
お互いのおかげで友達の大切さを知る。
殺人犯の父親が仮釈放となり、マックスを連れ去ったときも
ケビンは果敢にも一人で助けに行き、
またケビンのピンチをマックスが助けた。
最後、ケビンはその尊い命を病気によって奪われる。
友達の大切さや
友情とはお互いがお互いの足りないところを補い合う関係でもある
ということを教えてくれる作品。

ケビン役のキーラン・カルキンは、
『ホーム・アローン』でお馴染みマコーレ・カルキンの弟。
さすが似ているわ~~。
そしてそんなケビンの母親はシャロン・ストーン。
マジきれいだわ~~。
ケビンの余命が1年と知ったときの母親のショックを受けた姿は、
とても印象的である。
最後、クリスマスパーティーが終わった後、
ケビンはマックスにプレゼントを渡す。
何も書いていない真っ白な本。
「文章は絵の欠片。想像力で組み立てる」
ケビンはそう言って、二人は別れたんだけど、
その夜、ケビンは眠ったまま天国へ旅立った。
それを知って救急車を追いかけるマックスの姿はマジ感動。
ケビンが以前、「僕はあそこで体をとっかえてもらうんだ」
と言っていたところに向かうんだけれど、
実はそこはただの病院の洗濯工場。
自分の命が残り少ないことを知っていたケビンはウソをついたのだ。
それを知ってその場で泣き崩れるマックスの姿は、
あまりにも同情をそそる。

ストーリーはマックスが過去を振り返っている形で進んでいくんだけど、
それをケビンからもらった本に書き記していたのが最後にわかるんだ。
ケビンから教えてもらった読書を、
ケビンからもらった本に執筆という形で活かす。
友達から教えてもらったことって、
宝物だよね。

絶対見るべき映画。
見なきゃ損する映画。

マイ・フレンド・メモリー

角川エンタテインメント

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