Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『監獄のお姫さま』を見終わって

2017年12月20日 00時52分44秒 | ドラマ
http://www.tbs.co.jp/pripri-TBS/

BBAのわちゃわちゃドラマ。
無実の罪を着せられ、刑務所に入った夏帆を、
同じ刑務所にいたおばさんたちが救うという話だけれど、
BBAが好きではない身としては、
本当に何が面白いのかまったくわからなかったドラマである(笑)

宮藤官九郎はおばさんのおしゃべりを書いているのが好きってことで、
この話に行き着いたとのことだけれど、
これはもう嗜好の違いとしか言いようがない(笑)

そう、そのはずだったのだけれど、
先週から急に面白いと感じるようになった。

別に必死で生きているおばさんたちが好きになったというわけではない。
宮藤官九郎ドラマのテンポに体が乗れるようになった、
という言い方が正しいかな。
とにかくね、このテンポのよさと、
ちょいちょい挟んでくる小ネタがね、
だんだんツボってくるんだよね。

無実の罪ってところはわかってるから、
物語のオチというのは大体予想がつくのだけれど、
そこに行き着くまでのテンポや披露される小ネタがね、
すっごく面白いんだわ。

こんな自然に、うまい具合に、
笑いを起こさせるポイントを挟み込めるのは、
実際に脚本とか書くとわかるけど、
マジで難しいからな。。。

個人的には坂井真紀の「あたし、女優よ~ん」と、
森下愛子の「わけーの!」っていうセリフが好きだった(笑)

あとやっぱり伊勢谷友介はかっこいいな。。。

『明日の約束』を見終わって

2017年12月20日 00時22分19秒 | ドラマ
母親サイコパスのミッチー鼻声ドラマだった。
そして自分のエゴでしかない愛情はよくない、と。

井上真央がスクールカウンセラーとして勤務する高校で起こった生徒の自殺を主軸に、
その生徒の家庭環境や友達との関わりを描いたドラマ。
主に母と子の関係性が重要だった。

とにかくね、もう母親がサイコパス過ぎて。。。
仲間由紀恵は息子に対する歪んだ愛情を持った母親で、
とにかく息子のすべてをコントロールしたがってた。
そうすることが正しいと思っていたから。

でも、それ以上に怖かったのが手塚理美。
井上真央の母親役で、普段はニコニコしているんだけど、
ちょっとでも気に入らないことがあると
いきなり大声で怒り出すからね。。。
毎回ヒヤヒヤしてた。

こっちは自分の娘を所有物と捉えており、
仲間由紀恵と比べると、
子供への愛情というよりは、自分の支配欲が強かった印象。

さらに工藤阿須加も親の愛情が兄に注がれていた過去から、
親を悪く言った井上真央にブチ切れていたし、
及川光博は以前、仲間由紀恵に過去の不祥事を言及されたことが癇に障り、
その息子が孤立するよう仕向けるなど、
もはやただの嫌がらせ教師でしかなく、
なんかもう登場人物みんな闇しかないドラマで心が痛んだ(笑)

先週までは面白いと感じていたのだけど、ラストがちょっとなあ、と。
結局生徒が自殺した直接的な原因は明言されず、
(俺は母親からの重圧がメインだと思っているけど)
最後に井上真央が「自殺はよくない!」と言ったことで、
単に自殺防止の啓蒙ドラマだったんじゃないかっていう後味で終わってしまった。。。