Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『コウノドリ』を見終わって

2017年12月23日 23時42分50秒 | ドラマ
最終回はマジでヒヤッとした。。。

前シーズンは見てないから今回が初だったけど、
これは子供がいるかいないかで、
相当に受け止め方変わりそうなドラマだと思った。

何の問題もなく、
健康的に出産を終えられる人がいる一方で、
産後うつや切迫早産、
出生前診断による疾患の判明など、
想像以上に出産における苦難やそれによる
母親の苦悩というのが多いということを知った。
俺がすべてを理解・共感するのは難しいけれど、
いろいろためになるドラマだったな。
特に第5話の切迫早産と子宮内胎児死亡は
筿原ゆき子の演技がとても素晴らしいと感じた。
ふと、俺の記憶にはまったくないけれど、
俺が2歳のときに死産扱いとなった妹がいたという話を思い出した。

あとは、ここの先生たちのキャリアパスに対する考えが、
これまでの医療ドラマよりも明確というか、
目指すべきところをみんなしっかり持ってるなと思った。
自分のキャリアを見つめ直し、
必要な力をつけるため、
違う科に異動したり、
病院を辞めたり、
もちろん出戻りの人とかもいたけれど、
ひとつの場所に捉われない働き方をしていていいなと思った。

大森南朋は、
本当に優しく穏やかな先生で、
今日観た『ビジランテ』のクズ役との差が大きすぎて改めてビビる(笑)

綾野剛はピアノ弾くとき、
あんなに前髪長くて鍵盤見えてるのか謎(笑)

『カンフー・ヨガ』

2017年12月23日 21時46分12秒 | 映画


久しぶりにジャッキー・チェンになりたいと思った映画(笑)

隠された財宝を巡り、悪いやつらと戦うという
『インディ・ジョーンズ』のような話だけど、
市街地でのカーチェイスあり、
スピード感溢れるジャッキーアクションありで満足。

今年はジャッキー映画が3本公開されたけど、
その中では一番面白かったと思う。

特にこの前の『スキップ・トレース』では、
なんかアクションの動きが遅く感じて、
「ジャッキーも歳には勝てないのか」なんて思ってたけど、
今回は俺が小さい頃に憧れた素早い動きも健在でかっこよかった。

そして、出てきたインド人と中国人の女優さんがみんなクッソ美人でね!
好きです(笑)

『彼女が目覚めるその日まで』

2017年12月23日 21時30分52秒 | 映画


タイトルからして「もしや、、、」と思ったけど、
まさかの『8年越しの花嫁 奇跡の実話』とまったく同じ設定だった。
公開日も同じ2017年12月16日(土)。

抗NMDA受容体抗体脳炎。
抗体が脳を攻撃してしまう病気らしい。

新聞記者としてバリバリ働くクロエ・グレース・モレッツが、
ある日から急に原因不明の体調不良に見舞われ、
病院に行くもまったく原因がわからず、
日に日に症状が悪化していく中で、
恋人や家族が支え、
医師が懸命に原因を突き止めていく話である。

同じ設定ではあるけど、
こっちの方が面白かったかな、個人的には。
恋人はいたけど純愛は皆無で、
ひたすら原因究明に突き進んで行くのがわかりやすいし、
全体的に見応えあった。
検査ではすべて正常なのに、躁鬱が激しく、
幻覚・幻聴もあり、強硬症まで発症していく中で、
原因が一向につかめないやるせなさと、
ナジャー医師の尽力でようやく原因がわかり、
回復の見込みがあるとわかったときの安堵感はハンパない。
クロエ・グレース・モレッツの演技もよかった。

そもそも『8年越しの花嫁』では、
その抗NMDA受容体抗体脳炎という名前すら出てこなかった(笑)
まあ、「どんな病気か」よりも、
「病気になった彼女を支える婚約者」に
フォーカスが当たっていたので、
作りが違ったからだろうけど。

そういえば、土屋太鳳も急に発作を起こしていて、
あまりにも突然だったからよくわからなかったけど、
こっちの映画を観たおかげで理由がわかった(笑)
クロエ・グレース・モレッツは昏睡にもならず、
記憶喪失にもならなかったから、
症状は土屋太鳳とは違ったのかな。

どちらもハッピーエンドではあるけど、
『8年越しの花嫁』は患者本人よりもその婚約者の動きがメインで、
『彼女が目覚めるその日まで』は患者本人の体験記感や緊迫感が強くて、
こっちの方がよかった。

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』

2017年12月23日 21時27分14秒 | 映画


いい話だったけど、泣けなかった(笑)

寝たきりの状態から奇跡の復活を遂げた土屋太鳳と、
8年にも及ぶ闘病生活を支えた佐藤健の映画。

今年、『PとJK』や『兄に愛されすぎて困ってます』、『トリガール!』で、
立て続けに元気とハイテンションの押し売りのような
天真爛漫なキャラだった土屋太鳳が、
病に倒れ、寝たきりになり、チューブに繋がれまくっている姿は
ある意味ショッキングであった。
リハビリシーンや取り乱すシーンの土屋太鳳の演技はよかったと思う。

こういうパートナーが病気になる純愛映画は、
予告とかで泣けるんだろうなと思わせつつも、
ここ最近は実際に泣いたことはほとんどないな。。。

映画では、そのパートナーを懸命に支えるストーリーが多いけど、
逆に支えることを諦めたケースってのは、
実際にどれぐらいあるんだろうかってのは少し気になった。

『DESTINY 鎌倉ものがたり』

2017年12月23日 00時42分29秒 | 映画


これはいい映画だった!
黄泉の国に連れ去られた妻の高畑充希を取り戻すために、
夫である堺雅人が霊体となって乗り込む話なんだけど、
世界観がジブリを実写化したような感じで面白かった!

話も単純明解でわかりやすいし、
CGもクオリティ高くて、
あのドファンタジーな世界観を綺麗に再現できていてよかった。
終盤の堺雅人はもはやアメコミのグリーン・ランタン感あったけど(笑)

鎌倉という場所はもはやきっかけでしかない気もしたけど、
都内に住む人なら割とよく行くから馴染みもあるし、
アニメの延長のような感じで、
ファンタジーが苦手とかじゃなければ、
老若男女広く楽しめそう。

しかも意外と感動ポイントもあるっていう。
普通に泣いた。

高畑充希は半分ぐらい“カホコ”だった(笑)

山崎貴監督は監督と脚本だけでなく、VFXまで担っててすごいな。

『光』

2017年12月23日 00時37分38秒 | 映画


タイトルは『光』だけど、中身は闇でした。

少年時代に、犯されている幼馴染(長谷川京子)を助けるために
人を殺してしまった井浦新が、
25年後にその過去を掘り起こされそうになる話。
それも当時よくつるんでいた別の幼馴染(瑛太)に。

瑛太がぶっ壊れてて、『ミックス。』のときと全然違うじゃねーか、と。
『ウォーターボーイズ』のときの爽やかさもなく、
暴力を振るわれていた父親に怯え、
承認欲求が強く、
金をせびるぐらいには闇であった。

井浦新の妻役の橋本マナミも、
瑛太といい具合の不倫関係なのだけど、
それを知っていながらもスルーする井浦新がある意味怖かった。

原作は未読であるけど、人の闇がメインなあたり、
さっき観た『ビジランテ』同様、
テンションが下がる映画である。。。(笑)

そして、BGMが独特だった。
ジェフ・ミルズという人らしい。

『ビジランテ』

2017年12月23日 00時34分10秒 | 映画


あー、これこれ、この感じ。
昨年『ヒメアノ〜ル』観たときと同じ感じ。
後味悪くて、晴れた空もどんよりにしか見えなくなる、
生きていく力が吸われるような、気分が下がる映画。
でも好きである。こういうの。

幼い頃、暴力を振るってきた父親の死をきっかけに
30年ぶりに三兄弟が再会する話。

しかし長男の大森南朋はシャブ中で、
二男の鈴木浩介はうだつの上がらない政治家で、
妻の篠田麻里子が(多分)女を使うかなんかで旦那の立場を保ち、
三男の桐谷健太はデリヘル運営なんかをしつつ、
怖いお兄さんにボコられるという、
もうなんか、闇でしかなかった。

大森南朋は『コウノドリ』で
「はい、元気な赤ちゃんですよー」なんていう
優しい新生児科の先生をやりつつも、
『アウトレイジ 最終章』や今作で、
闇まっしぐらな役をやっているので、
本当に役の幅が広いなと(笑)
しかも今回は『アウトレイジ』とはまた違った闇感があって、
いろんな痛々しさが伝わってきた。

吉村界人も割とサイコパスチックな役だったんだけど、
彼はなんかそういうのが似合うな(笑)

こういう裏稼業的な映画は
『新宿スワン』のように、
ひとりいいやつがいる割と明るい感じだったり、
『アウトレイジ』のように、
怖さよりもビジネスライクな方向に走ったり、
『ビジランテ』のように、
精神的に追い詰めてくる感じだったり、
描き方もいろいろだなと思った。

それにしても、誰も救われないどんよりする映画だったなあ。。。(笑)