Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

実写の5000倍よかった劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』

2018年09月07日 23時34分56秒 | 映画


。・゜・(ノД`)・゜・。

なんだよおおおお、アニメの方が5000倍もいいじゃねえかよおおおお!
泣いた、泣いた!

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
のアニメがかなり微妙だったから、
これも「なんで去年やったばっかの映画をもう一回、しかもアニメでやるんだよ」
とブーブー思ってたけど、断然アニメの方が良作でした。

アニメだからこそ出せる色使い、テンポ、表情ってあるよね。
また空気の流れとか重力感とか、実写じゃありえないような、
ちょっとした物理法則の無視感もアニメ版のよさだと思う。

さらに、主人公の他人への興味のなさっぷりと、ヒロインの元気な性格が、
実写よりも分かりやすく描かれていたのがすごくよくて、
その分「人と関わることが“生きる”ということ。人あっての自分」
というメッセージが実写よりもバリバリ刺さった。

最後の遺書読むところや墓参りのところなんか、
すごくロマンチックだったし、
これでまたしばらく現実を生きていけそうです。

高杉真宙とLynnの声、よかったなー。
日本のアニメはいいね。
邦画も実写化よりアニメ化の方が相性いい作品絶対もっとあると思う。

ちなみに、実写版とは構成がけっこう違うのだけど、
原作は読んでいないので、
実写とアニメのどちらがより原作に近いかはわかりません(笑)

「人」を感じられなかった『ハゲタカ』

2018年09月07日 00時44分20秒 | ドラマ
公式サイト

今クール最初の最終回。
でも個人的には一番イマイチだったかなー(笑)

企業買収ドラマだけど、
「ごはんですよ!」を固めたような髪型の綾野剛が、
私腹を肥やしたいおっさんたちと札束の殴り合いをするという、
ただそれだけだった印象。

誰かが成長するようなわかりやすい“変化”があるわけでもなかったし、
達成したい目的である「腐った日本経済をぶっ潰す」というのが、
いつもやってた企業買収との繋がりを連想しづらい。

本当に淡々と職務を全うするに徹していたから、
このドラマにはあんまり「人」がいなかった気がして、
それが同じ企業系ドラマでも池井戸潤の作品との違いかなあ、と。
誰かの熱い想いを苦難を乗り越えながら貫くという人間らしさよりも、
記号が並んだような無機質な感じがした。

綾野剛がいつも無理に声を低くしていて、
ちょっと笑ってしまった。

是永瞳と青野楓は揃って空手強いらしいので、
アクションモノでの共演をいつか見てみたい(笑)