Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

戦士たちの回顧録 その25 (by カイエン)

2006年12月15日 12時24分46秒 | Weblog
拙者、世界が崩壊する前から気になっていた人がいたでござる。
マランダにいる女性。
ずっと遠い地にいる男性と文通していた女性でござる。
べ、別に好きとかではないでござるよ!!
拙者にも愛する妻と息子がいたでござるからな!!
文通なんてなかなか面白いと思っていた、
ただそれだけでござるよ。

世界が壊れ、その女性をふと思い、
マランダに行ったでござるよ。
その女性は今でも手紙を書いていたでござる。
もうすでに相手の男性はこの世にいないのに。
拙者、見るに見かねてその男性のフリをして
手紙の返事を書き続けていたでござる。
しばらく続いていたでござるが、
やはりこのままではいけないと思った。
今までだまし続けていたことは謝るでござる。
でも現実を知ってもどうか落ち込まないで欲しい。
前を見て生きていって欲しい。
そして、愛するということを忘れないで欲しい。
きっと死んだ彼もそう強く願っているはずでござる。

そんなとき、ティナ殿たちがやってきたでござる。
みんな生きていて本当によかった。
拙者、もちろん行くでござる。
妻と息子の仇。
絶対にケフカをぶった斬るでござるよ!!

戦士たちの回顧録 その23 (by モグ)

2006年12月15日 12時16分14秒 | Weblog
クポー!
みんな生きてたクポー!
よかったクポー!
またいっしょに戦うクポー!

みんな死んじゃったかと思ってて
すっごく寂しかったクポー!
ずっとナルシェの奥にいたんだけど、
またみんな来てくれて本当にうれしいクポー!
あのケフカってやつを倒しに行くクポー!!

戦士たちの回顧録 その22 (by リルム)

2006年12月15日 12時10分48秒 | Weblog
世界が壊れちゃったみたいなんだよね。
あたし、よく生きてたよね~。
まあこのリルム様がそう簡単に死ぬわけないんだけど。
でも、おじいちゃんとも離れ離れになっちゃったし、
やることないからとりあえず絵でも描いてたんだよね。
あたし絵好きだし。

本当は自分ではよくわからないんだけど、
あたしってけっこう絵がうまいらしくて、
いろんな人から褒められるんだよねぇ。
そうしたら変なおじさんから声かけられてさ、
アウザーっていったかな?
ラクシュミの絵を描いて欲しいって頼まれたわけさ。
暇だし、い~よ~ってなって、
今までずーっとラクシュミの絵を描いてたんだよね。
アウザーっておじさんの家、
ちょー大きくて、マジびっくりしちゃった!!
やっぱ金持ちって違うのね。
でもあの色男ほどではないと思うけど☆

ラクシュミの絵を描いてたら、
いつの間にやら変な悪霊がとりついちゃったみたいで。
マジキモかったんだけど、
どうやっても離れないからかまわず絵描いてました。
アウザーのおっさんはびびってたけど。
そしたらこの前、ティナのお姉ちゃんがやってきて
悪霊を倒してくれたんだ。
さっすが強いねー。

みんなあのうひょひょ野郎を倒しに行くんだと。
だからあたしも行くわ!
アウザーのおっさん、
うひょひょ野郎倒したら
また絵描きに戻ってくるからそれまで待っててねん☆

戦士たちの回顧録 その21 (by シャドウ)

2006年12月15日 12時09分26秒 | Weblog
世界が崩壊し、非情なほどに残酷な世の中になったな。
俺には向いている世界かもしれん。
修羅の道に身を捧げた俺にとっては。
「いちげきのやいば」という剣を探して、
俺は各地をまわっていた。
ようやくそのありかにたどり着いたが、
ちょっとドジったせいで、大きなキズを負った。
それをあいつらに助けられたんだが……。
しばらく休めといってサマサの村まで連れて行ってくれたのはいいが、
俺はどうしても「いちげきのやいば」が欲しいんでな。
悪いが、お前らが村から出て行った後、
こっそり抜け出したぜ。

こんな世の中にピッタリの場所があってな。
コロシアムと言うんだが、
アイテムを賭けて己の肉体のみで戦うまさに修羅の場だ。
もしかしたらここにいれば誰かが
「いちげきのやいば」を賭けるんじゃないかと思って、
しばらくここに居座っていたんだが、
どうやら俺の勘は当たったようだ。
あいつらがやってきたんだよ。
まあ、負けちまったけどな。
マッシュが強くなっていたんだ。
ふ。言い訳は見苦しいか。

あいつらは俺をまた誘った。
他にやることもないしな。
修羅の道を究めるのもいいかもしれん。
俺は常に死に場所を求めているからな。
あいつらとなら、いい死に場所が見つかりそうだ。

それに……今更俺が言うのもなんだが、
娘のことも少々気になる。
あいつは……リルムは、生きているのだろうか。

戦士たちの回顧録 その20 (by ティナ)

2006年12月15日 11時49分45秒 | Weblog
この前セリスたちが来てから間もなく、
カタリーナが妊娠したことがわかったの。
ディーンは突然のことに取り乱しちゃって、
カタリーナに冷たくなってしまって
二人の関係が気まずくなってしまったけれど、
ディーンはああ見えてとても素直。
ちゃんとカタリーナに謝っていたわ。

新しい命が生まれようとしている。
ディーンとカタリーナはお互いに愛し合い、
その結果として新たな命を授かった。
私も……そうだったのかな。
お父さんとお母さん、
幻獣と人間で相容れない存在だったかもしれないけれど、
「愛する」という気持ちはきっと人間も幻獣も関係なく、
平等に与えられた感情だと思うの。
だから私はここに存在し、
そして私もここの子供たちを守りたいと思う。

そしてまたフンババがやって来た。
これ以上、ここの子供たちを傷つけさせたりしない。
これ以上、悲しい思いをさせるわけにはいかない。
私はただ守りたいという思いで戦い、フンババを倒した。
そのとき私はトランスし、幻獣の姿だった。
それを見た子供たちはバケモノだと私を恐れたが、
一人の女の子は、私にこう言ってくれた。
「ママ?ママでしょ?私、わかるよ」

生まれて初めて心が満たされた気がする。
その子のおかげで、他の子供たちも私を受け入れてくれた。
幻獣の私を。
私の中に新しく芽生えた感情。
なんとなくわかった気がする。
それは「愛する」ということ。

私はみんなを守りたい。
そして、新しい命が平和に生きていけるような世界を作りたい。
生まれてよかったと思えるような世界を作りたい。
だって私はみんなを愛しているんだから。
そのためにはケフカを倒さなければならない。
私は戦うわ。
みんなのために。

戦士たちの回顧録 その19 (by セッツァー)

2006年12月15日 11時39分54秒 | Weblog
世界が崩壊した日、俺は翼を失った。
暴走した三闘神の力のせいで、
相棒のブラックジャック号は大破したのである。

翼を失っちゃあ、俺に生きる道はないよな。
しばらく俺は酒に溺れる日々を送っていた。
そして先日、なんとセリスたちと再会したのである。
みんな、生きていたのか。
セリスたちはケフカを倒そうとしている。
そして、俺にいっしょに来てくれと言っている。
最初は乗り気じゃなかったけどな。
でもあいつらの熱意、
そして俺自身の夢のためにもう一度やることにしたぜ。
そのために俺はあいつの翼を借りることにしたよ。
ダリルのファルコン号をな。

こんな世界だってのに、
あいつの墓は形1つ変えずに立派に残ってやがった。
懐かしいな。ダリルよ。
俺とお前はいつも飛空艇で早さを競っていた。
でも俺は一度もお前に勝つことはできなかったよ。
本当は認めたくないが、
お前のファルコンは世界最速だった。
共に空に生き、速さを追い求めていたあの頃は楽しかった。
でも、先に逝っちまうんだなぁ。
あのとき止めておくべきだったよ。お前を。

もう少し空を飛ぶと言って先に行ったお前。
日没にいつもの丘で落ち合おうと約束したけど、
お前はついに来なかったな。
遠い土地で壊れたファルコンを見つけたのは、
それから1年も先のことだったよ。
もっと早く見つけてやれば、
もしかしたら助かったかもしれないなぁ。
すまない。ダリル。

それから俺はファルコンを修復し、
この墓の地下に眠らせたんだっけか。
でも、今俺たちには翼が必要だ。
お前の力を借りさせてもらうよ。
ダリル!安心しなよ。
ファルコンは今でも元気に飛べるぜ。
だから俺たちは行くよ。
ケフカを倒しに。
そして、
仲間を求めて……。

戦士たちの回顧録 その18 (by エドガー)

2006年12月15日 11時25分09秒 | Weblog
仲間とはぐれてからもうどれぐらい経つのだろう?
俺は仲間を探しつつも、
故郷であるフィガロ城の行方も探っていた。

そしてフィガロ城に関して情報が得られた。
どうやら地中を移動中に
機械が故障して途中で止まってしまったらしい。
地中は空気が極端に少ない。
このままでフィガロのみんなは全員窒息死してしまう……。

そんなとき、酒場である盗賊グループを見かけた。
あいつら……確か以前フィガロ城に捕らえられていたやつら。
話を聞いてみると、
どうやら地中で止まったときに
牢屋の壁に穴が開き、
たまたまそこが洞窟とつながっていて外の世界に出られたとのこと。
フィガロに行くには、あいつらが必要だな。
俺は怪しまれない程度に変装し、あいつらに近づいた。
これまで幾千もの女性を口説いてきた俺。
トークに自信はある。
盗賊を丸め込むなんて造作もないこと。
案の定、盗賊たちは俺の子分になった。
俺のことをボスと呼び、慕うようになった。

何日か過ぎ、計画を実行に移すときがきた。
要はフィガロ城のお宝を盗みに行くというもの。
城の中に入ってしまえばこっちのもの。
宝なんてくれてやる。
俺は一刻も早く城内のみんなを助け出せねばならなかった。

そんなとき、港町ニケアでセリスと弟のマッシュと再会した。
怪しまれない程度の変装。
見る人が見ればわかってしまうかもしれない。
「エドガー?エドガーでしょ?」
セリスはすぐに気づいたようだ。
となれば、マッシュも気づくだろう。
俺はフィガロの国王。
盗賊かれすれば牢屋にぶち込んだ張本人。
ここで正体がバレてしまってはすべてが水の泡。
「人違いは困る。俺はジェフって名だぜ」
適当なウソをつき、その場を離れた。

しかし、いっしょに戦ってきた仲間だ。
あいつらもきっと俺が変装をしていることはお見通しだろう。
その証拠にずっと俺の後をついてきている。
まあいい。フィガロ城に入るまでの辛抱だ。

定期船でサウスフィガロの町へ行き、
そこから近くの洞窟に入る。
盗賊のやつらに道案内させ、
ようやくフィガロ城に入ることができた。
中の空気は相当薄い。
兵士たちも酸欠で全員倒れている。
早く機関室へ行かねばならない!

これは……!
機関室についた私は驚愕した。
巨大な触手が絡み付いている。
これじゃフィガロ城も動くわけないよな。
盗賊グループを奥の宝部屋に行かせ、
俺はこの触手を取り払うことにした。
「セリス、手伝ってくれよ!」

なんとか触手を取り払い、
フィガロ城を無事に助け出した俺たち。
ひとまずはコーリンゲンに行くことにした。

戦士たちの回顧録 その17 (by ティナ)

2006年12月15日 11時07分23秒 | Weblog
私には、もう戦う力がないの。

世界が崩壊し、私はモブリズという村に行き着いた。
そこには子供たちしか住んでいなかった。
他の大人たちは、
みなケフカの裁きの光から子供たちを守るために
命を落としてしまったようである。
この枯れ果てた世界で、子供たちだけで生きていくは難しい。
外はモンスターで溢れかえり、
このままだとこの村のみんなは殺されてしまう。
だから私はしばらくこの村でみんなを守ることにした。

村の子供たちは私を「ママ」と呼び、慕ってくれている。
最年長であるディーンとカタリーナも、
私を支えだと思ってくれている。
私は、必要とされているのだ。

この前、セリスとマッシュが私をたずねてきた。
いっしょにケフカを倒そうと。
でも、ごめんなさい。
今の私には戦う力がないの。
ここで必要とされている私、
もし私がいなくなってしまったら、
きっとここの子供たちはすごく寂しがるし、
もしかしたら死んでしまうかもしれない。
だから、ここを離れるわけには行かない。

そんなとき、フンババがやってきた。
世界が引き裂かれたことによって永き眠りから目覚めた
古の魔獣フンババ。
戦う力のない私は、あっさりとやられてしまった。
セリスとマッシュのおかげで一応追い払うことはできたけれど。

それでも私はここに残らなければならないの。
ここの子供たちと、いっしょにいたいの。
なんだろう?この気持ち。
今までに感じたことのない感情だわ。
新しく芽生えかけているこの気持ちが
一体何であるのかわかるまでは、
私はおそらく戦うことはできない。
本当にごめんなさい。

戦士たちの回顧録 (by マッシュ)

2006年12月15日 10時46分52秒 | Weblog
あの日から、
俺は1度も仲間が死んだとは思っていない。
きっとどこかでみんな生きている。
そう思って今日までいろいろまわってみたが、
まだ誰にも会えていない。
やはりすでにこの世にいないのだろうか……。
兄貴は?
兄貴は無事なのか?

そう思いながら俺はツェンの町に着いた。
ここで情報収集でもしようと思った矢先、
1つの光が1軒の家を襲った。
危ない!!と思い、
とっさに折れた柱の下に入り、家が崩れるのをなんとか食い止めた。
「子供が……子供がまだ中にいるんです!!」
一人の女性が泣き叫んでいる。
「誰か、俺が支えている間に子供を助けてやってくれ!」
でも誰一人として動こうとはしない。
それもそうだ。こんな世界で生きる希望を失った人々に、
そんなことができるわけがない。
しかも俺もいつまでもつかわからない。
くっそー。どうすりゃいいんだよ!!
このままじゃ子供を見殺しにしてしまう!!

「マッシュ!!」
どこかで聞いたことのある声。
その方向に目をやると、
そこにはセリスの姿が!
よかった!生きていたんだ。
とりあえず今は、セリスに子供を助けてもらうしかない。
「もって3分。それまでに中の子供を助け出してくれ!」
「わかったわ!」

今どれぐらい経っただろうか。
とても長い時間が過ぎたように感じる。
腕がプルプルしてきた。
セリスはまだか……?
早くしないと腕が……。
頼む。間に合ってくれ……!

「マッシュ!!もう大丈夫!!」
セリスの背中には小さな男の子がしがみついていた。
よし!
なんとか最悪の事態は免れたようだ。

「よかった……。生きていたのね……」
セリスの目には涙が浮かんでいた。
彼女も俺と同じ気持ちだったようだ。
仲間が死んだとはどうしても思えないと。
「当たり前だ。俺が死ぬわけがない!
 とにかく行こう。仲間を探し、ケフカを倒すんだ」
そう言って俺たちはツェンの町を後にした。

さっきの光、「裁きの光」と言うらしい。
ケフカは自分に逆らうものはああやって裁きの光を放ち、
町を破壊し、人々を死に追いやっているそうだ。
絶対に許すわけにはいかない!!

戦士たちの回顧録 その15 (by セリス)

2006年12月15日 10時27分44秒 | Weblog
世界が引き裂かれてから1年。
私はずっと眠りについていたようだ。
だから今、世界がどうなっているのかもわからないし、
みんなが、ロックが生きているのかどうかもわからない。

そんな私の面倒を見てくれたのがシド博士……おじいちゃんである。
私とおじいちゃんがいるのは
四方を海で囲まれた孤島。
他にもたくさん人がいたのらしいのだけれど、
みんな生きる希望を失って身投げをしたそうだ。

世界は私たちを残してもう何も残っていないのかもしれない。
おじいちゃんは、
私と静かにここで暮らそうと言ってくれている。
世界でただ一人の家族だと言ってくれている。
それしか生きる道がないのかもしれないわ。

とりあえず、おじいちゃんのために何か料理を作ってあげないと。
どうやらおじいちゃんは体の調子がよくないらしく、
あまり元気な方ではなかった。
私もお腹がすいたし、
近くの海で魚をとることにした。

外の世界は、本当に変わってしまった。
大地は枯れ、草木も死に、動物たちもいない。
まさに死の世界である。

私は海にいるありったけの魚を捕まえ、
おじいちゃんに食べさせた。
こんな孤島じゃ魚ぐらいしか食べ物がないの。
でも、何もないよりはマシ。
何日も何日も
海に出ては魚を捕まえ、おじいちゃんに食べさせるのだけれど、
おじいちゃんは衰えてゆく一方。
このまま死なせはしない!
これまで私の面倒を見てくれたんだから、
このまま終わらせるわけにはいかない!

でも、現実とは残酷なもの。
今日、私が海から帰ってくると、
おじいちゃんはいつものようにベッドに寝ていた。
最初は寝ていると思った。
でも、何度声をかけても返事がない。
揺すったり、叩いたりしてもまったく返事がない。
そう。おじいちゃんはすでに息を引き取っていたの……。

どうしてよ……。
どうして私をおいて先に行ってしまうの……?
いっしょに暮らそうって言ってたじゃない!
世界でただ一人の家族だから、
いっしょに生きていこうって言ってくれたじゃない!!
これで私も一人ぼっちになってしまった……。

もう生きている意味がないわ。
こうやってみんないなくなって、
私しか生きていない世界。
私もみんなのところに行きたい。

私は島の最北端にある崖から飛び降りた。
この残酷な現実と、何もできない自分に憤りを感じながら。
でも、死ねなかった。
幸か不幸か、私は一命をとりとめてしまったのである。
もしかしたら最初から死ぬのが怖くて、
無意識のうちに死なないような場所を選んだのかもしれない。
いずれにせよ、私は生きている。

ふと顔を上げると、目の前には1羽のハトがいた。
ケガをしているのか、体には手当てをしたあとが。
その体を覆っているバンダナを見て、私はハッとした。
これは……ロックのバンダナ!!
ねぇ、このバンダナをくれた人は誰?!どこにいるの?!
私は言葉も通じるはずのないハトに必死で問いかけた。
ハトは私を導くかのように空へと飛んでいった。
翼のない私にはどうしようもないけれど、
でも、あの人は生きている……!
この世界のどこかで生きている!!
探さなくちゃ。ロックに、会いたい!

部屋に戻ってみると、おじいちゃんのベッドの下に
1枚の手紙が置いてあることに気づいた。
さっきは気づかなかったみたいね。
そこには希望を捨てるなという旨の内容が書いてあった。
そして、答えはストーブの横の階段の下にあると。
ストーブの横の階段??
そんなものあったなんて初めて知ったわ。
確かにひっそりと下へと続く階段があった。
本棚で隠されていたようだけど。

恐る恐る下へと降りていくと、
そこにはイカダが置いてあった。
おじいちゃんの作ってくれたイカダが。
おじいちゃんはわかっていたのね。
私がここで朽ちてはならないと。
世界をまわり、平和にしなければならないと。

私、やる。
世界を平和にするために、
もう一度、戦う。

甘ーーーーーーい!!

2006年12月14日 16時40分57秒 | Weblog
昨日、ゼミのOBさん2人とお会いした。
商社にお勤めの方で、
俺らは異例の同期15人終結という形で56で
会合を行ったのである。

商社に対する志望度はそこまで高くはなかったが、
ぼんやりしていた商社のイメージが
少し固まっただけでなく、
働くことの本質についてもお話してくださった。
昨日話されたことは、おそらく社会人として
どこに行っても当てはまることだと思う。
そして、俺は自分の甘さを改めて知った。
ヤバス。

てか、ひめの意外なつながりに驚いた。
世間って狭いねー。

途中からなべじゅんさんと平さんも合流した。
会合が終わった後、
いつものメンバー(俺、なべじゅんさん、平さん)で
立ち飲み屋に行った。
ブッチとかいうお店。
そこで食べた肉がおいしすぎた。
てか平さん、常連のお店けっこう持ってるのね……。
肉ウマス。
ワインもおいしかった!!
ごちそうさまでした。
そして新たなチュンゼミ企画が生まれた。
マジ熱い。
早く免許とらないと!!

その後はなべじゅんさんと始発まで朝マック☆
充実した日でした。

戦士たちの回顧録 その14 (by ロック)

2006年12月12日 19時04分29秒 | Weblog
魔大陸。
下を見下ろせば大陸が小さな塊にしか見えない。
そんな場所に、俺たちはやって来た。

やっとこのことでオルトロスも倒したし、
(てかタコのくせによく飛空艇のところまで来たよな)
とりあえずケフカと三闘神のいるところまで行こうと思ったのだが、
まわりにいるモンスターがけっこう強い。
シャドウと再会し、あいつも共に行動することになったものの、
それでも苦戦を強いられた。
さすが封魔壁の洞窟からつくられた場所のことだけはある。

本当にこの大陸、途中で落ちたりしないだろうな……
なんてことを考えながら、
俺たちはどんどん進んで行ったんだ。

この魔大陸ができたせいで、
太古に生まれし強大な怪物、
アルテマウェポンまで復活したが、
なんとか倒し、ついにケフカのところまでやって来た。

ケフカとガストラ皇帝、
そして二人の後ろには大きな石像が3体。
おそらくこれが三闘神の本体なのだろう。
ガストラは三闘神の力を使い、
俺とティナの動きを封じた後、
セリスに俺たちを殺すよう命じた。
でも俺はこれっぽっちも恐れることなんてなかった。
セリスを信じていたから。
彼女は俺たちの仲間だと信じていたから。
セリスは剣を渡されたが、
そのままケフカに突き刺した。

しかしケフカは死まで至らず、
むしろ逆上し、三闘神の力を使いたがった。
ガストラが必死に止めに入ったものの、
ケフカが三闘神の間にいるため、
魔法の力はすべてあの3体に吸い取られてしまっていた。
ガストラの唱えた魔法はどれも強力なものだったと思うが、
三闘神の前では無力に等しかった。

三闘神の力はそれはもうすさまじいもので、
その直撃を受けたガストラはほぼ即死状態。
わずかに生きていたが、
ケフカによって魔大陸から放り出されてしまった。
彼はもう助からないだろう。

そしてケフカはついに三闘神の立ち位置を変えてしまった。
3体の目線がずれたとき、その力は暴走を始めるって
前にストラゴスから聞いたことがある。
セリスの必死の抵抗も空しく、
ついにそれが現実のものとなった。
シャドウのおかげで俺たちは動けるようになったものの、
魔大陸はすでに崩壊が始まっていた。
下の世界への影響も甚だしく、
大地は割れ、山は崩れ、多くの人々が成すすべなく死んでいった。

俺たちもなんとかブラックジャック号に逃げ切ったものの、
三闘神の力の暴走を受け、船は真っ二つにされ、
仲間はみんな散り散りになってしまった。

世界崩壊。
まさにその一言に尽きる状況だった。
世界はこうして引き裂かれていったのである。

戦士たちの回顧録 その13 (by セッツァー)

2006年12月12日 10時01分35秒 | Weblog
帝国を相手に命チップにギャンブルするなんて
マジでしびれるね。
そう思ってこいつらと共にいることにしたんだが……。

今回はマジでやべぇ。
ガストラ皇帝が封魔壁を破り、
幻獣界の奥にあると言われている石化した三闘神を見つけてしまったそうだ。
この三闘神ってのはかつての戦争に疲れ、
お互いが向かい合うことで自らを石化し、眠りについたと言うが、
この向かい合っているポジションがズレると、
封印が解け、力が暴走し、世界を破滅に導くという。

ガストラのことだからやりかねないな……。
しかもその封魔壁のあった大陸丸ごと、
空高く舞い上がってしまった。
魔大陸か……。

おもしれー。
このブラックジャック号で突入だ!!

戦士たちの回顧録 その12 (by ティナ)

2006年12月12日 01時31分21秒 | Weblog
幻獣たちは怒っていた。
とにかく急いで後を追わなくては。
ベクタに行ってみると、町は半壊していた。
幻獣たちの仕業らしい。
なんという破壊力。
このままでは世界が破壊されてしまう。
なんとかしなくてはいけないと思っていた矢先、
帝国の使者がやってきた。
ガストラ皇帝から話があるとのこと。
怪しいと思いつつも会って話すことに。

真っ白な髪とひげをたくわえた老人は静かに語った。
「平和のために幻獣たちとも手を取り合おう。
 そのためには私に架け橋になってほしい」と。
皇帝は心を入れ替えたようだ。
何人かの兵士とも話をしたものの、
平和を望む者もいれば、戦いを好む者もいる。
もちろん私は平和を望むので、
ガストラ皇帝の言うように、
いえ、もっと前からそう思っていたけれど、
人間と幻獣の架け橋となってがんばろうと思った。

幻獣たちはどうやら北東の方に向かった模様。
私が行くと言い出したら、
ロックもいっしょに行くと言ってくれた。
私は彼のその気持ちが素直に嬉しかった。
ロックは、私にとってとても大切な人だと思う。
初めて会った時も助けてくれたし。

帝国からもレオという将軍と、セリス、
あと町で雇ったというシャドウと名乗る殺し屋も
同行することになった。

現地に着くと二手に分かれて行動した。
私はロック、シャドウと共に、
まずはサマサという村で情報を集めることにした。
その村の人々は魔導士の生き残りで、魔法が使える。
そこで知り合ったストラゴスさんという老人が
孫であるリルムちゃんを火事から助けようとする一件で
明らかになったことだった。

ストラゴスさんが言うに、
西の山に三闘神を祭った像があり、
幻獣たちはそこに行ったのではないかとのこと。
三闘神っていうのは、
魔法や幻獣たちを作り出した存在。
今、私が魔法を使えるのも、
この三闘神のおかげっていうわけ。
私たちは早速西の山に向かった。
確かにその像はあり、強い魔力を感じたけれど、
幻獣たちはどこにも見当たらない。
他の場所を探そうとしたらまたやってきた。オルトロス。
ほんっとにしつこいんだから!!
でも、リルムちゃんのおかげで撃退することができた。
あの子の絵の才能には本当に驚かされる。

奥に進むと行き止まり。
でもそこにいたの。
幻獣たちが。
ユラという幻獣が人間の言葉を理解できるらしく、
彼と話した結果、
どうやら幻獣たちも町を破壊してしまったことを深く反省しているよう。
とりあえず村に行ってレオ将軍たちと合流することに。

レオ将軍とユラは話し合い、
お互いがお互いの非を認め、
和解できると思った。
これで平和になると思った。

でも、それはケフカのせいですべてが水の泡になった。
彼はその場にいる幻獣たちをすべて魔石にしてしまっただけでなく、
レオ将軍をも殺してしまった。
なんてことを……。
絶対に許せない……。

レオ将軍。
私、あなたからまだ学びたいことがたくさんあったのに……。
あなたは行きの船の中で、私にいろいろ教えてくれたわ。
相容れぬ存在同士である人間と幻獣。
その間に生まれた私も、
同じように人を愛せるのかしらという問いに、
あなたはもちろんと答えたわ。
私にはまだ愛が何なのかよくわからない。
そのうちわかるとあなたは言ったけれど、
私は今知りたかったの。

レオ将軍、とりあえず、
私は目の前にある私にできることを1つずつやっていこうと思うの。
それが愛を知るすべになるのかどうかはわからないけれど、
でも、がんばってみようと思う。

安らかにお眠りください。