Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『光』

2017年12月23日 00時37分38秒 | 映画


タイトルは『光』だけど、中身は闇でした。

少年時代に、犯されている幼馴染(長谷川京子)を助けるために
人を殺してしまった井浦新が、
25年後にその過去を掘り起こされそうになる話。
それも当時よくつるんでいた別の幼馴染(瑛太)に。

瑛太がぶっ壊れてて、『ミックス。』のときと全然違うじゃねーか、と。
『ウォーターボーイズ』のときの爽やかさもなく、
暴力を振るわれていた父親に怯え、
承認欲求が強く、
金をせびるぐらいには闇であった。

井浦新の妻役の橋本マナミも、
瑛太といい具合の不倫関係なのだけど、
それを知っていながらもスルーする井浦新がある意味怖かった。

原作は未読であるけど、人の闇がメインなあたり、
さっき観た『ビジランテ』同様、
テンションが下がる映画である。。。(笑)

そして、BGMが独特だった。
ジェフ・ミルズという人らしい。

『ビジランテ』

2017年12月23日 00時34分10秒 | 映画


あー、これこれ、この感じ。
昨年『ヒメアノ〜ル』観たときと同じ感じ。
後味悪くて、晴れた空もどんよりにしか見えなくなる、
生きていく力が吸われるような、気分が下がる映画。
でも好きである。こういうの。

幼い頃、暴力を振るってきた父親の死をきっかけに
30年ぶりに三兄弟が再会する話。

しかし長男の大森南朋はシャブ中で、
二男の鈴木浩介はうだつの上がらない政治家で、
妻の篠田麻里子が(多分)女を使うかなんかで旦那の立場を保ち、
三男の桐谷健太はデリヘル運営なんかをしつつ、
怖いお兄さんにボコられるという、
もうなんか、闇でしかなかった。

大森南朋は『コウノドリ』で
「はい、元気な赤ちゃんですよー」なんていう
優しい新生児科の先生をやりつつも、
『アウトレイジ 最終章』や今作で、
闇まっしぐらな役をやっているので、
本当に役の幅が広いなと(笑)
しかも今回は『アウトレイジ』とはまた違った闇感があって、
いろんな痛々しさが伝わってきた。

吉村界人も割とサイコパスチックな役だったんだけど、
彼はなんかそういうのが似合うな(笑)

こういう裏稼業的な映画は
『新宿スワン』のように、
ひとりいいやつがいる割と明るい感じだったり、
『アウトレイジ』のように、
怖さよりもビジネスライクな方向に走ったり、
『ビジランテ』のように、
精神的に追い詰めてくる感じだったり、
描き方もいろいろだなと思った。

それにしても、誰も救われないどんよりする映画だったなあ。。。(笑)

『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』

2017年12月22日 00時59分23秒 | 映画


ロダンである。
オーギュストさんとこの。
彫刻家としては天才だけど、男としてはクズで、
何かに秀でた人は何かが欠けるという、
俺の「人生プラマイゼロ理論」を裏付けるかのような人であった(笑)

妻がいる身でありながら、
愛弟子のカミーユ・クローデルとの愛欲に溺れ、
粘土こねて、ベロチュウして、こねて、ベロチュウしてという、
本能に素直なヒゲおっさん(笑)
他にも抱かれたい女性がけっこういて、意外とモテてるっていうね。
あの鳥の巣のようなヒゲは
キスのとき邪魔だと思うのは俺だけだろうか。

しかし、そんな40過ぎのおっさんは、
常に妻と愛弟子との間で揺れまくりんこで、
最終的には妻のところに戻ったという(笑)

調べたらこの三角関係は15年も続いたそうで、
カミーユは20代後半でロダンとの子を妊娠するも中絶し、
最終的に見捨てられたことで精神を病み、
40代後半で統合失調症を発症、
死ぬまで精神病院にいたという。。。

映画の中でもクローデルは、
報われない愛と認められない実力の間で、
かなり不安定な人になっていたけれど。

ちなみに本物のクローデルは美人で俺は割と好きな顔であった(笑)

芸術家とはなかなかに苦労人のようで、
ロダンだけでなく、作中に出てきたセザンヌやモネも
不遇の時を過ごしたことがうかがえた。

史実かどうかは不明だけど、日本人女性もモデルにしていた。
そしてラストはまさかの箱根の彫刻の森美術館で締めくくられていた。
バルザック像があるから(笑)
フランス映画なのに、日本をフィーチャーしたのは謎(笑)

なお、映画としては、淡々と進むので、やや退屈でした。

『監獄のお姫さま』を見終わって

2017年12月20日 00時52分44秒 | ドラマ
http://www.tbs.co.jp/pripri-TBS/

BBAのわちゃわちゃドラマ。
無実の罪を着せられ、刑務所に入った夏帆を、
同じ刑務所にいたおばさんたちが救うという話だけれど、
BBAが好きではない身としては、
本当に何が面白いのかまったくわからなかったドラマである(笑)

宮藤官九郎はおばさんのおしゃべりを書いているのが好きってことで、
この話に行き着いたとのことだけれど、
これはもう嗜好の違いとしか言いようがない(笑)

そう、そのはずだったのだけれど、
先週から急に面白いと感じるようになった。

別に必死で生きているおばさんたちが好きになったというわけではない。
宮藤官九郎ドラマのテンポに体が乗れるようになった、
という言い方が正しいかな。
とにかくね、このテンポのよさと、
ちょいちょい挟んでくる小ネタがね、
だんだんツボってくるんだよね。

無実の罪ってところはわかってるから、
物語のオチというのは大体予想がつくのだけれど、
そこに行き着くまでのテンポや披露される小ネタがね、
すっごく面白いんだわ。

こんな自然に、うまい具合に、
笑いを起こさせるポイントを挟み込めるのは、
実際に脚本とか書くとわかるけど、
マジで難しいからな。。。

個人的には坂井真紀の「あたし、女優よ~ん」と、
森下愛子の「わけーの!」っていうセリフが好きだった(笑)

あとやっぱり伊勢谷友介はかっこいいな。。。

『明日の約束』を見終わって

2017年12月20日 00時22分19秒 | ドラマ
母親サイコパスのミッチー鼻声ドラマだった。
そして自分のエゴでしかない愛情はよくない、と。

井上真央がスクールカウンセラーとして勤務する高校で起こった生徒の自殺を主軸に、
その生徒の家庭環境や友達との関わりを描いたドラマ。
主に母と子の関係性が重要だった。

とにかくね、もう母親がサイコパス過ぎて。。。
仲間由紀恵は息子に対する歪んだ愛情を持った母親で、
とにかく息子のすべてをコントロールしたがってた。
そうすることが正しいと思っていたから。

でも、それ以上に怖かったのが手塚理美。
井上真央の母親役で、普段はニコニコしているんだけど、
ちょっとでも気に入らないことがあると
いきなり大声で怒り出すからね。。。
毎回ヒヤヒヤしてた。

こっちは自分の娘を所有物と捉えており、
仲間由紀恵と比べると、
子供への愛情というよりは、自分の支配欲が強かった印象。

さらに工藤阿須加も親の愛情が兄に注がれていた過去から、
親を悪く言った井上真央にブチ切れていたし、
及川光博は以前、仲間由紀恵に過去の不祥事を言及されたことが癇に障り、
その息子が孤立するよう仕向けるなど、
もはやただの嫌がらせ教師でしかなく、
なんかもう登場人物みんな闇しかないドラマで心が痛んだ(笑)

先週までは面白いと感じていたのだけど、ラストがちょっとなあ、と。
結局生徒が自殺した直接的な原因は明言されず、
(俺は母親からの重圧がメインだと思っているけど)
最後に井上真央が「自殺はよくない!」と言ったことで、
単に自殺防止の啓蒙ドラマだったんじゃないかっていう後味で終わってしまった。。。

『今からあなたを脅迫します』を見終わって

2017年12月18日 00時25分23秒 | ドラマ
http://www.ntv.co.jp/kyohaku/

うーん、今期一番イマイチだったかも、、、(笑)

脅迫屋のディーン・フジオカが悪いやつらを脅迫しながら懲らしめ、
最後はかつての恋人の命を奪った組織に対抗していく話である。

あんまり惹かれなかった理由は、
ディーン・フジオカがかっこよすぎたからかもしれない。
このドラマは基本コメディな中にシリアスさが少し入っている感じだけど、
ディーン・フジオカのかっこよさがどちらにもミスマッチだった気がする。

あと、彼は本当にほとんど表情が変わらなくて、
基本コメディなのだから、主人公ならもっと表情変えて欲しかった(笑)
いや、本当にかっこいいのだけどね(笑)

最後らへんはちょっとしたことにも脅迫を使い始めて、
もはや脅迫ですらなくなってた(笑)
(「クリパに来い。さもないとチキンが余る」などw)

毎回、ディーン・フジオカはセットアップにスニーカーというスタイルで、
シンプルな着まわしが鬼に金棒かってぐらいに好感度高まるファッション。
そして三宅弘城は毎回カラフルな上下ジャージなのも特徴的だった。

そいや、『奥様は、取り扱い注意』同様、
激しいアクションシーンもあったけど、
こっちの方がジャッキー・チェン感あって激しかった。
今期の日テレはアクションを意識したのかな(笑)

『先に生まれただけの僕』を見終わって

2017年12月17日 00時38分01秒 | ドラマ
http://www.ntv.co.jp/sakiboku/

第1話からずっと面白かったドラマ。
学園が舞台だけど学園モノじゃなかった。

最初はいきなり校長をやることになって微妙な心境だった櫻井翔だけど、
自分の高校の偏差値をあげるべく、
まずは先生たちの意識を変えることから始め、
続いて入学志願者を増やすべく、学校説明会の実施、
中学校や塾への営業、ビラ配り、高校の授業力の底上げなど、
企業再建ドラマみたいな側面もあって見応えあった。

その中で、問題を抱える生徒がいたり、
会社と学校の間で揺れ動く翔くんの葛藤や、
それによる婚約者である多部未華子との関係悪化、
そこに付け入る平山浩行などの大人の事情も入り、
学園と社会のバランスも絶妙だった。

特に翔くんが生徒や親御さんに向かって
すごくいいことを言うときがあって、
自分に子供がいたら聞かせたいと思ったわ(笑)

蒼井優は細かい仕草も含めて
本当に演技がうまくて圧巻なんだけど、
個人的には高嶋政伸と風間杜夫のオーバーな演技が好きだった(笑)

『陸王』に次いで、今期2番目に面白かったドラマかも。

『刑事ゆがみ』を見終わって

2017年12月17日 00時30分59秒 | ドラマ
http://www.fujitv.co.jp/yugami/index.html

なんだかんだで、これ面白かった!

刑事モノで凸凹コンビなんてよくある話なものの、
浅野忠信の適当な刑事と、神木隆之介の真面目な刑事って役どころが、
2人によく合っていたと思う。

しかもね、この2人にはそれぞれギャップがあるのもよかった!
浅野忠信は適当なんだけど、行動力があり、
破天荒なやり方で事件を必ず解決に導く手腕の高さがかっこいい。
神木隆之介は、真面目なんだけど、ウブな童貞で、
いつも浅野忠信の面倒に巻き込まれてばかりのダサさがかわいらしい。
ギャップ大事。

そして、毎回ゲストがけっこう豪華だったのもポイント。
さらに本筋に関係ないちょい役でさえ、
けっこうな役者が出ててびっくりだったわ(笑)

ただ、最終話は結局、
オダギリジョーがどうなったのかがわからなかったから、
そこだけ解せない。
続編があるなら別だけど(笑)

あと、オープニングタイトルで
浅野忠信と神木隆之介がやり合うシーンがあるのだけど、
ここ毎回違う映像だった気がするから、
凝ってるなあと思った。

『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』

2017年12月17日 00時29分20秒 | 映画


ようやく触れたコードギアス。
上映終了日の26時の回で(笑)
人気アニメってのは知ってたけど全然見てなくて。
今回、劇場版やるからってことで初めて観たけど、
これ面白いな!!

「またロボットアニメかー」とか思ってたけど、
キャラがすごく魅力的だった。
ルルーシュの復讐と野望と妹への愛の強さ、
そして友人である枢木スザクとの敵対とか胸熱!!

主人公なのにルルーシュが悪役っぽくて、
敵対するスザクが正義っぽい感じに見えるのも新鮮だった。

ランスロットのチート感やばいけど、
それに拮抗した紅蓮弐式のシーンもかっこよかったわ。

観れてよかった!

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

2017年12月16日 19時02分48秒 | 映画


2017年12月14日(木)に行った来ました。
プレミアム・ナイト 前夜祭 特別上映@日劇。
今回もコスプレして(笑)

2015年の『フォースの覚醒』のときと同様、
またダース・モールになりきりました。
今回は友達もダース・モールをやったので、まさかの2人(笑)

有給をいただき、ビッグ・エコー有楽町店で、
3時間以上かけていそいそメイクしてました。
30過ぎのおっさん2人で(笑)
(本当は2年前同じカラオケにしたかったんだけど、
 それは新有楽町店で、今回の有楽町店とは似て非なるものだったwww)

開館前から、劇場前にはスター・ウォーズファンがびっしり!
いろんな人と写真撮りました!
自分たちの写真しかあげてないけど、こんな感じ。
https://www.instagram.com/p/BcsEhQDHZim/?hl=ja&taken-by=maro4716

でも全体的に前回の方が人も多く、
メディアの方もたくさん来ていた気がする。
ちょっと落ち着いたかな。
今回は特にテレビに映らず、
シネマトゥデイに載ったのみ(笑)
https://www.cinematoday.jp/gallery/E0012494/22.jpg.html
(左です)

テレビを見ると、今回は六本木がよく映っていた様子。
中には日劇で観てから、
六本木のカウントダウンにはしごする人もいたようなので、
2019年の『エピソード9』でははしごするかなー(笑)


さて、肝心の中身はというと、これはもういろいろまさかの展開で(笑)
今回は前夜祭特別上映ということで、
この回限定の特別カウントダウン映像と共に、
映画が始まるというめっちゃ胸熱な演出!!

映画本編も面白かった!!
これまでのシリーズの中で初めて、前作の"直後"からのお話で、
前回は割と『エピソードⅣ』を踏襲したような内容だったけれど、
今回は完全に新しい流れだった。

光と闇の対立の中で起こる人間ドラマで、
カイロ・レンがなぜ生まれたか、
レイはどう成長していくのか、
ルークはこの戦いの流れにどう関わっていくのか、
さらに、ファンにはたまらないアノ人も出てきて、
いろいろ楽しめる内容だった!

特にルークとレイアのツーショトでは感極まって泣いてしまった。
劇中では34年ぶりのツーショットかつ、もう叶わないことだから。。。

まあ、ちょっと突っ込みたくなるところもはあったけれども、
お馴染みの激しい戦闘機のシーンや、
かっこいいライトセーバーバトルも健在で、
今年140本映画を観た中で、間違いなく3本の指に入る!!

これは来年のハン・ソロのスピンオフ映画や、
2019年の『エピソード9』が待ち遠しい!!

May the force, be with you.

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

2017年12月12日 23時27分46秒 | 映画


7ヶ月前の映画だけど、
観そびれてて悔やみまくっていたら、
まだ上映しているところがあってよかった(笑)
さすが飯田橋のギンレイホール。
全席自由席の映画館とか高校生以来かも(笑)

病死した兄に変わり、
甥の面倒を見ることになったケイシー・アフレックと、
その甥との日常を描いた映画。
なんだか『ギフテッド』みたいな設定だけど(笑)

愛想も悪く、人付き合いもよくなく、
コミュ障な役どころのケイシー・アフレックには
なんだか共感してしまった。
わかる、人生なんか疲れるしね。。。(笑)

でも、個人的にはイマイチ面白さがわからなかったかなあ。
ケイシー・アフレックは火事で幼い子供3人を失い、
奥さんとも別れているという悲しい過去を背負っているのに対し、
甥のルーカス・ヘッジズは二股かけてる彼女とヤリたがっている
若さ爆発クソ野郎という対比が印象深いけど、
基本的には淡々とした日常が流れていて、
ドラマチックな展開がほぼない(と感じた)。
予告を観ると、もっと面白そうに感じたけどな。

一番目がいったのは、
その甥の彼女の乳が異様にデカかったところっていうね(笑)
しょーもなくてすみません。

ただ、全体的に哀愁が漂いつつも、
晴れた日が多いカラッとした映画で、
そこに深みを感じる人はいると思う。

ただ俺は、こういう家族が前面に出た映画は、
コメディとかなら楽しめるのだけど、
シリアスなヒューマンドラマ路線だと、
自分にまだ守るべきものがないからか、
理解はできてもなかなか感情移入しづらい(笑)

なので、今しばらくはフォースを身に纏って
光り輝く剣をぶんぶん振りまわしたり、
インフィニティ・ストーンをめぐる戦いに興じて
地球の平和を守ったりしている映画の方が好き(笑)

ケイシー・アフレックは正面の顔はあんまりそう感じないけど、
横から見ると兄のベン・アフレックに似ているなと思った。

そして、ルーカス・ヘッジズは
少し若い頃のマット・デイモンっぽいなと思ったら、
この映画の製作にはそのマット・デイモンが名を連ねていた(笑)

『Fate/stay night[Heaven's Feel] 第一章』

2017年12月12日 23時24分08秒 | 映画


これはいい中2。

とはいえ、『fate』シリーズは
劇場版前作の『UNLIMITED BLADE WORKS』しか見てないから、
話の全貌が見えない(笑)
なのに、引き込まれるな、この世界観。
ずっと見入ってしまった。

そして、バトルがものすごくかっこいいんだ、これ!!
スピード感と重厚感の両方を兼ね備えた感じ!!
やっぱり日本はアニメだなと思った。
ハリウッドならこのクオリティを実写化できそうだけど、
日本では実写は無理だろうな(笑)
やはりアニメだ。日本ははアニメなのだ。

とりあえず、原作のゲームをやらないことには始まらないかな。。。

『ギフテッド』

2017年12月10日 23時58分18秒 | 映画


キャプテン・アメリカの涙ちょちょぎれる子育て映画。

自殺した姉の子供が類稀なる数学の才能の持ち主なのだけど、
子育てをしているクリス・エヴァンスの生活水準や、
通わせている学校の教育水準では、
その才能を活かしきれないということで、
彼の母親(つまり、子供から見た祖母)と対立しながら、
姪との絆を深めていく話。

もうね、子役のマッケナ・グレイスがかわいすぎてかわいすぎて。
外人の子供って何であんなにかわいいのだろう。
そして演技うまー!!うまー!!
怒った顔がhydeに似てた(笑)

姪といっしょにいると約束したのにも関わらず、
それが法的に難しくなることへの不安や苛立ちを抱えるクリス・エヴァンスと、
実は割と性格に難ありな祖母役のリンゼイ・ダンカンとの対立も面白いし、
何よりも数学コンプレックスを持っている俺にとって、
難しい数式をスラスラ解いていく少女の姿は
本当に憧れの的でしかなかった。
俺にはさっぱり(笑)
まあ、ここの一家、みんな頭いいんだけどね(笑)

最後に明かされる姉の秘密というサプライズもよかったし、
いい映画でした。

『オリエント急行殺人事件』

2017年12月10日 23時55分20秒 | 映画


想定より面白かった!

「ただの推理モノだろ」って思ってたし、
まあ確かにそうなんだけど、なんか新鮮で(笑)

物語の性質上、ネタバレになるから何にも書かないけど、
原作を読んだこともなければ、
1974年の映画版すら観たことなく、
普段推理モノにほとんど触れていない身としては、
この展開は新鮮に見えたし、
これを83年前に書き上げたアガサ・クリスティーがすごいなと思った(笑)

列車内で起きた殺人事件を解明すべく、
ひとりひとりに尋問していく中で、
「誰が犯人だろう」とずっと考えていたけど、まさかの(笑)
そうきたかと(笑)

尺もちょうどいいし、観やすい。
まあ、原作ファンがどう思うかは知らないけど、
初めてならそれなりに楽しめると思う。

デイジー・リドリー、来週もスクリーンでお目見え。
『スター・ウォーズ』で!

『奥様は、取り扱い注意』を見終わって

2017年12月08日 03時21分10秒 | ドラマ
http://www.ntv.co.jp/okusama/

自分が見ている中で今期最初の最終回。

元特殊工作員の綾瀬はるかが、
近隣のいざこざをシュババッと解決するコメディアクションドラマ。
いつも物語終盤で綾瀬はるかが
敵をボコボコにする『ごくせん』感あるドラマである。

綾瀬はるかと仲良しの広末涼子や本田翼も、
何かと家庭に問題を抱え、
時には過ちを犯しながらも、
何気ない日常を過ごしていくところにリアルさを感じる。
世の中、こんな奥様もいるのだろう(笑)

毎回ゲストが出るオムニバス形式だけど、
玉山鉄二が出てきた第5話当たりから、
物語に暗雲が立ち込める。

綾瀬はるかのアクションはかっこよかったけど、
これは編集でもう少し映像速度のピッチをあげれば、
もっとかっこよくなったのではないかって気もする。
並行して見てたハリウッドのアクション映画と比べると見劣りしてしまうし、
最終回の夫婦喧嘩はブラピとアンジーの
『Mr.&Mrs.スミス』の劣化版のよう(笑)

少しネタバレになってしまうけど、、、
ラストバトルはちょっとイマイチかな(笑)
あんなに敵がいるのに、
ご丁寧にひとりひとり向かってきたし、
悪の組織なのに誰も銃を持っていない(笑)
玉山鉄二のスタンスや目的もよくわからないまま。

最後のワンシーンも続きがありそうな感じだけど、
結局、綾瀬はるかは愛や安定した生活よりも、
本当は「スリル」を求めていたという設定が
急に浮上してきた感があって、
少し釈然としない(笑)
一応、元仲間の西尾まりが、
ちょいちょい言ってたような気もするけど、
それに対する綾瀬はるかの
「あたしは一体何がしたいんだ」
っていう自問自答の時間が
もっとあってもよかったかなとは思う。

そこそこ楽しめはしたものの、
金城一紀原案なら『クライシス』のような
シリアスかつハードボイルドな方が面白かった。

てか、西島秀俊だけがその設定を引き継いでいるようにも見えたので、
彼が世界観を共有しているなら、
『アベンジャーズ』的な展開も夢ではないかも(笑)