タイトルは『光』だけど、中身は闇でした。
少年時代に、犯されている幼馴染(長谷川京子)を助けるために
人を殺してしまった井浦新が、
25年後にその過去を掘り起こされそうになる話。
それも当時よくつるんでいた別の幼馴染(瑛太)に。
瑛太がぶっ壊れてて、『ミックス。』のときと全然違うじゃねーか、と。
『ウォーターボーイズ』のときの爽やかさもなく、
暴力を振るわれていた父親に怯え、
承認欲求が強く、
金をせびるぐらいには闇であった。
井浦新の妻役の橋本マナミも、
瑛太といい具合の不倫関係なのだけど、
それを知っていながらもスルーする井浦新がある意味怖かった。
原作は未読であるけど、人の闇がメインなあたり、
さっき観た『ビジランテ』同様、
テンションが下がる映画である。。。(笑)
そして、BGMが独特だった。
ジェフ・ミルズという人らしい。