憂生’s/白蛇

あれやこれやと・・・

読書について/ショーペンハウエルから・・1

2022-09-02 13:01:08 | 憂生日記 その1

ニューモ@書評ブロガー&フォトリーダーさんの書評から、

抜書きされた部分を掲載

読書について/ショウペンハウエル

オリジナルを読め

★ふさわしくない著者の手になる駄作、空っぽな頭が空っぽな財布を助けるために書いているろくでもない書き物は、合わせればすべての本の9割にもなる。
★もっとも高貴でもっとも稀有な本を読むことなく、毎日次から次へと出版される三流作家の書き殴りを読んでいる読者の愚かさと勘違い振りは、もう救いようがない。
★彼らは刷り上ったばかりの本だけを読みたがる。
古人の書いたもの、真の古人の書いたオリジナルを熱心に読め。

考えずに読むな

★本ばかり読むことは慎まなければならない。
精神が代用品に慣れ、肝心の問題を忘れることがないように。
★本を読むというのは、私たちの変わりに他の誰かが考えてくれるということだ。
★一日中おびただしい分量を猛スピードで読んでいる人は、自分で考える力がだんだん失われてしまう。

世界を読め

★自分自身で到達した真理や洞察には、百倍の価値がある。
その真理は、それを求める気持ちが高じてきた正しいタイミングにあらわれ、
心に留まり、決して消え去ることはない。
★学者とは、本で読んだ知識を持っている人のことである。
しかし、思想家、天才、世界に光をもたらす人物、人類を一歩先へと前進させる人物とは、世界という本を読んだ人である。
★読んだ本から得たものを、自分の糧にして、そこから自分というものを考え見出していくことです。

これがショーペンハウエルじゃ、なかったら憂生はとりあげないんだけど・・。
ショーペンハウエルの「洞察力」については、
歴史を齧ってみるの中ですこし、触れている。
読むに「真髄」にふれるという部分で重鎮に値する「洞察力」を持つ人として、
一目置いている。



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