屋久島はたしか、1993年に日本で初めての世界遺産となったはずだ。
もう30年ほども前のことだが、その時にぜひ訪れたいなと考えたものだ。
だが、具体的な行動を起こさないままに時が過ぎ、今では登山並みに往復10時間かかるという縄文杉を見るのは夢となってしまった。
そんな折に、旅行雑誌の「ノジュール」で、屋久島観光が特集されていた。
その情報では、縄文杉は無理でも、紀元杉や釈迦杉などの古木を見るチャンスは十分にあるようだ。
特集を見ながら、現地に想いを馳せたのだが、やはり実際に目にしたいものだとも思いました。
◆これが悠久というものなのか
名古屋からは中部空港から鹿児島空港に飛び、そこからジェットフォイルで屋久島の宮之浦港に向かうのがいいようだ。
本格的な登山となる縄文杉ツアーは無理でも、ヤクスギランドに赴けば、30,50,80,120,210分の各コースがあるという。
そして自らの体力に合わせたそれぞれのコースで、それなりの屋久杉を見ることができる。
なお、樹齢1000年を越えてはじめて千年杉とか屋久杉と呼ばれるそうだ。
樹齢1000年未満は小杉としか呼ばないそうで、ちょっとした驚きだ。
数十年、数百年前に切られた杉の切り株に苔が生え、その上に種が落ちて二代目三代目の杉が成長していて、これを切り株更新というそうだ。
また杉は倒れた後、自分が生きていた年数をかけてやっと土に還るともいう。
これらのことを聞くと、やはり生きている間に訪れたい地だなと感じました。
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