人が死ぬことについて、上手も下手もないと思っていたが、医師で作家でもある久坂部羊氏の話を聞くと参考になる。
氏が多くの患者を看取って感じるのは、上手な死に方よりも下手な死に方をする人が多いという現実だそう。
そんな話を、早速聞いてみよう。
◆人は必ず死ぬと意識すれば死を恐れなくなる
最後の最後まで病院で延命治療を受けたり、がん治療に執着した人は尊厳を失ってしまう。
死にたくないという気持ちが強いあまり、のたうち回って死ぬような人が意外に多い。
一方、無理な延命などせず、自分の寿命に身を任せておくと、非常に穏やかな最後になる。
いい人生だったなと、周りの人々もある種の満足感が得られるものだ。
死ぬ前に限らず、普段から死を意識することは、よく生きることにもつながる。
必ず死ぬと意識すれば、死を恐れなくなる。
いつまでも生きているわけではないと思うからこそ、今日という一日が大事になるんです。
人生の一日一日が貴重な時間、それを意識するだけで悔いのない人生を送ることができる。
→延命治療には賛否両論があると思います。
死の直前になって氏の言うような心持はなかなかに難しいので、普段の健康な時からの心構えが大事なんでしょうね。
※旅行中ですので訪問できません、帰ってから訪問します
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます