おいらは宗教心のかけらもないと思う。
だが、宗教家さんの話を聞いて受け止める気持ちならばある。
真言宗のご住職名取芳彦(なとりほうげん)氏だ。
◆石橋の向こうへ行きたいなら叩かないで渡ればいい
若いころは無鉄砲だった人も、守るものが増えてくるにつれて安心や安全を求めだすものだ。
何かをやろうとしても、大丈夫だろうかと逡巡する。
自分のやろうとすることが大きなことであればなおさら、慎重になるのは当然のことだ。
でも、その失敗が自分だけのことならば、迷わずやってしまえばいい。
その一歩を踏み出すためには、自分がやりたいかやりたくないかその一点でいい。
石橋を叩かずに河を渡るという事だ。
途中で橋が崩れてしまうことがあるかもしれない。
ならば、泳いで向こう岸に向かえばいい。
元の場所にしか戻れなければ、別の橋を探せばいい。
「善は急げ」とも言う。
やろうと思ったことは、躊躇すべきではありません。
立ち止まらず、後ずさりせず、前に進みましょう。
どうしようと迷っていられるほど、人の一生は長くはないのです。
→この人の一生は長くないだけは噛み締めたいものです。
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