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貧困の共食い

2025-02-27 06:38:32 | 日記

貧困=経済的に困窮している人々がいる。

だが、そんな人々にもいろいろな人がいる。

・ただ困窮していて、助けを待っている。

・困窮しつつも、互いに助け合って生き抜いている。

・困窮から脱するべく努力している。

・他人を踏み台にして、困窮から脱しようとしている=今回はそんな人。

静岡県浜松市は、政令指定都市としてそれなりに繁栄している。

だが、市内のM地区は未だに貧困から脱してはいない。

唯一の産業であった林業でさえ衰退した地区の現状がこれだ。

 

◆貧困する他人から搾取する

 おいらの友人の一人は、個人経営の電器店だ。

 その経営は厳しい。

 なので、ヤマダとかケーズの下請けとなって、設置とかひっかけシーリングの作業を請け負った方がいいと周囲から言われている。

 だが、一国一城の城主であるその友人はそれを良しとはしない。

 そんな友人の店舗に、久々に大口の発注があった。

 浜松市M地区から転居して、現住所にエアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・掃除機等60万円ほどの掛け売りだ。

 

 周囲はみな一様に、危険だから断ったほうがいいと言う。

 だが友人は、ネットでそれなりに調査をして、分割支払いでそれに応じた。

 その結果は、初月から未払いとなった、いわゆる取り込み詐欺だ。

 そのため、転居前のM地区の実家を訪問すると、そこには母親だけが住んでいた。

 その母親は、〇〇が迷惑をかけたのですか申し訳ありません、なんでも持っていってくださいと言う。

 だが、なんでもと言われても、垢じみた布団と茶碗ぐらいしかない。

 貧困している友人は、より貧困している母親を追い込むことはできなかった。

 貧困者が貧困者を食い物にする、そんな社会もあるのだ。

 

 →言葉を失う社会です。

 


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