「学力」。色々な捉えがあると思われます。「10人居ると10通りもあるよ」とおっしゃる方が居ますが・・・。
単純化して考えたい。既に定着している知識や技能、さらに体験・経験を総動員して活用して、困難なことや未知なこと、問題、課題などを何とかして解決しようとする際には、考えますよね。どうかしようとしますよ。
この一連の過程を「学力」と呼びたい。ですから、知識も大事、もちろん技能も大事、加えて膚や身体で感じている体験や経験も当然大事。でも、これらの量よりも質が問われています。
しかも、いつもこのサイクルをグルグル回しておくことによって、頭が活性化してくるのです。特に、成長段階の児童や生徒には「問い掛ける」ことによって、いくつもの回路ができ思考停止になりませんね。話し合うことも同様のよさがあります。