89歳の伯父が
半年ばかりの入院でした(社会的入院です)
1年前に誤嚥性肺炎を起こし、退院後在宅に戻りましたが、介護状態となり福祉サービスを利用しながら
の日々であったそうです。
80台前半のおばは 毎日入院先の夫の食事介助に行っていたそうです
前置きが長くなりましたが
告別式当日のおばの様子が違うのです
昨年末までは自分で車を運転し、とても活発な叔母を知る私の目に飛び込んできたのは
1本の杖に両手で体をフラフラ支えるような・・・
暫く会う機会もなかったおばでしたが
あまりにも様変わりしたこの姿にビックリ
聞けば、今年初め
大腸のカメラ検査をしこの時に 事故が起きたそうです。
腸を傷つけてしまい
縫合する手術をしましたが、後3日ほど意識が戻らなかったそうです。
同居していた自営業で単身の息子は父親の病院 母親の病院
母親の退院後は家事一切が息子に降りかかり・・・・
一家の生活は一変してしまったそうです。
超高齢化社会
報道ではよく耳にする言葉
遠くに有る世界
いや、これが今ある世界
あまりにも変わり果てた一家を目にし 涙が止まりませんでした。
市の斎場前の公園に咲く睡蓮
弔問に訪れ 何十年ぶりかに再会した従妹 叔母 伯父
皆 歳を重ねたんだな~って
浦島太郎状態でした。