2015年12月30日
今日から冬休み。初乗車の「サンライズ瀬戸」で四国へ向かう。
自分にとって四国は鬼門。
大学時代にサイクリング部の合宿で行った時は、突然の発熱に見舞われ初日でリタイア。
次に友人とバイクでツーリングに行った時は四国カルストで雪に見舞われ、滑って転倒しバイク故障。
近隣のガソリンスタンドまで何kmも押すハメに。
今回は何も起こらないことを願い、ややビビリながら出発。
21時30分、東京駅9番線に到着。大きな荷物を抱えた人が多くていかにも帰省シーズンという感じ。
昨年の冬休みに「出雲」に乗って以来、「サンライズ」にはいくつか変化があったらしい。
まずはこの9番線案内。上野東京ラインの開業に合わせ、「岡山・出雲市・高松方面」の文字が無くなった。
まさか廃止フラグ?深い意味が無ければいいけど。
そして越境乗務廃止。それに伴ってなのか、シャワーカードの自販機化・タオルセット販売終了。
さらに車内案内の自動放送化。14系や24系で自動放送だったら嫌だけど、「サンライズ」は比較的新しい車両なのでこれはあまり違和感無し。
そんな訳で、この変更で「サンライズ」も分社化と合理化が図られた印象。9番線案内は気になるけど。
21時35分頃、「サンライズ」入線。
先頭車付近は撮影会。次々と人が来る。
今日は高松行き。明日の31日発は琴平行き。惜しい。
発車時刻が迫り、1号車に乗車。
部屋はシングル2階。大きな窓から見晴し最高。
車内では「『サンライズ出雲91号』をご利用の方、お間違えの無いように」とアナウンスされている。
今日は定期の後に臨時の「サンライズ出雲91号」が運転される。そのせいかホームの撮影者も多い。
そして定刻22時、「サンライズ瀬戸・出雲」静かに発車。
多摩川を渡る。部屋の照明を消して夜景観賞。個室寝台から眺める夜景は最高。
常夜灯のみ点けて夜食タイム。「祭」で数える程しか残っていなかった弁当から「うに帆立めし」を購入。
1150円。新千歳空港の弁当らしいので駅弁というより空弁。しかし美味い。
「サンライズ」には使い捨てコップが備え付けてあるので、ありがたく使わせてもらう。
このコップサービスもシレッと無くなってしまわなければいいけど。
22時24分、列車は定刻に横浜を発車。徐々に街灯が少なくなっていく。そしてお休み放送。
全部自動放送のみなのかと思ったら、結構車掌さんによる放送も入ってくる。
23時21分、熱海。JR東日本からJR東海の乗務員さんに交代。
23時40分、沼津。すでにJR東海管内だけど、JR東日本のE231系が見える。
分社化がどんどん進むJRでは、この光景もやがて過去のものになってしまうかも。
そう言えば、あの「大阪しなの」も次のダイヤ改正でついに名古屋発着に変更されるとか。
周遊きっぷ時代は割引率が低い東海道新幹線(5%割)を避けて、中央東線→「大阪しなの」で重宝したけど。
今や在来線はまさにブツ切り分断化。
もんもんとしながらここで就寝準備。
23時54分、富士。この辺り、ホームは人気も無く静か。富士を発車したところでブラインドを下げて就寝。
「サンライズ」は東海道線を爆走中。明日の朝は超久々の瀬戸大橋。