Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

関西長期出張休日日記⑧【初のシングル1階~「サンライズ出雲」】

2017年02月26日 09時27分00秒 | 鉄道旅

2017年2月25日

 


関西に来て半年。今日は月1回の公認帰省日。もちろん「サンライズ」で。

日付が変わった午前0時、三ノ宮駅に到着。寒いし眠い。

 

 

 

今日は特にアクシデントもなかったようなので定刻かと思いきや、あら?6分遅れ。
プレミアムフライデーなるものが導入されたこの日、いつもの金曜と変わらずこの時間でも三ノ宮駅は帰宅客で大混雑。寒さと人混みの中「サンライズ」の到着を待つ。上りも含めて「サンライズ」は金曜発が特に盛況。1週間前に寝台券を購入したけど、ソロもシングル2階も既に売り切れ。わずかに残っていた「出雲」の禁煙シングル1階を購入。まあ買えただけ良かったけど、シングル1階に乗るのは初めて。「景色が見にくい」と言われるシングル1階、果たして?

 

 

 

0時17分、帰宅客でごった返すホームに「サンライズ瀬戸・出雲」到着。三ノ宮からの乗客も結構いる。

 

 

 

さっそく2号車に乗り込み、階段を下り海側のシングル1階個室へ。うおっ、目の前にホーム。これはなかなかの違和感。列車で階下に乗るのはE4系「MAXとき」以来だけど、「MAX」の記憶はほとんど残っていないので、かなり新鮮と言うか異様と言うか。

 

 

 

0時19分「サンライズ」三ノ宮を発車。すぐに車窓さんの検札。日付が変わって最初の停車駅だけど、検札印はしっかり「2月25日」になっている。

 

 

 

例により「サンライズコップ」でビールタイム。やはり個室寝台車で飲むビールは最高。

 

 

 

列車は神戸線を爆走で進む。走り出せば1階個室からの景色にあまり違和感は感じない。

 

 

 

0時38分、大阪。駅に着くと、やはりすぐ近くに見えるレールと下から見上げる風景に違和感。

 

 

 

1時7分、京都を通過。よく言われる「1階は揺れが少ない」については、自分の感覚では「そう言われるとそうかも」という感じ。あまり2階と違わないような気がする。そしてこの2号車10番は台車が近いせいか走行音が大きい。
そろそろ寝るかとトイレに行ったところ、なんと2階部屋、しかも海側が空室になってるのが見えた。直前キャンセルか。ちょっと複雑な気分。ここでブラインドを下して就寝。1階はうっかりブラインドを上げたまま寝ると途中駅でホームから丸見えになるので要注意。

 

 

 

5時40分、携帯アラーム(バイブ)で目が覚める。とてつもなく眠いけど、上り「サンライズ」での儀式、夜明けの相模湾を見る為にここで起床。列車は程なくして熱海に到着。すっかり定刻に戻っている。

 

 

 

やはりこの目線の低さが新鮮だけど、ちょっと戸惑う…。

 

 

 

熱海を発車すると海がお目見え。

 

 

 

残念ながら曇っていて「『サンライズ』からのサンライズ」は見れなさそう。

 

 

 

1月に乗った時はほぼ真っ暗だったけど、当たり前ながら2月下旬で日の出が早くなった。寝台列車で感じる季節の移ろい。
儀式を終え、小田原を出たところで再び就寝。

 

 

 

おはよう放送に続いて横浜に到着。1.5ヶ月振りに見る京浜東北線。ちょっと懐かしい。

 

 

 

多摩川を渡り東京に入ると終着放送。毎度のことだけど寝台列車の夜はあっと言う間。
新幹線だと短いはずの移動時間がすごく長く感じるのに。何て考えていたら東京駅が見えてきた。

 

 

 

定刻7時8分、終点東京到着。多くの乗客が降りてきてあちこちで記念撮影。土曜の朝ということで通勤客は少なくのどかな雰囲気。

 

 

 

185系「踊り子」との並びを見届けて帰路へ。また来月も乗れますように。
そして初のシングル1階、駅以外の車窓は思っていたより普通に見えたものの、個人的な感想としては、やはり総じて2階に軍配でしょうか…。

 

 

 

 

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2017 能登温泉紀行②【「能登かがり火6号」→「サンダーバード30号」】

2017年02月02日 17時35分00秒 | 鉄道旅

2017年1月29日

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午前8時起床。よく寝た。和倉の街は晴れ。

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目覚めのオーシャンビュー。七尾西湾はやや霞がかって幻想的。

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午前10時、「ホテルα‐1能登和倉」をチェックアウト。朝食付きオーシャンビューが楽天トラベルで4300円。久し振りに泊まりましたが、以前と変わらぬいいホテル。口コミ評価5決定。

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今日も和倉の温泉街へ。まずは「和倉温泉湯っ足りパーク」。その名の通り足湯です。

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「妻恋船の湯」。何と読むのかわかりません。無料で入れます。

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冷えた足に和倉の湯がジワ~ンと染み入ります。気持ちいい~。

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足湯の外はすぐに海。この景色を見ながら入れれば最高ですが、残念ながら足湯から海が見える場所はわずか。

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やはり足湯に浸かっていると無性に全身浸かりたくなり、今日も総湯へ。日曜日という事もあり大混雑かと思いきや、昨日の夕方の時より全然空いています。露店風呂でボーっと至福のひと時。1時間コースで今日も総湯を堪能しました。

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総湯の外には足湯や飲泉コーナーがあり、温泉卵も作れるようです。帰り際に源泉を少々飲用。苦い!やはり薄めた方が良さそうです。

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総湯を後にし、徒歩で和倉温泉駅へ。
8年振りに訪れた和倉温泉、今も変わらずいい所でした。入社当時に急行「能登」で来て、のと鉄道で輪島まで行った帰りに和倉温泉に寄ったのが最初。前回の8年前に寝台特急「北陸」で来た時は、既にのと鉄道は穴水までに短縮されていて、輪島や蛸島への路線は廃止されてしまっていた。「能登」や「北陸」で来れて輪島・蛸島までのと鉄道が走っていた頃が夢の時代のように思えます。今回は関西出張中で「サンダーバード」があったから和倉まで行こうと思ったものの、東京からトンネルだらけの北陸新幹線で行こうという気には、やはりなりそうにありません。

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和倉温泉13時発の「能登かがり火6号」で帰路に着きます。

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683系の「能登かがり火」。北陸新幹線金沢開業と共に登場した金沢‐和倉温泉を結ぶシャトル特急。

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金沢で「サンダーバード」に乗り換える場合、特急料金は通しでOK。

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定刻13時に和倉温泉を発車。指定席の4号車は空いていてのどかです。さっそくビール。和倉温泉の苦いお湯を飲んでのどカラカラだったから、半分一気飲み。

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七尾に停車。久々に見る413系。

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途中、七尾と羽咋にのみ停車し、「能登かがり火6号」は能登半島を淡々と進んでいきます。

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1時間少々で旧北陸本線、今はIRいしかわ鉄道と合流し金沢の街が見えてきました。

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定刻14時4分、終点金沢到着。向こう側のホームに見えるのは…

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噂の「花嫁のれん」。何ともきれいな塗装の車両です。自分にはちょっと場違いかも。

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金沢からは14時57分発「サンダーバード30号」。1本早い「28号」にも乗れますが、「サンダーバード」は混雑でトイレに行きにくい事が予想される為、金沢駅でトイレタイムのインターバルをとります。

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あいの風とやま鉄道の521系。今やこの顔は西日本一大勢力。

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トイレタイムを済ました14時46分頃、683系「サンダーバード30号」入線。

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この「30号」は停車駅が加賀温泉・福井・京都・新大阪のみで、大阪まで2時間39分の速達便。定刻14時57分に金沢を発車。「指定席・グリーン席共に満席」のアナウンスが流れます。

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帰りは日本海側の席。と言っても、日本海が見える区間はほとんどありません。やがて観音様が見えてきました。

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15時20分、加賀観音が見守る加賀温泉に到着。

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福井を過ぎると車窓が雪景色に。

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北陸トンネルを抜け16時15分頃、敦賀を通過。敦賀を通過する列車に乗ったのは初めて。この先にある自分の大好きなループを見逃すまいと車窓を凝視していましたが、予習不足でどこだかわからず見逃しました。下り線と交差する珍しい光景は見れましたが。

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列車は滋賀県の雪景色の中を爆走します。残念ながら自分の7号車はモーターが無いサハ。モハで爆走のサウンドを聞きたかったのに。これも予習不足。

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滋賀県内は雨が降っています。雨をものともせず湖西線を爆走。

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やがて見慣れた景色が見えてきて、定刻17時36分、終点大阪到着。束の間の和倉温泉逃避行終了。
次は「くろしお」で紀伊半島か、「大阪ひだ」で高山か。関西乗り鉄はかなり楽しい。休みがとれれば…。

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