Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行④【帰路、荒れ模様の山陰本線・伯備線を行く】

2017年11月28日 23時24分00秒 | 鉄道旅

2017年11月18日

 

 

 

 

 

午前6時に目覚めると、天気予報通り外は雨。香住の海もどんよりで、しかも寒い。朝マズメ勝負する気もなくなり二度寝。8時に朝食を頂き9時に民宿「くらはし」さんをチェックアウト。

 

 

 

 

 

昨夜は美味しいカニに舌鼓を打ち、お土産に干物まで頂いて香住の海の幸を満喫。いい宿だった。

 

 

 

 

 

雨も小降りになったので、漁港側ポイントで列車待ちの間に一本勝負。ローライトのコンディションでデーゲームでも期待大。

しかし、やはり自分は雨男。20分もするとドシャ降りに。一向に止む気配も無く、ここで無念の撤収。

 

 

 

 

 

靴の中までグショグショ。そして初の日本海シーバスも釣れず。凹む。
しかし香住は釣りするにもいい所。今度はもっと暖かい時期に来たい。

 

 

 

 

 

10時30分、香住駅に到着。早くも帰路につく。今日は冬型の気圧配置で日本海側は風雨が強い。雪にはならなさそうだけど。

 

 

 

 

 

10時53分、キハ47の浜坂行き到着。車内に入ると、あ~暖かい。

 

 

 

 

 

今日も余部橋梁を渡る。このあたりは紅葉がきれい。

 

 

 

 

 

11時18分、浜坂に到着。乗り継ぎ時間2分で向かいのキハ121鳥取行きに乗車。

 

 

 

 

 

この区間は今日も単行。定刻に浜坂を発車。この辺りではまた空いていて車内はゆったり。

 

 

 

 

 

日本海はだいぶシケてきた。今日は米子まで行って上りの「サンライズ出雲」に乗る予定だけど、無事に運行されるだろうか。

 

 

 

 

 

岩見以降はじゃんじゃん乗車してきて、12時7分、満員御礼で鳥取に到着。

 

 

 

 

 

次の列車まで時間があるので、途中下車してお土産購入タイム。鳥取駅前には「砂のルネッサンス」という砂像が展示されている。どれも砂とは思えない芸術品。色々あって見てると楽しくなる。

 

 

 

 

 

13時40分、再び改札を抜けホームに上がる。次の列車は14時2分発、快速「とっとりライナー」米子行き。

 

 

 

 

 

「スーパーはくと5号」発車後の13時58分に入線。車内はかなり混雑して定刻14時2分に発車。窓の外は雨がドシャ降り。風も強く雨が窓に打ち付けて景色がよく見えず。いよいよ冬の日本海側らしくなってきた。

倉吉を出ると車内はだいぶのどかになり、風雨の中を西へひた走る。

 

 

 

 

 

15時29分、御来屋に到着。ここで向かいの普通米子行きに乗り換え。依然として雨がザーザー降り。

 

 

 

 

 

15時45分、淀江で途中下車。「サンライズ」乗車前の儀式、入浴をここで済ませる為、雨風の中を歩く。幸い雨が小降りに。傘がさせない風の強さなのでこれは助かる。

 

 

 

 

 

徒歩10分で「ラピスパ」に到着。7月にも来た温泉。あの時は猛暑だったけど、あの暑さが嘘のように寒い。季節が違うので当たり前だけど。

 

 

 

 

 

さっそくレストランで昼食。割子そば1枚増と生ビール。時刻は16時でようやく昼食にありついた。あ~美味い。同時に外は再びドシャ降りに。危なかった。

 

食後は浴場へ。本日の男湯はパティオ風呂。洗いを済ませ露天風呂に直行。強い風雨の中で入る露天風呂が最高。いつまでも入っていられる。あまりの気持ちよさにうたた寝していると時刻はたちまち17時40分。列車の時刻が迫り、泣く泣くここで上がる。1時間20分コースで堪能。

 

 

 

 

 

18時、温泉を出ると風ビュービューながら雨は止んでいる。このタイミングを逃すまいと淀江駅へ急ぎ足。

 

 

 

 

 

18時20分、普通米子行きが到着。列車に乗るとまた雨が降ってきて、風雨の中を列車は米子へ向けて走る。

 

 

 

 

 

18時17分、終点米子に到着。「サンライズ」乗車前の夕食調達に、いったん改札を出てイオン米子駅前店へ。自分のように、鳥取方面から米子経由で伯備線岡山方面に向かう場合は、米子で改札を出なければそのまま行けるけど、米子で改札を出る場合は伯耆大山‐米子の往復運賃が必要となる。

 

 

 

 

 

19時30分頃、買い出しを済ませ米子駅に戻ってきて上り「サンライズ」を待つ。やはりこの夜行列車を待つひと時は格別。そう言えば、米子駅はいつの間にか自動改札になっている。7月に来た時は有人改札だったけど。

 

 

 

 

 

19時53分、駅の入線放送に続き285系の姿が見えてきた。

 

 

 

 

 

「サンライズ出雲」米子に定刻到着。無事運行してくれて良かった。最後部1号車に乗車。部屋はシングル2階海側のベストポジション。

 

 

 

 

 

19時56分、ドシャ降りの中、米子を定刻発車。山陰本線を快調に進む。

 

 

 

 

 

すぐに車掌さんの検札。検札後トイレ行く時に見たところ、この時点で1号車2階はまだ1/3ほど空室がある。

 

 

 

 

 

伯備線に入ると川面に街灯が映し出される場面が多くなる。そして最後部1号車からは、暗闇を照らしながらカーブを力走する「サンライズ」の姿。部屋を消灯できる個室寝台ならではの夜景。「やくも」からでは恐らく見えない。部屋を真っ暗にしてただひたすらボーッと眺める。

 

 

 

 

 

新見を出たところで晩酌タイム。食料は3割引きタイムでお得に購入。米子イオンは上り「サンライズ」の強い味方。

そして日本海側から太平洋側の気候に変わったのか、先ほどまでのドシャ降りが嘘のように、空にはオリオン座と満天の星空が出現。シングル2階の湾曲した窓からはこの星空が一望できる。

常夜灯のみ点灯しビール飲みながら星空を眺める。やはりこの非日常が寝台列車ならでは。至福のひと時。

 

 

 

 

 

22時14分、倉敷に到着。

 

 

 

 

 

クネクネの伯備線を抜けて、ここからは山陽本線を爆走で進む。

 

 

 

 

 

22時26分、JR四国の2000系が見えてきて「間もなく岡山」の車内放送。「サンライズ瀬戸」との連結の為、ゆっくりと入線する。

 

 

 

 

 

動いたり停まったりを繰り返しながら、やがて車内に軽い衝撃が伝わり連結完了。ドアが開くと結構な乗車があり、1号車2階は1室を除き埋まった。

 

 

 

 

 

しばらく停車するので、外の空気を吸いにホームに降りる。ヒンヤリとした冬の空気。しばらくすると「間もなく発車」の案内放送が聞こえ車内に戻る。そして定刻22時34分、岡山を発車。

ベッドに寝転んで満天の星空を眺めながら過ごす。夜行列車は暗くて何も見えない・・・なんて声を耳にするけど、自分の中ではこの部屋を真っ暗にしての夜景観賞こそが最大の醍醐味。

 

 

 

 

 

23時53分、明石の街並みが見えてきた。引き続き定刻運行中のようで、この分だと明石海峡大橋のライトアップは見れそう。

 

 

 

 

 

23時59分、ライトアップされた明石海峡大橋が登場。いつ見てもきれい。例によって、この直後0時を迎えると同時に一気に消灯された。

 

 

 

 

 

0時10分、港町神戸の街並みが見えてきて間もなく三ノ宮到着。ここらで眠気が限界。明朝、相模湾の車窓に期待してここで就寝。zzz…。

 

 

 

 

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2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行③【浜坂温泉&カニの里 香住】

2017年11月24日 22時53分00秒 | グルメ

2017年11月17日<2>

 

 

 

 

「スーパーまつかぜ6号」で鳥取に到着。続いて11分の待ち合わせ、キハ121普通浜坂行きに乗車。

単行の車内は満員。すぐに降りる方が多いのかもしれないけど、2両付けてくれないかと率直に思う。

海側席は既に埋まっていた為、山側のボックスに着席。直射日光で眩しい。ブラインドを半分閉めるも、日の暖かさでたちまち睡魔に襲われ爆睡。浜坂まで寝て過ごす。

途中どこかの駅で気付くと、あの「トワイライトエクスプレス瑞風」が隣のホームに停車中。乗客がみんな写真撮ってる。残念ながら、自分は気付いた時点で時すでに遅し。あ~あ。しかし「瑞風」、初めて見た。

 

 

 

 

 

11時52分、終点浜坂に到着。ここで改札を出て途中下車。

 

 

 

 

 

今回の旅のお供、MayJ.さんの「Christmas Songs」を聞きながら海へ向かって歩く。クリスマスには1ヶ月早いけど。

 

 

 

 

 

15分程で日本海に出る。ここは岸田川河口。いや~きれいな景色。

 

 

 

 

 

今日は宿泊先の香住で釣りする予定だけど、この岸田川もそそられる。とりあえず温泉入ってから列車の待ち時間に釣りするか。

 

 

 

 

 

さらに徒歩5分程で浜坂温泉に到着。源泉が湧き出ている。ちょっとなめてみると、ほのかに塩味を感じる。そして何と言っても、熱い!それもそのはず、源泉温度は約67℃。

 

 

 

 

 

続いて入浴へ。日帰り入浴施設の「ユートピア浜坂」に到着。海を回ってきたので遠回りになったけど、浜坂駅から直行だと徒歩10分程で着く。

受付で料金を支払い浴場へ。先に洗いを済ませお湯に浸かる。あ~、じわーんと染みる~、気持ちいい。夜行列車を降りたあとの温泉はやはりひとしお。源泉掛け流しではないようだけど、加水はもちろん加温もなし。循環塩素消毒をしているようながら、塩素臭がすることもなく源泉の良さが味わえる。

露天風呂はないけど、平日昼間ということもあり人も少なくまさに極楽気分。内湯ではさすがに長湯できず40分コースながら十分堪能。

<ユートピア浜坂>★★★★☆
泉質:B 眺め:B 癒し:A コスパ:A
思いがけずいい温泉に巡り合った。無色透明ながら、ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉の湯はとてもよく温まる。浜坂駅からも徒歩10分で鉄道旅行者の強い味方。料金なんと300円。ボディソープは備え付けがあるけどシャンプーは無し(自分は携帯用を持参)。

 

 

 

 

 

風呂上がりに休憩室でビールタイム。これがたまらない。塩化物泉の効果で体がポカポカ。しばらく汗がひかない。すぐ出てさっきの場所で釣りする予定だったけど、そのまま広間でゴロリ。あ~極楽。釣りは香住で。

 

 

 

 

 

13時50分、温泉を出て浜坂駅に戻る。

今度は14時21分発の快速豊岡行きに乗車。

 

 

 

 

 

14時12分、折り返し豊岡行きとなるキハ47が到着。こちらは2両編成。海側ボックスに着席。浜坂‐豊岡間の普通・快速列車はまだキハ47の独壇場。この区間の沿線風景には朱色のキハ47がとても似合う。いつまでも独壇場であってほしい。

 

 

 

 

 

列車は定刻で発車。久谷を通過し餘部に到着。今日もホームには観光客とおぼしき方が見受けられる。

 

 

 

 

 

余部橋梁を渡る。いつ見ても絶景。

 

 

 

 

 

14時43分、カニのハサミがシンボルの香住に到着。やっと着いた~。

 

 

 

 

 

カニは宿でのお楽しみとして、まずは釣り。矢田川河口を目指す。

 

 

 

 

 

徒歩10分程で河口に到着。思っていたより水深が浅い。魚がいるのか半信半疑のまま、さっそくルアー投入で釣り開始。狙うのはシーバス。今日明日でなんとか1匹。

 

 

 

 

 

しかしやはりそう甘くはなくノーバイト。ポイントを変え堤防へ。堤防周辺は岩が絡みこちらの方がその気になれる。辺りは薄暗くなってきて雰囲気はあるけど、依然ノーバイト。

16時30分頃、堤防の先端でエサ釣りの方がデカいクロダイを釣り上げた。やはり魚はいる。しかしシーバスはいないのか?この頃から地元の釣り人の数が増えてくる。「何狙ってるの?」と声をかけられ「シーバス」と答えると、「シーバスは湾内の方がいいかもな~」。

 

 

 

 

 

地元の方の言葉通り結局バイトは無く、17時30分ストップフィッシング。宿で夕食食べたら夜釣りに出るつもりでいたけど、日が暮れるとメチャクチャ寒い。手がかじかんでまともに動かず。やっぱりやめた。雨男の自分らしく明日は雨予報だけど、明日にかけることにする。

 

 

 

 

 

 
釣りを終えて今宵の宿、民宿「くらはし」さんへ。こちらの目玉はもちろん今回最大のお目当て、カニ。
今日の夕食は香住ガニフルコース。自分の香住での定番は、松葉ガニより相場が安く(とは言っても高い)甘みが強い香住ガニ。
夕食前にまずは入浴。浜坂で温泉に入ったものの、釣りですっかり冷えた手足に血流が蘇る。ちょっと落ち着いた。
風呂を上がりいよいよ夕食。
 
 
 
 
 

うおっ、香住ガニまるまる2杯はやはり迫力。しかしこれは食べ切れそうにない。「茹でガニは食べ切れなかったら持ち帰りできますよ」と宿の方の心強いお言葉。さっそく頂く。

 

 

 

 

 

茹でガニに加えてカニ刺し。こんな贅沢していいの?と罪悪感にかられるけど、まあしがないサラリーマンのささやかな楽しみということで。

 

 

 

 

 

焼きガニ。みそと足を七輪で焼く。この香ばしさがたまらない。その他にもカニフライ・カニ鍋からの雑炊とまさにフルコース。

 

 

 

 

 

最後はデザートで〆。美味しかったけど、やはり食べ切れなかった。茹でガニ半身残して終了。持ち帰りをお願いして部屋に戻るとそのままバタンキュー。

これはとても夕食後に釣りは無理だった。zzz…。

 

 

 

 

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2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行②【「スーパーまつかぜ6号」乗り継ぎピンチ!?】

2017年11月22日 22時00分00秒 | 鉄道旅

2017年11月17日<1>

 

 

 


昨晩乗車した下り「サンライズ出雲」。クネクネとポイントを通過してどこかの駅に進入するのに気付き起床。

 

 

 

 

 

運転停車の大阪だった。時刻は4時25分頃。まだまだ先は長いということで二度寝。

 

 

 

 

 

おはよう放送に続いて定刻6時27分、岡山に到着。切り離し作業後に「瀬戸」が先に発車。しかし続いて発車するはずの「出雲」は停まったまま。駅の構内放送で何か言ってるのが聞こえる。何と言ってるのか聞き取れないけど、これは何かあったな。

そして車内放送。「ただいま車両点検を行っています、発車までしばらくお待ち下さい」。

マジか?まさかこのまま打ち切り?ここまで快調に来たのに。気が気でない時間を過ごす。6時42分頃、再び車内放送。「車両の安全確認がとれましたので発車します」。ふーっ、なんとか打ち切りは免れた。そして定刻より10分遅れた6時44分、岡山を発車。しかし車両点検って何だったんだ?心配になる。

 

 

 

 

 

キハ187系を横目に山陽本線を下っていく。この先、単線区間がメインの伯備線では「サンライズ」が遅れるとますます遅延拡大していく傾向あり。何分遅れるのだろうか?そんな伯備線の心配をする前に、倉敷で再び抑止。ヤバい。本当に打ち切りか?自分はそんなに急いでないので多少の遅延はOKだけど、打ち切りだけは本当に勘弁。

そして7時過ぎ、なんとか倉敷を発車。「倉敷駅でも車両点検を行った影響で、17分遅れで運転しております」。米子で乗り継ぐ予定の「スーパーまつかぜ6号」への乗り継ぎ時間は約45分。この先遅れが増大する事を考えるとちょっと焦ってきた。

 

 

 

 

 

伯備線に入り日の出。備中高梁までは複線なので普通に走行。

 

 

 

 

 

7時32分、備中高梁。18分遅れ。そしてここからは単線メインの区間。

 

 

 

 

 

きれいな景色の伯備線。この季節は木々が色づいていっそうきれい。

 

 

 

 

 

方谷で上り「やくも4号」と交換。

 

 

 

 

 

8時3分、新見。20分遅れ。それほど遅延は拡大してない。

 

 

 

 

 

それにしても、外は霜が降りて真っ白。寒そう。今週末は真冬並みの寒気が入ってくるという予報。

 

 

 

 

 

8時43分、駅名はわからないけど、115系上り普通列車と交換。依然として20分遅れという車内放送が流れる。思ったほど遅延は拡大せず。ちょっと安心。

 

 

 

 

 

9時10分頃、右手に大山が出現。そしておなじみの案内放送。「ただいま進行右手に大山が見えております」。

 

 

 

 

 

いつ見てもきれいな大山。まだ雪は見られず。

 

 

 

 

 

9時20分頃、山陰本線と合流して日野川を渡る。米子はもうすぐ。

 

 

 

 

 

そして9時20分頃、米子に到着。ここで下車。結局遅延が拡大することなく18分遅れで到着。

 

 

 

 

 

9時23分「サンライズ出雲」出雲市へ向けて発車。遅延はヒヤヒヤだったけど、久々の下り「出雲」はやはり楽しかった。本当は出雲市まで乗り通したいけど、またの楽しみに。

 

 

 

 

 

乗り換えの待ち時間に、駅構内の「吾左衛門鮓」で朝食。月見そばと鯖鮓セット(670円)。あ~美味い。ビールが欲しくなるけど残念ながらアルコール類の販売は無し。しかしこれは米子での新たな楽しみ。

 

 

 

 

 

朝食を食べ終えて、予定通り「スーパーまつかぜ6号」に乗り継ぐ。

 

 

 

 

 

9時49分、キハ187系2両編成の「スーパーまつかぜ」到着。1号車の指定席に乗車。すると、自分が指定された席に老夫婦が座っている。何っ?しかし自分の指定券を確認するとこの席に間違いない。まさかダブルブッキング?

「すみません…」と切り出すと「えっ、ここ指定席?」と言って立ち去っていった。なんか今年の7月「やくも」に乗った時もこんなパターンだったような。とにかく一安心して着席。そして定刻9時50分、米子を発車。

 

 

 

 

 

例によって爆走で進む。指定席の車内は乗車率40%程。ゆったりできる。それにしてもいい天気。

 

 

 

 

 

途中で車掌さんの検札。鳥取まで約93kmを1時間程で結ぶ。単線区間でちょっと驚異的。

 

 

 

 

 

水尻池を爆走で通過。しかし池を見ると釣りしたくなってたまらない。

 

 

 

 

 

やがて前方にビル群が見えてくると鳥取は目前。

 

 

 

 

 

定刻10時58分、終点鳥取に到着。気持ちいい爆走だった。

ここで乗り換えて次に目指すのは浜坂。それにしても、山陰本線は景色がきれいで楽しい。

 

 

 

 

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2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行①【丹那トンネルの向こうでSAYONARA?】

2017年11月19日 21時07分43秒 | 鉄道旅

2017年11月16日

 

 

 


どうにも遠くへ行きたい衝動にかられ、1ヶ月前に「サンライズ出雲」の寝台券確保を試みたところ、なんとか往復分ゲット。明日17日を振休にして、金土日の三連休で向かうのは兵庫県の香住。お目当ては、今春に食べて忘れられない美味しさだった香住のカニ。退社後に一旦家に戻り準備を済ませ、東京駅へいざ出陣。

 

 

 

 

 

21時に東京駅に到着するとそのままグランスタへ直行し食料調達。この夜行列車乗車前のひと時がたまらない。
NewDaysでビールとサラダを買い足し、21時25分頃9番線へ。「湘南ライナー13号」が停車中で、ホームは通勤帰宅客でごった返している。そんな中、「サンライズ」の行き先「高松」「出雲市」は、このご時世ではかなり異色。しかしこの異色な光景、今となってはこの光景が1年でも長く続いてくれる事を願わずにはいられない。

 

 

 

 

 

21時35分、「サンライズ瀬戸・出雲」入線。

 

 

 

 

 

今日もかっこいい「サンライズ」。多くの人がカメラを向ける。やっぱりこのワクワク感は寝台列車ならでは。

 

 

 

 

 

下りの「出雲」に乗るのは2014年以来。上りはちょくちょく乗ってたけど下りは久々。そしてドアが開くと続々と乗客が乗り込んでいく。


ホームから見る限り、「瀬戸」「出雲」共に結構な乗車率。記念撮影する人・個室内で荷物整理する人・既に晩酌中の人、思い思いに出発前のひと時を過ごしている。

 

 

 

 

 

発車時刻が迫り、9号車に乗り込む。部屋はシングル2階。1ヶ月前は10時打ちできず、退社後にみどりの窓口に行ったら既にシングルの空きは喫煙1階のみ。かろうじて残っていたソロ下段をキープして、その後ちょくちょくキャンセル狙いに通ってなんとか2週間前にシングル2階ゲット。タイミング次第のキャンセル待ちは、やはり地道に通うしかない。

 

 

 

 

 

今日はもう一つ気になるイベントあり。それは侍ジャパンの日韓戦。フル代表ではないけど、やっぱり日韓戦は見る方も気合入る。さっそくワンセグで観戦すると、3-4で日本が負けている。

時刻は22時となり、「サンライズ瀬戸・出雲」東京を定刻発車。

 

 

 

 

 

混雑する京浜東北線を尻目に個室でゆったり。しがないサラリーマンの束の間の休息ということで…。

 

 

 

 

 

22時22分、横浜に到着。侍ジャパンは8回裏、依然として1点差でリードされてる。

 

 

 

 

 

横浜発車後に車掌さんの検札。今回は米子回りで香住に向かうけど、実は遠回り。姫路で播但線に乗り換えた方が近いものの、この寒い中での姫路早朝下車は勘弁…ということで米子回りに。

 

 

 

 

 

検札後はビール&夕食タイム。常夜灯のみ点灯し、車窓からの夜景を眺めながら飲むビールはやはり最高。

 

 

 

 

 

時刻は22時55分、侍ジャパン9回裏に押し出しでついに同点。依然1アウト満塁。さあこのままサヨナラ…と思ったら、後続凡退。あ~あ。小田原を過ぎるとトンネル区間になるから、この先は電波届かないと思われる。9回裏サヨナラだったらバッチリだったのに。

 

 

 

 

 

延長タイブレークへ。予想通り小田原通過後はワンセグ圏外。気が気でないままビールを飲んで過ごす。

 

 

 

 

 

23時21分、熱海に到着。ちょっとだけワンセグ復活すると、日本が3点とられて4-7に。あ~やっぱり9回裏で決められなかったのが痛い。

 

 

 

 

 

23時23分、熱海を発車。この先は長大な丹那トンネル。また圏外に。トンネル出たら試合終わっているだろう。やや諦めムードに。


23時38分頃、トンネル区間を抜けて電波復活。すると、なんと、7-7の同点になっている!マジか?そして今まさにサヨナラチャンス。

 

 

 

 

 

そしてロッテの田村選手がサヨナラ2ベース!なんとか勝った。スコアは8-7。「野球は8-7が一番おもしろい」という格言通りの熱戦。すっきりした。これで安心して眠れる。

 

 

 

 

 

23時55分、富士を発車したところで就寝。侍ジャパン勝利で軽やかなジョイント音がいっそう心地いい。zzz…。

 

 

 

 

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2017.11.1 河口湖【紅葉&放流バスin大増水河口湖】

2017年11月02日 21時49分00秒 | バス釣り

2017年11月1日

2週連続週末台風で釣りに行けなかったうっ憤を晴らすべく、振休をとって秋晴れの河口湖へ出動。

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湖畔に着いてビックリ。噂には聞いてましたが、今までの大減水が嘘のような大増水。白須のお堂も水の中に戻っています。もうこの水位に戻る事はないかと思ってましたが、やはり台風2連発の威力は凄かった。水位上昇はありがたいですが、各地で被害も出てしまっているので手放しでは喜べません。

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午前10時30分出船。水温14~15℃。今日は富士山がくっきり。昨日放流が入ったとのことで、とにかく魚を釣りたい自分は一路放流場所の小海を目指します。

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河口湖は各所で紅葉が見ごろ。風も無くベタ凪の湖面を紅葉を眺めながらボートを走らせます。最高。あとはバス釣るだけ。

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小海に到着。今までの風景と異なりオカッパリポイントが増水で半減してます。水が濁っていて透明度30cm程でしょうか。サイトでは見えないので、まずは放流直後の定番、スピナーベイト(zinxミニスーパーブレード)で探ります。するとすぐにバイト!

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まずは1匹目。25cmの放流バス。いつもの放流バス同様、お腹プクプク。あ~でも、久々にバス釣れて一安心。しかし後が続かず。そしてこの頃から晴天河口湖での定番、西の強風が吹き出す。エレキ踏みっ放しじゃないとボートが流される。これではバッテリーがもたない。たまらず移動。

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続いてやってきたのは、こちらも放流場所の長浜。スピナーベイトを投入すると一撃ヒット!

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ちょっとサイズアップの35cm程。放流バスとは言え、スピナーベイトで釣れるとやはり楽しい。

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長浜エリアを広く探っていくとバンバンとはいかないまでもポロポロとバイトがある。のらないのも多いですが、何とかのせて3匹目。30cm程。30cm前後が今回の放流アベレージのようです。

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その後も長浜エリアを探ります。空は秋色。
まだ各所で水が流れ込んでいて、水位はさらに上がりそう。放流バスは1~2mレンジにいるようですが、このレンジは今まで岸だったところ。水中にはウィードではなく雑草が広がっています。この雑草が絡まってきてなかなか厄介。色々試しますが、やはりスピナーベイトが最適。

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何となく放流バスの着き場がわかってきたかな~なんて思っていたら4匹目。スピナーベイトのスローロールが効いてる。

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5匹目。これもスピナーベイトのスローロール。ここで試しにシャッドへチェンジ。

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その1投目にバイト!ここバス溜まってそう。

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再びスピナーベイトのスローロールで7匹目。楽しい~。

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気が付くと16時。日没間近。ここでスピナーベイトへのバイトが途切れる。有終の1匹を求めてアシ際をスモラバで探ります。雑草が絡まってきて難しいですが、突如「コンッ」とバイト!

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8匹目も30cmの放流バス。時刻は16時45分。ここでストップフィッシング。

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久々の放流バス。バカスカ釣れる感じではなかったけど楽しかった。夕暮れの空に月が光る。ヤバい、暗くなってしまう。駐艇場へ向けてプレーン。

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鵜の島を越えると夕暮れの富士山がお目見え。いや~きれい。ボートを停めて眺めていたらますます暗くなってしまい、急いで駐艇場へ。

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恐らく今年最後の河口湖。それにしても今年は難しかった。また来年…。

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