Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

1/30 河口湖

2013年01月30日 22時39分00秒 | 温泉

2013年1月30日

ボートのエンジン修理が完了したとの連絡を受けて、河口湖へ出動。
今日は暖かい。11時に家を出る時点で気温12℃もある。修理明けのボート試乗にはうってつけ。
まずは中央道谷村P.Aで昼食。ここで食べるのはもちろん(?)「吉田の天ぷらうどん」。


自分はこの「吉田うどん」が大好きで、ここに来た時は必ず食べる。
「かんずり」を少量まぶすといっそう美味い。入れすぎると辛くて大変。


食べ終わり再び出発。目の前に雄大な富士山がお目見え。


冬の富士山は青と白のコントラストがとてもきれい。いい眺め。
その後12時30分頃に河口湖到着。昨年9月以来。湖畔にはまだ雪がびっしり。積雪20cm位ある。
それ以上に目を引くのは大減水。ここ数年、ここまで減っているのは見たことがない。

 


白須のお堂は陸続き。
どういう事情かわからないけど、これ以上は減らしてほしくない。

まずは試乗に備えてボートにエレキをセッティング。しかし雪に足をとられて難航。
気温は6℃と河口湖としては高めだけど、寒さでだんだん手が言うことをきかなくなってきた。
何とかセッティングを終えてエンジンを受け取りに行く。
「冷却水の出が悪い」ということで修理に出していたけど、やはりインペラが減っていたとのこと。
現物を見せてもらったらほとんど原型をとどめてなかった。インペラ交換で25,000円也。とほほ…。
エンジンをボートに取り付けてさっそく試乗。冷却水が「ビーン」とよみがえった。


以前とは全然違う。気分爽快。そのまま河口湖周遊へ。
白須付近で調子に乗ってプレーンさせた途端に「流氷」出現。やばいやばい、減速。


あやうく砕氷船になるところだった。「流氷」エリアを抜け、鵜ノ島まで久々の全開走行。
やっぱりエンジン船はいいな~。しかしさすがに今日は釣り人の姿は見えない。

 

 


信号下は結氷してる。

 
漕艇場も一面氷。
 


ハワイエリアも。
信号下からハワイにかけては氷エリアで進入できず。ここで風が強くなってきたので駐艇場へ帰着。
久々のエンジン走行は楽しかった。シーズンが待ち遠しい。


すっかり冷え切った手足を暖めに温泉…の前に、今日は最近のマイブーム「かっぱ寿司」へ。


さっそく「あおさの味噌汁」を注文。これが美味い。


続いて握りを5皿。やはり一皿105円は庶民には有難い。しばらくマイブームは続きそう。
そして最後はやはり温泉。今日も「泉水」さんへ。


冷え切った手足が生き返った。やはり冬は釣りよりも温泉か。

 

 

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2012-2013 道北温泉紀行⑨【「あけぼの」で帰京】

2013年01月21日 20時37分00秒 | 鉄道旅

2013年1月6日

 


突然「ハイケンスのセレナーデ」が聞こえてきた!何事だ?まだ夜中なのに。トラブルでもあったのか?
しかし続けて車内放送「あと約20分で大宮到着です」。何と、これは本物のおはよう放送だった。
もう朝だったとは…。いつもは何度も目が覚める寝台車の夜も、今回は完全熟睡。
やはり昨日の稚内→青森サドンデス戦が効いていたらしい。湯檜曽ループは見たかったのに。
ブラインドを開けると間もなく列車は大宮に到着。今日も寒い中カメラマンの姿が見える。


大宮を出ると朝焼けの街並みが広がる。雪がない風景は久々。

さいたまスーパーアリーナ。
いつものことだけど、「戻ってきてしまった」という感覚。
昨日の今頃はまだ稚内だったのに、一気に現実に引き戻されてしまった感じ。
「あけぼの」の夜は楽しかったけど、やっぱり大宮を過ぎるとブルーになってくるな~。


尾久の車両基地を過ぎると再び「ハイケンスのセレナーデ」が流れて「間もなく終点上野です」の車内放送。
「寝台特急『あけぼの』をご利用頂きまして有難うございました。またのご乗車をお待ちしています」。
いつもの定型放送だけど、特に上りでこの放送を聞くと無性に寂しくなる。
旅が終わることや「あけぼの」の行く末など、色々な想いがこみ上げてくる。


やがて地平ホームに入り定刻6時58分、終点上野13番線に到着。
「うえの~うえの~」のおなじみの構内放送が流れる中、寂しさMAXで下車。
多くの乗客が降りてきて、あちこちで記念撮影。やはり寝台列車を降りる時はみんな名残惜しくなるのか。

 

雪国激走のあと。
これで夢のような9日間は終わり。明日からまたサラリーマンか。早くまた上野駅13番線に来たい。

また乗れますように…。

 

 

 

 

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2012-2013 道北温泉紀行⑧【稚内→青森サドンデス戦】

2013年01月20日 20時44分00秒 | 鉄道旅

2013年1月5日

 


今日も携帯アラームで目が覚める。時刻は午前4時。何とか起きれた。そしてついに来た審判の時。
恐る恐る運行情報を見てみると、何と、そこにはまたしても衝撃的な文字が。


「スーパー宗谷2号運休」!


「・・・」思わず絶句。終わった。どうしよう?
…と、ここでよくよく見てみると、「稚内-南稚内間運休」となっている。
ふ~、どうやら昨日の情報通り南稚内始発で運行されるらしい。マジでビビった。

未明の稚内、出発決定。
そうと決まれば出発の準備。まずは温泉へ。気温-9℃。
これが本当に今回最後の露天風呂。
後半は運休に悩まされたけど、やっぱり稚内、そして道北はいい所だった。
また来れることを願い、少し短めの40分程であがる。


部屋に戻り身支度を整えて5時30分、5泊したドーミーインを今度は本当にチェックアウト。名残惜しいな~。
…と同時に、青森まで遅れたら終わりのサドンデス戦が始まった。


まずは稚内駅へ。昨日のお兄さんが今日もいて「すでにみんな南稚内に向かっている」とのこと。
同じタイミングで駅に来たもう一人の方とタクシーに同乗し、自分も南稚内駅に向かう。
5時50分頃、南稚内到着。お金を払おうとすると、「JR持ちになってるからいらないよ」とのこと。
さすが親切な稚内駅。振り替え輸送前だったのに柔軟に対応してくれてる。
駅に入るとすでに20人程並んでいる。でもこれなら座れそう。
その後は列がどんどん伸び、駅の外まで延びる長蛇の列に。


待つこと約50分、ついに列車が入線。久々に見る列車に安堵感が。
そして6時45分、ついに改札スタート。自由席の5・6号車目指してみんなダッシュ!


自分も久々にダッシュして、無事に天塩川向きの窓側を確保!ホッとした。
その後も続々と自由席に人がなだれ込んでくる。たちまち満席になり、大勢の立ち客発生。


始発駅でこれはきつい。札幌まで立つ人も多くいるはず。やはり2日間運休していた影響は大きい。
乗車率約120%で、列車は定刻7時14分に南稚内を発車。寂しさと嬉しさが入り交じる、何とも複雑な気分。


しばらくするといつもの日本海ビューポイントにさしかかる。すると、何と今日はかすかに利尻富士の姿が!

ピンボケ…。
久々に見る冬の利尻富士。少ししか見えないこともありすごく神秘的。


7時49分頃、列車は豊富に到着。ここで降りてバスに乗り換えた2日間が懐かしく感じる。
豊富温泉にあと1回入りたかったな~。感慨に浸っていると車内アナウンス。
「この先で除雪車が除雪を行っている関係でしばらく停車します」。なにーーー?早くも抑止か?
遅れたら終わりのサドンデス戦に早くも危機が。除雪は先にやっといてくれ。
落ち着かない時間を過ごすこと約12分、列車は豊富を発車。
遅れは12分、札幌の乗り継ぎ時間は16分。札幌で「石狩鮭めし」を買う時間はここで消滅。
その後は抑止することなく進み、きれいな景色を見る余裕がまた出てきた。


駅に着く度に自由席はじゃんじゃん乗客が増える。通路までぎっしり。指定席の通路も開放しているらしい。
トイレにも行けない。札幌まで飲まず食わず。抑止はないものの、混雑のせいかじわじわ遅れは拡大。


そして10時10分頃、名寄に到着。名寄は9時53分発のはず。すでに遅れは16分を超えた。終わったか…。
名寄を発車すると車内放送。「札幌からスーパー北斗12号への乗り継ぎについては現在確認中です」。
ふ~、何とかまだ可能性は残されているらしい。


列車は塩狩峠のきれいな景色を進む。ここで再び車内放送。
「スーパー北斗12号へは予定通り乗り継ぎができます」。おお、助かった~。しかしまたダッシュか。


旭川を過ぎ函館本線に入るとさらに遅れは拡大。本当に間に合うのか?
また車内放送。「スーパー北斗12号へは臨時停車の白石駅で乗り換えとなります」。思わず絶句。
この激混みの中を大荷物抱えて降りなきゃいけないのか。


そして25分程遅れた12時30分頃、列車は白石に臨時停車。これは珍しい光景。
しかしのんびりしている時間はない。「すみません、通ります」と言いながら通路を通ってどうにかこうにか下車。
すぐに階段を上り下りして反対側のホームへ。

「スーパー北斗12号」が待機してる。
3号車の限定乗車口までまたしてもダッシュ。


どうにか乗車して「スーパー北斗12号」は白石を発車。覚悟はしていたけど、この列車も満員で立ち。
ここからは青森まで立ちっぱなしかもしれない。「石狩鮭めし」どころではなかった。
しかし意外に苫小牧で降りる人が多く、通路側ながら席にありつける。
車内放送によると遅れは12分。このままの遅れなら函館での「スーパー白鳥40号」乗り換えは可能。
少し希望が見えてきた。

 

その後も「スーパー北斗」は快調にとばし、12分遅れのまま森を発車。
ここまで来ればかなり安心。一息ついてきれいな駒ケ岳を眺める。


その後も遅れは拡大することなく、15時50分頃函館に到着。隣のホームには「スーパー白鳥40号」が停車中。


ふ~何とか間に合った。「鰊みがき弁当」を買いたいところだけど、乗り換え時間5分では無理。
断念して「スーパー白鳥」に乗り込み、15時55分定刻に函館を発車。この列車も当然立ち。


しかし思っていたより混んでない。しかも木古内で席が空き、海向き窓側に奇跡的に着席。
列車は16時45分頃に青函トンネル突入。上りの青函トンネルはいつも寂しさを感じる。
青函トンネルを出ると外はすっかり真っ暗。青森県内も雪が多いけど、列車は遅れることなく進む。


そして定刻17時45分、「スーパー白鳥40号」青森に到着。南稚内を出て約10時間30分。
ついに青森まで辿り着けた。長かった。
さすがにダッシュ乗り換え2回の自由席連続10時間以上はきつい。


ちょっとした感慨に浸る。これで稚内→青森のサドンデス戦が無事終了。
できれば、これはもうやりたくない。
「あけぼの」発車まで約35分。まずは腹ごしらえ。ホームのそば屋さんで天ぷらそばを注文。


サッポロクラシックがないことに違和感を覚えてしまう。しかしそばを食べて少し落ち着いた。
続いて改札を出て駅弁購入。戻ってくると「あけぼの」が入線していた。


「EF81あけぼの」をじっくり見れるのは今や上りの青森発車前くらいかも(下りはすぐ回送されるし)。
最近上野口では見れなくなってしまったEF81ブルトレだけど、やっぱりいいな~。

 


「上野行き」を見ると、何か現実に引き戻される感覚に襲われる。「あけぼの」乗車はうれしいけど。

 


本日の宿は5号車ソロ。羽越本線内海側上段の進行方向向きという、まさにベストポジション。

 


ビールを購入して5号車に乗車。そして18時22分、「あけぼの」定刻に青森を発車。
夜景を見ていると「あけぼの」に乗れる喜びが湧いてくる。やっぱり自分に新幹線は無いな。
そして久々に足を伸ばして座れた。個室寝台車の快適さを再認識。
しばらくは部屋の照明を消してビールを飲みながら夜景鑑賞。これは個室寝台の醍醐味。
東北も雪が多く情緒満点。なるべく永く雪景色を見ていたい。
そう言えば行きの「あけぼの81号」ではフィーバーしていた途中駅も、さすがに今日は落ち着いている。
きっと1月3日の「あけぼの82号」も大変なフィーバーだったのだろうけど。

今日は静かな大館。
奥羽本線内は雪が降り続いている。「雪=運休」がトラウマになっているのでヒヤヒヤだけど、「あけぼの」は快調。

鷹ノ巣にて。

東能代では五能線能代行きの姿が見える。夏の八郎潟遠征ではあの列車(単行だけど)に乗ったっけ。
東能代駅も夏とは違って一面雪。


森岳を過ぎると右手に東部承水路が見える。年々釣れなくなる八郎潟。今年はどうなるか?
やがて窓の外はビルが立ち並ぶ風景に変わり、21時20分頃秋田に到着。


数分遅れて到着したようで、すぐに発車となる。
ここでトイレに行くと、青森発車時点ではまばらだった5号車もすでに満室。やはり「あけぼの」は秋田エリアからの乗客が多い。
秋田を出たところで夕食タイム。まずは青森で購入した「海峡の恵」。

えび・いか・かずのこ・いくら等、青森の海の幸満点でとても美味い。
続いて「スーパー北斗」の車内で購入した長万部の「かにめし」。この弁当を食べるのは久々。


あ~美味かった。羽後本荘を出るといよいよ夜の日本海が本格的にお目見え。
真っ暗な海に白い波が打ち寄せて、黒い海と白い波のコントラストが圧巻。何度見てもこの景色はいいな~。
ちなみに「あけぼの」で寝台から日本海が見れるのはソロの海側のみ。シングルDXを含めて他は全て山向き。
景色の素晴らしさを考えると、これは少し残念な気もする。


時刻は23時を過ぎ、列車は日本海から離れて内陸を進む。そして23時20分頃、鶴岡に到着。
おそらく雪で遅れていると思われる酒田行きの「いなほ」が見える。


鶴岡を出たところでベッドを作り就寝準備。室内にソロ上段用の寝台セットマニュアルがある。
以前はよくみかけたけど、最近はあまり見ることがなかった。記念に持ち帰ってしまう人が多いのか?
初めての人は恐らくこれを見ないとセット方法がわからないと思うし、自分も最初はこれを見ないとわからなかった(特に木の板を折り返すところ)。


寝台セットが完了し、ブラインドを閉めて就寝。やっと眠れる。
とにかく今日はサドンデス戦で疲れた。zzz…。

 

 

 

 

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2012-2013 道北温泉紀行⑦【宗谷本線2日連続運休】

2013年01月17日 19時42分00秒 | 鉄道旅

2013年1月4日

 


目覚ましで目が覚める。時刻は午前4時。とてつもなく眠い。
今日は「スーパー宗谷2号」で稚内を離れ函館まで行く予定。しかし問題は列車が動くかどうか。
恐る恐る携帯で運行情報を見てみると、希望はあっけなく絶望へ。


「宗谷本線運転見合わせ」さらに「スーパー宗谷2号運休」!

 

うわー、この時点で函館まで行けないことが決定。計画大幅狂い。あ~どうしよう。
とにかく今の時点でできることはないし、「サロベツ」の運行に望みを託して再び寝る。zzz…。


次に目覚めると時刻は7時15分。外は依然として雪がドカドカ降り続けている。


これは今日も終日運休濃厚。まずは函館のホテルにキャンセルの連絡を入れる。
そして不安なままとりあえず温泉へ。気温-10℃!極寒の露天風呂はやはり最高。
1時間であがり部屋に戻って運行情報を見ると、まだ「サロベツ」の運行について言及なし。
いつもは名残惜しいチェックアウト前も、チェックアウトしたくないし、でも札幌まで行きたいし、何とも複雑な気分。
とにかく「サロベツ」運行を願って10時30分ドーミーインをチェックアウト。4泊があっという間。本当に快適なホテルだった。


大雪の中、駅へ向かう。稚内の街はすべて雪に覆われている。


稚内駅に到着して改札口前に行き、目に飛び込んできたのは、何と、「サロベツ運休」の知らせ!
おわ~。目の前が真っ暗に。その後の「普通 旭川行き」も運休になっている。完全に八方ふさがり。


最後の頼みの綱は夕方の「スーパー宗谷4号」のみ。何とかこれで札幌まで。
みどりの窓口のお兄さんに見通しを聞くと「明るくはない」とのこと。望み薄ではあるけど駅で待つ。


ビール飲みながら「スーパー宗谷4号」運休に備え明日の作戦をたてる。
最終的には明日(1月5日)の上り「あけぼの」に間に合えばいい。18時22分までに青森に着くには?


『スーパー宗谷2号→<乗り継ぎ16分>→スーパー北斗12号→<乗り継ぎ17分>→スーパー白鳥40号』


このタイトな1系統のみ。どれか1つでも乗り遅れたらアウト。遅れたら終わりのまさにサドンデス戦。
正直これはやりたくない。何とか今日の「スーパー宗谷4号」が運行されてほしい。


12時頃になると雪は弱くなってきた。これはもしかして…の期待が高まる。
そして駅員が掲示板を更新しにきた。これは運行か!
更新された掲示板に書かれたのは、何と

 

「終日運休」の4文字!

 

言葉を失う。

無情の運休告知。
マジか。しばし呆然自失。その約10分後、我に帰り思考回復。さてどうするか?
まずは札幌行き高速バスの運行確認。これは運行されているけど今日は終日満席とのこと。
しかも国道40号を通っていくので何時間かかるかわからないらしい。8~10時間くらいか?
満員のバスに8時間も乗っていたらおかしくなりそう。宗谷バスの窓口もずいぶん無愛想だし。

 

次に今日で有効期限が切れてしまう周遊きっぷのゾーン券について交渉。
みどりの窓口のお兄さんに事情を説明するとすんなり1日延長してくれた。稚内駅の駅員さんは皆親切。


最後に今日の宿の確保。「じゃらん」から「ドーミーイン稚内」の空室確認をすると空いている!すぐに予約。
これで「ドーミーイン稚内」5泊目が決定。これはこれで嬉しいけど、明日が怖い。

予定が決まり一息ついて昼食。
稚内駅構内「キタカラセレクト」で「宗谷黒牛ハンバーグランチ」&「生ビール」を注文。


何気なく頼んだこのハンバーグランチ、これは美味い。ソフトドリンク付きで値段も850円と手頃。
これも稚内の新たな楽しみ。美味くてビール1杯では足りないけど、居酒屋ではないので我慢。


その後は雪がやんだ稚内市街を散歩がてら「セイコーマート」まで買い物。
宗谷本線の踏切を渡ると、線路は完全に雪に埋もれて跡形もない。

これでは明日の運行も心配になる。
買い物を終えると15時を過ぎた。ここでホテルにチェックイン。何か家に戻ってきたような不思議な感覚。
今度の部屋は同じく9階の、前とは反対側の部屋。稚内の街の向こうに海が見える。これも素晴らしい眺め。


日が暮れて街灯が灯ると景色がいっそうきれい。


稚内最後の夜(多分)を満喫しようと、夕方にフェリー埠頭まで散歩に出る。
しかし10分も歩いていると指先と耳がやばい。手袋・フードしていてもこの有様。-10℃位ありそう。


早々に退散して、帰りがけに稚内駅に寄る。
もし明日の「北斗星」が空いていれば変更しようと思い、みどりの窓口で昼間のお兄さんに調べて頂く。
しかし開放B含めて満席。次に「はまなす」も調べてもらったけど、こちらもB寝台含めて満席。
明日「あけぼの」に間に合わない場合は、「はまなす」自由席+新幹線となるのか。

ついでに明日の運行見込みを聞いてみると、
「運行するとしても明日は南駅(南稚内駅)から発車になりそうです。まあ、そういう話が来るということは運行するんじゃないかと思いますけどねー」とのこと。


これはかなり期待できそう。しかも南稚内始発とは。有益な情報ゲット。
ちなみに南稚内まではタクシーでの振り替え輸送になるっぽい。それにしてもこのお兄さんいい人。


やや気が楽になったところでホテルに戻り温泉へ。今度は本当に稚内最後の夜になりそう。
露天風呂で感慨に浸りながら、今日も2時間コースで満喫。
風呂をあがり夕食。今日も昨日と同じ「おおなごの棒寿司」。すでにはまってる。


夕食を食べながら再び明日の作戦をたてる。
「スーパー宗谷2号」は、2日間溜まった足止め客が一気に押し寄せ大混雑と思われる。
稚内に並んで振り替え輸送で南稚内に行ったとしても、南稚内に並んでいる人が優先になるはず。
直接、南稚内に行った方が良さそうか。
とにかく明日は青森まで一気に行くサドンデス戦。果たして無事「あけぼの」に間に合うだろうか?
目覚ましをまた4時にセットして就寝。zzz…。

夜鳴きそばもこれで最後(のはず)。

 

 

 

 

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2012-2013 道北温泉紀行⑥【宗谷本線運休】

2013年01月16日 23時07分00秒 | 鉄道旅

2013年1月3日

 


稚内に来て早くも4日目最終日。朝8時に目が覚めると外は大変な強風。


今日もまずは温泉へ。気温-8℃。こんな強風の日は露天風呂が最高。
胴体のみ湯に浸かり手足を出す「V字半身浴」が最高に気持ちいい。極楽。
ふと露天風呂周りに植えられている木の枝を見ると、氷の葉ができている。
低温と強風と雪による自然現象のようだけど、初めて見る美しい光景。


雪と風の芸術。


「霧氷」と言うらしい。
1時間程であがり今日も箱根駅伝観戦。結局、日体大が他を寄せ付けず独走優勝。
しかし今年も時間を忘れてテレビに釘付け。早くも来年が待ち遠しい。
そして今日も豊富温泉に行く予定。しかし外は風に加えかなりの雪で暴風雪となっている。


何気なく携帯で「鉄道運行情報」を見ると、何と、大雪により宗谷本線運転見合わせ!
当然「サロベツ」も運休。油断した。まさか宗谷本線が止まるとは。うわちゃ~。
区間によっては運行している所もあるようなので、普通列車が動いていることを願い、一応稚内駅へ向かう。
しかし願いも空しく普通列車もあっけなく運休。


この時点で豊富温泉を断念。あ~行きたかったのに。今日どうしよう。
稚内市内には「童夢」と「みなとの湯」という2つの日帰り温泉がある。
しかしホテルにもいい温泉があるし、あえてお金をかけて行くこともないか。

ということで、今日はホテルに戻る。本心は豊富温泉に未練たらたら。
その分、ホテルではV字半身浴2時間コースで露天風呂を堪能。吹雪の露天風呂は趣満点。
今日の夕食は稚内駅構内の「キタカラセレクト」で購入した「おおなごの棒寿司」。
初めて食べたけどこれは美味い。稚内の新たな楽しみになる。


こうして稚内最終日は不完全燃焼で終了。
明日は「スーパー宗谷2号」で札幌に向かい、そのまま函館まで行く予定。
しかし外は依然吹雪。果たして明日列車は動くのか?

今日も夜鳴きそばで〆。

 

 

 

 

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