2012年6月24日
今年初の野尻湖戦。
アフタースポーンの6月は1年で一番よく釣れる時期ながら、自分は過去に何度も6月戦でデコっています。
リズムが合えばポンポン釣れるけど、合わないと延々ノーバイト。
しかも周りにバカスカ釣られて精神崩壊するパターン。果たして今回は?
23日朝、野尻湖マリーナさんに到着すると、寒い!気温は12℃。どうも今年はやたらと低温に見舞われます。
準備を終えて午前7時出船。まずは個人的定番のカトリックから。しかしノーバイト。続いて松ヶ崎へ。
7mラインをスモラバで探るとすぐバイト!まずまずの推定700g。
再度同じラインを通すとまたバイト!今度は少しサイズアップの推定800g。
スクールに当たれば比較的イージーに釣れるようです。今度はフラットエリアの確認で菅川へ。
しばし沈黙のあと、近くの人がヒットした瞬間に自分にもバイト!しかしこれはバレてしまう。
気のせいか、スモールはバラすとその後バイトが無くなってしまう。群れが逃げてしまうのか?バラシは禁物。
その後は竜宮崎・金山などのエリアを周り、どこでもバイトは得られたけど、どうもバラシが多い。
ノンキーもよく釣れます。
午後2時を過ぎた頃、ようやく晴れて気温も上がってきました。それとともに風が強くなる。
最後に入った琵琶ワンドは北風が当たっていて何ともいい雰囲気。ここでウルトラスレッジを引くとバイト!
推定900g。
ここでストップフィッシング。バラシが多くキーパーは4匹止まり。
フラットよりもバンクの方が良さそうな感じでした。果たして明日は?
この日の宿は野尻湖釣行時の常宿「赤倉ユアーズイン」。
小さな宿ながら源泉掛け流しの温泉があり、部屋からの景色がすばらしい。館内もきれいでとても快適。
部屋からは絶景が眺められます。
チェックインしてさっそく温泉へ。浴室に入ると温泉のいい匂いがプンプンします。
泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉」。
無数の湯の花が漂います。
本物の温泉らしい実にいいお湯。泉温は40℃くらい。掛け流しでこの温度はまさに自然の恵み。
窓を開けると清々しい高原の空気、そして妙高の山々が見渡せる。至福のひと時です。
いつも通りの60分コースで風呂から上がり、ビールを飲んで午後9時就寝。
24日は3時30分起床。もちろんお目当ては朝風呂。こちらの温泉は24時間入浴可能。
浴室からはきれいな朝焼け。
40分程であがり身支度を整えて4時40分頃出発。
5時に野尻湖マリーナに到着。今朝も気温は低く11℃。
ボートは夜露でびっしょり。準備をして午前6時に会場へ向かいます。
そして7時10分、フライトが始まる。クジ運が悪い自分は今回も最終フライト。
まずは松ヶ崎へ。幸いボート一艇分空いていた。さっそく釣りしようとしたところアクシデント!
ロッド同士の糸が絡まってしまっている。約15分かけて何とか元通りに。しかし朝のゴールデンタイムに…。
ようやく釣り開始するもまったくノーバイト。周りも全然釣れていない。いつもの事だけど、やはり昨日とは違う。
スモール戦ではリミットが揃うまであまり移動しないようにしているけど、さすがにこの沈黙はやばい。
リスクを承知しつつ移動する。バンクをメインに考えていたけど、ちょっとだけのつもりで菅川へ。
7mラインをスモラバで探っているとバイト!ようやくきた。しかし、しまった、ネットがロッドの下に埋もれている。
魚とやりとりしながらロッドをどかして…とやっていると一瞬ラインがたるんでしまった。やばい!
…しかし時すでに遅し。フックアウト。水面に見えた500g位のスモールは悠々と泳いでいってしまった。
サイズは大きくはなかったものの、精神的ダメージがでかい。その後菅川ではバイトが無くなる。
次に竜宮崎へ。ここで初めて周りのヒットシーンを見かける。しかし連発する事はなく単発のようです。
そして自分はノーバイト。この頃からノーバイトに対してイライラするようになってきた。すぐ移動したくなる。
これはもう精神崩壊しかかっている表れ。
そしてまたもアクシデント。カトリックではキャスト時にラインが切れてスモラバが飛んでいってしまった。
釣れてもいないのにラインブレークとは。
リグをライトキャロに変えると、今度はピックアップ時にラインがこんがらがってリーダーがぐちゃぐちゃに。
もうここで完全に精神崩壊。イライラ→移動を繰り返し、結局何も起こらないままタイムアップで終戦。
また6月デコをやってしまったか…。
あまりヒットシーンを見かけなかったのでそんなに釣れていないのかと思いきや、何とウェイン率は88%!
しかもウェイトがすごい。3kg超えがザラにいて、いつものお立ち台ライン2500gでは普通の人。
野尻湖のバスもさらに巨大化しているようです。
それにしても90%近いウェイン率の試合でウェインできなかったのは初めての経験。
しばらく立ち直れません。
今考えると、やはりむやみに動き周りすぎました。前日プラと同じ事をやり当日アジャストできず失敗。
このパターン、頭で分かっていても本当に何度も繰り返してしまう。へこみます。
次の野尻湖戦は7月末。例年なら楽しい虫パターン戦。
しかし仕事の関係で前日プラができない事が確定。何とか一週前に来ないと、またデコりそうです。
ホゲても釣りの後は温泉。野尻湖からクルマで25分程の所にある飯綱高原の「牟礼 天狗の館」。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
カルシウムを多く含んでいるようで、浴槽周りはあちこち白くなっています。
カルシウムが機器に付着してメンテナンスが大変なようで、残念ながら加水されているようです。
鉱泉とは言え成分が濃いだけに何とも残念。
露天風呂からは妙高~飯綱の山々と霊仙寺湖が見渡せてすばらしい眺め。
<牟礼温泉 天狗の館>★★★★☆
泉質:B 眺め:A 癒し:A コスパ:A
ロケーションと景色の良さは最高です。大広間では美味い郷土料理が味わえます。料金500円。
釣れたあとなら気分爽快になれるでしょう。残念ながら今日はそうではないけど。
そしてこれから3時間30分の帰路。野尻湖でホゲると長い帰り道がさらに長くきつい…。