Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

秋の北陸ぶらり紀行2021④【旅の終わりは「ワイドビュー」】

2022年01月18日 01時51分04秒 | 鉄道旅

2021年11月22日(月)

 

 

 

 

 

富山県氷見の宿、潮の美で迎える朝、というよりまだ夜。午前1時30分起床。

部屋にいながら波の音が聞こえるので、ソワソワしてあまり眠れなかった。

波の音が聞こえて釣りしない訳にはいかない。さっそく夜の海へ。

 

 

 

 

 

今日は雨予報。しかしまだ降ってない。

 

 

 

 

 

近くの堤防でルアー投入。

しかしなんも釣れませんな〜(*_*)

時間だけが虚しく過ぎる。さっきまでのソワソワ感はどこへ?早くもあきらめムードとなり、90分であえなく撤収。

 

 

 

 

 

片付け中にアクシデント!

パックロッドの先端が戻らなくなった。こうなるとバッグに収まりきらないから帰り道が大変。

以前なった時は強引に戻そうとして見事に折れたし。朝からトホホ。

とりあえず部屋に戻って二度寝。zzz…。

 

 

 

 

 

再び起きると、おっ、窓の外にはなにやら昨日とは違う景色が!

 

 

 

 

 

海の向こうに立山連峰。

曇りなのでコントラストが出ないけど、ようやく氷見らしい景色が見れた。

 

 

 

 

 

朝風呂上がりに朝からビール。最高。

 

 

 

 

 

そして朝食。朝から豪勢。部屋食なので気兼ねなく食べれる。昨日の夕食で腹パンパンだったけど、美味しいので朝食も完食。

 

 

 

 

 

食後は海を眺めてまったり。

船に乗っているかのようなオーシャンビュー。すごい宿だ。

 

 

 

 

 

9時30分、潮の美をチェックアウト。

自分の中では南伊豆のめぐみ荘と並ぶスーパー民宿。当然リピート決定。今度は天気がいい日に来たい。

 

送迎車で氷見漁港まで送って頂く。しかし外は既に雨。釣れないだろうけど釣りしたかったので残念。

 

 

 

 

 

ひみの海探検館で降ろして頂き、しばし館内を見学。入館無料。今日は平日なので空いている。

 

 

 

 

 

氷見の海について様々な展示がある。

 

 

 

 

 

あ〜、あーいうの釣りたかった(;_;

 

 

 

 

 

あ〜、こういうの釣りたかった(;_;

 

 

 

 

 

妄想のあとは現実に戻り、戻らなくなったパックロッドの修復にかかる。

ネットで調べたところ、固い床にロッドの尻をトントンと軽く当てるのを延々繰り返すと戻るらしい。気が遠くなる。

 

ひたすらトントンして15分くらい経過したとき、ニュルッという感触が!

 

 

 

 

 

戻った〜(゚∀゚)

トントン作戦成功。これでバッグに入れられる。助かった〜。

 

 

 

 

 

ここで退館し、氷見の海を見ながら氷見駅へ。

 

 

 

 

 

宿から見えてた立山連峰もすっかり見えなくなり、雨に煙るグレーな海が広がるのみ。

 

 

 

 

 

たくさんのカモメが休息中。テトラの上までギッシリ。

 

 

 

 

 

氷見駅に到着。これから帰路。すると折り返しとなる列車が入ってきて、えっ?単行?

 

 

 

 

 

折り返し11時49分発の高岡行きとなるキハ40。昨日はキハ47の2両だったのに、1両はキツいな。

おまけに団体客が乗り込んできて満員御礼。車端のロングシートに追いやられ氷見を発車。

 

満員に加え雨。窓ガラスが曇り外は全く見えず。雨晴海岸見たかったけど、この天気では普通の海。

 

 

 

 

 

12時20分、氷見に到着。次はあいの風とやま鉄道 泊行き。

 

 

 

 

 

北陸新幹線の高架を見ながら富山の平野を進む。

 

 

 

 

 

12時42分、富山に到着。ここで下車。

行きは大糸線経由だったけど、帰りはここから高山本線経由での帰路。今回最後のイベントは、前から乗ってみたかった「ワイドビューひだ」。

 

 

 

 

 

ホームの隅っこ、2番線から発車。

 

 

 

 

 

遅ればせながら初乗車のキハ85系「ワイドビューひだ14号」名古屋行き。

 

 

 

 

 

車両更新を控えてるキハ85系、なんとか間に合って良かった。

 

 

 

 

 

右も左もLED表示機の昨今、昭和世代の自分にはやっぱり幕がしっくりくる。

 

 

 

 

 

指定席の8号車に乗車。途中の高山まで先頭車。

 

 

 

 

 

ハイデッキに大きな窓、まさにワイドビュー。

定刻13時2分に富山を発車。

 

 

 

 

 

硬めのシートが主流の現代、フカフカシートでゴージャス感満点。

列車は加速して神通川を渡る。

 

 

 

 

 

あいの風とやま鉄道と別れ、列車は内陸へ。

 

 

 

 

 

富山を発車したばかりながら、次は岐阜という案内表示。うまく連動していない。この辺が平成初期生まれの車両っぽい。自分はこういうアナログ感が好きだけど。

 

 

 

 

 

速星に着いたけど、案内表示は越中八尾。まだ混乱中。

 

 

 

 

 

徐々に山間部に入り、先ほど渡った神通川に沿うようになってからが絶景路線 高山本線の真骨頂。

 

 

 

 

 

真っ盛りの紅葉が車窓をよりいっそう絶景にしてくれる時期ながら、とにかく雨が恨めしい。

 

 

 

 

 

猪谷を過ぎると、宮川に沿うようになる。エメラルドグリーンの川と紅葉。せっかくの絶景が雨で全く映えない。今回は天気に祟られてる。

魚津も氷見も高山本線もやり直ししないとダメか。

 

 

 

 

 

14時30分、飛騨の小京都 高山に到着。JR東海の気動車がズラッと並んで壮観。

高山で前に3両増結。

 

 

 

 

 

高山を出ると、車窓の川は紅葉の飛騨川へと変わる。しかし雨は止む気配なし。

 

 

 

 

 

15時30分、列車は下呂に到着。

下呂温泉で有名な下呂。大勢乗ってきた。

 

 

 

 

 

乗車してから約2時間30分、ずーっと絶景が続く高山本線。ビールが欲しくなってきた。さっき高山で買っておけばよかった。

 

 

 

 

 

重ね重ねこの天気が悔やまれる。

 

 

 

 

 

雪景色もさぞかしきれいだろうし。これは冬に出直そうか。

やがて車内に「次は美濃太田」の案内が流れる。

 

 

 

 

 

16時23分、美濃太田に到着。ここで下車。

富山から約3時間20分、高山本線と「ワイドビューひだ」を満喫。この先も絶景が続くなら無理してでも名古屋まで乗るけど、ここからは市街地の景色に変わるようなので、経費と時間節約でここで乗り換え。

 

 

 

 

 

「ひだ14号」名古屋へ向けて発車。平成初期の懐かしい雰囲気を感じさせてくれるワイドビュー キハ85系。引退前にぜひまた乗りたい。

 

次に乗るのは、これも初めての太多線。

 

 

 

 

 

主に高山本線で運用されてる転換クロスのキハ75も初めて乗る車両。

ロングシートのキハ25も充当されてる中でアタリを引いた。

 

 

 

 

 

車内は快適な転換クロスシート。

新幹線会社と思われがちなJR東海ながら、在来線もすごくしっかりした車両が多いように思える。松本・諏訪エリアでも時々来る転換クロスの313系や213系に当たるとちょっと優雅な気分になれるし。

 

静岡エリアのロングシート苦行には閉口だけど(ーー;)

 

 

 

 

 

美濃太田を発車。木曽川の向こうに富士山のような山(名前わからず)。

このあと日没となり車窓は真っ暗。太多線も明るい時間帯に乗り直ししないとな。

 

 

 

 

 

17時16分、多治見に到着。

あとは「しなの」で帰るだけ。しかしちょっと時間があくので中津川まで先行する。多治見から乗るより中津川から乗った方が特急料金割安。

 

 

 

 

 

17時21分発の快速 中津川行き。

 

 

 

 

 

後ろの車両は転換クロスの313系なので、そちらに着席。やっぱりちょっと優雅な気分。

 

 

 

 

 

17時59分、中津川に到着。

依然として雨が降っている中、寒いホームで約30分の待ち時間。この時間、名古屋方面へ向かう人が多く、長野方面のホームはのどかな雰囲気。

 

やがてホームに案内放送が流れ、次の「しなの21号」は3〜4分遅れで途中駅発車とのこと。

 

トホホ。寒い。

 

 

 

 

 

18時32分、今回ラストの「ワイドビューしなの21号」長野行き、約3分遅れで到着。

 

 

 

 

 

ワイドビューながら、外は真っ暗で何も見えず。景色がきれいな中央西線を夜に通るのはもったいない。

 

そういえば、2022年3月ダイヤ改正で「ワイドビュー」の愛称はなくなるとか。

 

 

 

 

 

暗闇をひたすら爆走し19時38分、塩尻到着。あ〜帰ってきた。

 

これで2泊3日の北陸プチ旅終了。

しかし富山の雄大な景色はお預け( ̄□ ̄)

 

 

 

 

 

コメント
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