Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2021 フォッサマグナ温泉紀行②【大地の恵み〜糸魚川温泉ひすいの湯】

2021年02月28日 21時23分41秒 | 鉄道旅

2021年2月13日〈2〉

 

 

 

 

 

「あずさ5号」で南小谷に到着。ここからはJR西日本のキハ120に乗り換えて大糸線非電化区間を北へ。

12時7分発の糸魚川行き。キハ120の2両編成。先頭車のBOX席が空いてたのでこれ幸いと着席。その後「あずさ5号」からの乗り換え客が続々と乗車してきて、BOX・ロングシート共にほぼ埋まった状態で南小谷を発車。

 

 

 

 

 

南小谷までより一段と秘境感を増す車窓。

 

南小谷−糸魚川間の列車は2〜3時間に1本で1日7本。平岩−糸魚川間を入れて9本。編成は1〜2両。輸送密度的にはJR西日本ワースト3に入るスーパーローカル線。コロナ禍で鉄道会社の収益が悪化する中、この行程の5日後2月18日にJR西日本はローカル線見直しを表明。

 

場所的にもJR西の飛び地となってしまった大糸線が対象になることは必至と思われ、2010年に一度起きた存廃議論が再燃することになってしまいそう。

 

自分としては、せっかく近くに引っ越してきたこともあるし、ちょくちょく乗って輸送密度向上に貢献したいと思うも、焼け石に水か。

 

 

 

 

 

北小谷に到着。ここまでが長野県。この先トンネルで県境を越える。

 

 

 

 

 

長大な真那板山トンネルを抜けると平岩到着。ここは既に新潟県。

 

 

 

 

 

姫川の対岸に突如現れるのは姫川温泉。昭和の雰囲気を色濃く残す老舗温泉街。日帰り入浴も可能ながら、何も知らずに行くと建物の古さに一瞬たじろぐ。日帰り入浴専門の瘡の湯が比較的新しい。

 

 

 

 

 

「白」の看板が抜けてしまったホテル白馬荘。既に廃業?のように見えてしまうけど(失礼)、しっかり営業してくれてる。温泉は素晴らしい硫黄泉だとか。

 

 

 

 

 

平岩−小滝間は大糸線非電化区間の真骨頂。険しい姫川の峡谷を洞門と橋梁で繋ぐ。

 

 

 

 

 

至る所に雪崩の跡(@_@;) なにぶん険しい地形なので。

 

 

 

 

 

この区間は洞門の連続。険しい地形の為か、トンネル以外はほぼ25km/hの徐行区間。

 

 

 

 

 

断崖を走る県道526号。この辺り道路も険しい地形上に通されている。

 

大糸線と並行する国道148号もかつては急カーブに狭い道、さらに洞門の連続で、しかし時折見える姫川の峡谷がすごくきれいな味わい深い国道だったけど、今は新幹線のように長大トンネルで突っ切る味気ない形に変わっている。まあ安全を考えたらこの方がいいのか。

 

しかし本当に必要?というような道路と新幹線に多額の税金が使われる利権まみれの公共事業。ミナミの帝王の言葉を借りれば「公共事業は闇の深い世界やのお」。

そして地方在来線は切り捨てられる(-_-)

 

 

 

 

 

本当によくここに鉄道を通してくれた、という秘境の中をゆっくりコトコト走るキハ120。非日常感に溢れた鉄道旅の醍醐味。

 

 

 

 

 

南小谷−糸魚川間、JR東の「リゾートビューふるさと」のような観光列車を走らせるなどしてもっと盛り上げることはできないか?と思ってしまう。

 

しかしそれも北陸本線が繋がっていればまだ可能性はあったかもだけど、糸魚川から先が3セクに変わってしまった今となってはもう夢物語の世界。

 

「ふるさと」の車両はハイブリッドだから、南小谷から糸魚川まで延長運転してくれる方がまだ現実味がありそう。

などと、ふと気付くとまた妄想(*_*;

 

 

 

 

 

乗客は少ないし、トンネルも洞門も橋梁も維持費がかかるし、自然災害は多いし、冬は除雪が必要だし、飛び地だし、JR西とすれば廃止したくてしょうがなさそう。しかしこれだけの絶景路線、無くしてしまうのは残念すぎる。

 

 

 

 

 

秘境区間を抜けて根知に到着。南小谷−糸魚川間で行き違いができる唯一の駅。それにしても、ホーム周辺の積雪がすごい。1mくらいある。さすが豪雪地帯。

 

 

 

 

 

北アルプスの反対側に見えるのは雨飾山でしょうか。この角度からだと心なしか低く見えるけど、2000m級。

 

 

 

 

 

12時59分、姫川に到着。ここで下車。

 

 

 

 

 

南小谷から実に楽しかった52分、大糸線非電化区間を堪能させて頂く。

なんとか存続を(_ _)

 

 

 

 

 

姫川駅から徒歩約5分、やって来たのはフォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯。

 

 

 

 

 

昨年3月に来て以来、約1年振り。さっそく入館。

この時点で温泉のいい匂いがする(゚∀゚)

受付で入浴料900円を支払いロッカーキーを受け取る。入浴前に、まずは食堂へ向かい昼食。

 

 

 

 

 

こちらでの個人的定番メニュー、かき揚げそば+生ビール。列車旅は気兼ねなくビール飲めるのでたまらない。

 

 

 

 

 

1杯では足りず缶ビール追加!。食後はそのままゴロン。あ〜極楽。

 

50分ほど昼寝し、今度は浴室へ。温泉のいい匂いがプンプン。洗いを済ませ露天風呂へ直行。露天は源泉掛け流しのようで、冬期は湯温が下がる旨の注意書きがあるけど、ぬるめ大好きの自分としては願ったり叶ったり。

 

浸かってみると38℃くらいか。まさに適温。そして独特の正露丸のような匂い。

泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物泉。蒸発残留物16800mg/kgという濃厚な湯。舐めると塩分濃度の割にマイルドな塩辛さ。これだけの湯が掛け流しで味わえるというのだから最高。

 

ぬるめということもあり半永久的に入ってられそうな気持ち良さ。静かな露天風呂で自然を感じながら2時間コースで満喫。

 

〈フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯 個人的独断評価〉★★★★★

自分の勝手な泉質ランキングベスト5に入る名湯。まさにフォッサマグナの恵み。良質な塩化物泉で体がポカポカになり、さらにカルシウムイオンが濃いことで美肌効果大。手についた温泉のいい匂いが翌日まで持続し、朝起きるとまた入りたくなってしまう。

 

 

 

 

 

17時、温泉を出て姫川駅へ。夕暮れの山々がきれい。

 

 

 

 

 

17時16分発の糸魚川行き到着。車内はほぼ満員で、存続を願う上では一安心。とは言っても、単行だけど。

 

 

 

 

 

17時19分、糸魚川到着。今夜はここで宿泊。

 

 

 

 

 

今宵の宿は糸魚川駅目の前、ホテルジオパーク。糸魚川での自分の定宿。

チェックイン前に夕暮れの日本海を見に行こうと思ったら、ヤバッ「博士ちゃん」録画してくるの忘れた。あ〜マヌケ。しょうがない、19時までに夕食食べて部屋で見るか、と渋々チェックイン。

 

 

 

 

 

まずは部屋でビール。温泉出て喉カラカラだったからほぼ一気飲み。

続いて館内にある寿司居酒屋 岬さんで夕食。ここは地元の美味しい海の幸が頂ける店。カウンターには仕切りがあって、席の間隔も広くとられており安心。

 

 

 

 

 

まだまだ飲み足りないので、ここでもビール。

 

 

 

 

 

まずはイカ納豆。モチモチイカに納豆・卵・ネギの組み合わせは最強。

 

 

 

 

 

次はハタハタ唐揚げ。外はサクサク、中はふっくら、美味い。

 

 

 

 

 

続いてメギスつみれ揚げ。深海魚のメギスは北陸の名産。アツアツのフンワリ食感がたまりません。鬼ウマ。

 

 

 

 

 

白えび唐揚げ。カリカリ衣にほんのり甘い白えびの身。今夜のMVP。メチャメチャ美味い。

 

 

 

 

 

最後は岬ちらし重で〆。至福のひと時だった。

こちらのホテル宿泊でなくても訪れる価値は十分あり。ひすいの湯と並んで糸魚川の楽しみ。

 

 

 

 

 

食後は部屋に戻り、ちょっと遅れたけどなんとか観れた「博士ちゃん」。毎週欠かさず視てる個人的視聴必須番組。

芦田愛菜さんがかわいいし(*´Д`)

 

 

 

 

 

糸魚川の恵みを堪能し23時就寝。

 

…のはずが、この直後23時8分、ん?地震?しかもなんだか長いな。それに振幅の大きい嫌な揺れ方。これヤバいんじゃない?

 

冷や汗(゚д゚)

 

幸い当地はそれほど揺れが大きくなることなく収束。しかし気になってテレビをつけると、福島・宮城で震度6強!地上波全局地震情報に切り替え。

 

これは否が応でも3.11を思い出す。不幸中の幸いで津波が起きなかったのが救い。しかしやはり被害は出てしまった。

このあとは眠れず、3時頃まで夢と現実を行ったり来たり。

 

東日本大震災から間もなく10年。天災は忘れた頃にやってくる。改めて備えしないと…。

 

 

 

 

 

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2021 フォッサマグナ温泉紀行①【「あずさ5号」で大糸線を北へ】

2021年02月25日 22時32分11秒 | 鉄道旅

2021年2月13日〈1〉

 

 

 

 

 

週末近場温泉探訪、今回は1泊2日。大糸線で北上し新潟県の糸魚川を目指す。

午前10時、塩尻駅到着。まずは駅構内にある立ち食いそばの桔梗さんで蕎麦を頂く。個人的定番の安曇野葉わさびそば。ツーンと鼻に抜けるわさびの風味と蕎麦がマッチして、美味い。460円。松本駅の山野草さんと同じ味。同系列だろうか。

 

こちらの桔梗さん、自分が行った中ではトップレベルの美味しい駅そば。ちなみに改札内から入る場合は、あの有名な日本一狭い駅そばを体験できる。

 

 

 

 

 

これから乗るのは10時28分発の「あずさ5号」。

 

 

 

 

 

1日1往復残されている大糸線直通の南小谷行き。

 

昨年の今頃はまだ千葉始発の「あずさ3号」として運転されてたけど、2020年3月ダイヤ改正で新宿始発の「あずさ5号」となり、千葉から南小谷までの5時間ロングランは残念ながら体験できなくなった。しかし南小谷行きが残ってくれてるだけありがたい。

 

 

 

 

 

定刻10時27分、E353系「あずさ5号」到着。思ったより乗客は多いけど、それでも1両に10人くらいか。

 

 

 

 

 

塩尻を定刻発車。左側にはさっそく北アルプスが登場。今日は2月としてはやたら気温が高くなんだか気持ち悪いけど、天気はよくて山がきれいに見える。

 

そう言えば、「あずさ」の車内販売は休止された。コロナ感染拡大防止の為、とのことだけど、乗客減で売れ行きが悪いのが実情か?その分アテンダントさんは車内巡回してアルコール消毒してくれている。

 

 

 

 

 

10時36分、松本到着。後ろ3両付属編成切り離しの為、しばし停車。

 

 

 

 

 

ここからは、冬は特に絶景の連続となる大糸線。今年はそれなりに雪が降ってるからきれいな雪景色が見れそう。

 

 

 

 

 

最近ハマっている檸檬堂 定番レモンを開ける。くう〜美味い。やっぱりお酒飲みながらの鉄道旅は最高。ここで松本を定刻発車し大糸線へ。

 

 

 

 

 

おつまみは、こちらも最近ハマっている岩塚製菓さんのぬれおかき。独特のモチモチ食感がたまらない。レモンチューハイと相性抜群。

 

 

 

 

 

「あずさ5号」の特急券。乗車時間1時間31分で特急料金1020円は安く感じる。まあ大糸線内はあまりスピード出せないので、距離にすると妥当なんだと思うけど。

 

 

 

 

 

列車は梓川を渡り北アルプスが一段と近付いてくる。

 

 

 

 

 

車窓に北アルプスが迫る。きれいだけど、山を見ても何山なのかわからないのが無念(+o+)

 

 

 

 

 

あの白い山の名前をググってみると、左が常念岳、右が横通岳。どちらも2800m級。

 

 

 

 

 

そしてその先にはさらに白さを増した山々。思わず見入ってしまう

(´゚д゚`)

 

 

 

 

 

安曇沓掛付近では山の白さが増してくる。なにか神々しさを感じる。

 

 

 

 

 

11時15分、信濃大町到着。結構な降車あり。ここからは沿線が雪景色に変わる。

 

 

 

 

 

信濃木崎を過ぎると仁科三湖の1つ、木崎湖。渓流釣りも楽しみながら、やはりルアーシーズンも待ち遠しい。

 

 

 

 

 

などと思ってたら、湖上にボートアングラーの姿。やはり上手い人は冬も湖に出て修行している。自分には無理。

なのでいつまで経っても下手(ーー;)

 

 

 

 

 

続いて中綱湖。こちらは結氷している様子。氷厚はわからないけど、氷上に誰もいないので薄いと思われる。

 

 

 

 

 

最後に青木湖。仁科三湖のうち青木湖だけ釣りしたことがなく、どこか神秘的な雰囲気が漂う。

 

 

 

 

 

佐野坂を下ると白馬さのさかスキー場。今シーズンはコロナの影響で営業休止を表明してたけど、突如一転12月下旬からオープンの運びとなった模様。

 

裏事情はわからないけど、コロナだけでなくスキー人口減少や暖冬による雪不足の慢性化もスキー場の経営に大きく影響してるのでは?

 

 

 

 

 

飯森付近。白馬に近付くと雪山の迫力が増してくる。中央に見える尖った山の名前だけは知っていて、確か鑓ヶ岳(やりがたけ)。

 

 

 

 

 

11時41分、白馬到着。ここでも多くの乗客が下車。大きなリュックを背負ってる人が目立つ。冬山登山?

 

 

 

 

 

白馬を出るとすぐ松川を渡る。列車からだと並行する国道148号と電線が入ってしまうけど、国道からだと松川のバックに聳える雄大な北アルプスの眺めが見れる。

 

 

 

 

 

白馬の隣、信濃森上で運転停車。この駅の近くにガーデンの湯という温泉があり建物は残ってるけど、残念ながら営業してない。バブルや長野オリンピックによる隆盛時代の遺産だろうか。駅からも近いしお湯も良質ないい温泉だったけど。

 

 

 

 

 

信濃森上を過ぎると車窓に秘境感が出てくる。自分はこういう秘境路線が大好き(*´Д`) 

 

秘境度No.1の路線は、自分の中では只見線。秋田内陸縦貫鉄道や会津鉄道も捨てがたい。

 

 

 

 

 

車窓に暴れん坊の姫川が現れる。過去に何度も水害をもたらしている暴れ川らしく、川には巨大な岩がゴロゴロ。

 

 

 

 

 

やがて国道148号にフォッサマグナの象徴(?)洞門が出現。姫川の険しい峡谷に沿って大糸線と国道148号が走っていて、この先鉄道・国道共に洞門の連続。

 

 

 

 

 

姫川に沿ってクネクネと。首都圏発列車の車窓としては1.2を争う秘境感。会津鉄道直通の東武「リバティ会津」と好勝負。

 

 

 

 

 

11時59分、終点 南小谷に定刻到着。ここから先は同じ大糸線でもJR西日本管轄&非電化区間。

 

長野県にJR西日本の路線があるというのもなんだか意外。国鉄時代の管轄がここ南小谷を境に長野と金沢で分かれていた為、JR化後も南小谷がJR東とJR西の境界になったとか。

 

 

 

 

 

跨線橋を渡り2番線へ。

ここからは、今や珍しい長野県で見れるJR西日本の車両 キハ120に乗り換えて糸魚川に向かう。

 

 

 

 

 

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信州原村八ヶ岳温泉 ふれあいセンターもみの湯

2021年02月22日 20時27分50秒 | 温泉

2021年2月6日

 

 

 

 

 

週末近場温泉探訪、今回は八ヶ岳へ。

天気は快晴。気温もやや高め。そろそろ釣りも、なんて思ってしまう気候ながら、釣りするにはまだ寒い。

 

そして新型コロナ感染症が発生し早1年、依然として収束の兆しは見えないまま。特効薬開発には相当の時間がかかると思われ、まずはワクチンに期待。

 

 

 

 

 

長野道から中央道へ入り、諏訪湖SAでトイレがてら諏訪湖を眺める。奥に見える白い山は美ヶ原。あそこから一度は雲海を眺めてみたい。

 

 

 

 

 

よく見ると湖面にボートが浮いてる。ワカサギ釣り?見たらやりたくなってきた。以前は結氷して氷上ワカサギ釣りが楽しめたそうだけど、近年は結氷するのも稀で、結氷したとしても薄くて氷上釣りはできないらしい。

 

 

 

 

 

こちらは八ヶ岳。この角度だと山梨側からとはまた違った趣。

 

 

 

 

 

クルマを走らせ、昼食に蕎麦を食べるべく小淵沢に来た。その前にちょっと駅へ寄り道。小淵沢駅には展望台がある。ちょうど小海線のキハ110が停車中。その向こうに聳えるのは八ヶ岳。

 

 

 

 

 

雪を頂いた八ヶ岳が青空に映える。この角度だと左右対称美と言うか、均整かとれたきれいな姿。しばしこの景色を見届けて、蕎麦を食べにスパティオ小淵沢へ向かう。

 

が、しかし、着いて愕然。コロナ感染拡大防止の為、2月いっぱい休館!

 

あ〜マジか。延命そばしばらく食べれないとは。まあこの状況なので仕方ないけど。Uターンして、本日お目当ての温泉に向かう。

 

 

 

 

 

鉢巻道路を走ること約20分、原村にあるもみの湯に到着。かなり前に一度来たことがあるけど、ほぼ記憶がなく新鮮な感覚。

 

 

 

 

 

さっそく入館。コロナ対策で体温測定と住所・氏名などの記帳がある。

蕎麦を食べに、まずは併設されてる宿泊施設 樅の木荘のレストランへ。

 

 

 

 

 

ざるそば大盛りをオーダー。う〜ん、ちょっと蕎麦の風味が弱いか。しかし副菜も多くてコスパはなかなか。他にも魅力的なメニューがあるので今後のお楽しみ。

 

食後は温泉へ。浴室に入ると温泉のいい匂いがする。内湯と露天風呂があり、泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。硫酸イオンは血流や肌に良いとされる。

 

内湯はやや緑がかった色をしていて、匂いと相まって温泉らしさは満天。しかし温泉利用書には「源泉温度が高い為、加水している」「外気温が低い場合は加温することがある」とあり、なんとももったいない。素人的には、源泉投入量の加減でどうにかならないものか?と思ってしまう。

 

とは言え、循環濾過ながら源泉の良さは十分残っていて、加水されてることはあまり感じず。

一方の露天風呂、源泉かけ流しと案内されてるものの、あまり源泉感が無い気が。

そんな訳で内湯のみでまったり。人も少なめで優雅な温泉タイム。90分コースで満喫させて頂く。

 

 

 

 

 

〈ふれあいセンターもみの湯 個人的独断評価〉★★★★☆

濃厚な硫酸塩泉は肌に良く、冬に悩まされる手のアカギレに効果大。湯もロケーションも良く、さらに湯上がりには広い大広間で一眠り、のまさに極楽気分。入浴料650円(原村在住者は500円)で100円リターン式コインロッカーあり。

 

 

 

 

 

午後になると地元の中華惣菜店 遊楽さんが不定期ながら古代米ちまきとしゅうまいを販売しに来てくれるようで、帰ってから晩酌のおつまみとして購入。電子レンジで温めた方がいいとのこと。

 

夕方、温泉を出て諏訪南ICへ。途中に八ヶ岳ビュースポットがあるので、ちょっと寄り道。

 

 

 

 

 

高原の向こうに広がる八ヶ岳の山々を一望できる場所。ここで夕暮れの八ヶ岳をプチ鑑賞。日によっては山がオレンジ色に染まるきれいな景色が見れるけど、果たして今日は?

 

 

 

 

 

今日はこんな感じ。あんまり染まらなかった(ー_ー)

 

 

 

 

 

諏訪南ICから中央道に入り帰路へ。また諏訪湖SAに寄ると、夕暮れの八ヶ岳もなかなか。

 

 

 

 

 

こちらは諏訪湖側。まだ微妙に明るいけど、ここ諏訪湖SAは夜景もすごくきれい。用が無くても寄ってしまう。

 

 

 

家に着いて遊楽さんのお惣菜を電子レンジで加熱。すると、加熱途中で電子レンジが突然ダウン。その後ウンともスンとも言わず。なに?故障?

 

電子レンジをよく見たら「50Hz専用」と書いてある。あ〜しまった、ここ塩尻は電気の周波数60Hzエリアだった。引っ越し後もしばらく使えてたけど、ダメージの蓄積によりついに故障。ガックリ。まあ発火とかしなくてよかった。不幸中の幸い。

 

しかし最後の力を振り絞って温めてくれた遊楽さんのお惣菜、これは美味い!特に古代米ちまきがモチモチ食感でハマる美味しさ。また行ったら買ってこよう。

 

その前に電子レンジ買わないと…(*_*)

 

 

 

 

 

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白馬塩の道温泉 倉下の湯

2021年02月19日 22時20分21秒 | 温泉

2021年1月17日

 

 

 

 

 

社会復帰して半月。ようやくサラリーマンの生活感覚が戻ってきたような今日この頃。そんな中、週末近場温泉探訪で白馬へ。

 

今のところ長野県は緊急事態宣言対象地域ではないけど、感染拡大防止策は不可欠。

 

 

 

 

 

長野道安曇野ICを降りてオリンピック道路を走ること約30分、大町に到着。この辺りから急激に雪国と化す。路面にもシャーベットが残る。

 

 

 

 

 

高瀬川の橋から見える景色がきれいだったのでちょっと休憩。やっぱり冬の長野は雪景色が似合う。昨年は異様な暖冬で雪は無くスキー場もお手上げだったそうなので、今年は雪があってなにより。

 

 

 

 

 

こちらは北アルプス側。晴れていれば雪を頂いた山々が連なる絶景が見れそうながら、今日はあいにく曇り空。

 

 

 

 

 

時刻は13時。ここで昼食タイム。もちろん蕎麦を頂く。

 

 

 

 

 

県道45号の西原交差点近くにポツンとある野の花さん。過去に何度か来ていてこちらのリピーター。

 

 

 

 

 

まずはサービスの漬け物。くう〜ビール飲みたい〜。せめてノンアル置いてほしい(~_~)

 

 

 

 

 

そしてオーダーしたのは十割そば大盛り。鼻に抜ける蕎麦の香りがたまらない。美味〜い。蕎麦つゆまで全部頂き、信州そばを満喫して店を出る。しかし美味い蕎麦は大盛りでも食べ足りない。

 

 

 

 

 

再びクルマを走らせ雪降る白馬までやって来た。名前はわからないけど貯水池が見える。ここも晴れていればいい景色だったかも。

 

時刻は14時30分。そろそろ温泉へ、と思うところ、あと40分くらいで南小谷発の「あずさ46号」が来る時間。しばらく待って下手な撮り鉄でもしてみようか。

 

いい場所はないかとウロウロするも、この天気ではどこで撮っても変わらなさそう。適当な場所を見繕って待機。気温1℃。風も吹いて鬼のように寒い。

 

 

 

 

 

シンシンと雪が降る中スマホを構えていると、ついにジョイント音が聞こえてきた。そしてE353系が姿を現す。

中央線では爆走の「あずさ」も大糸線内ではスピード控えめ。写真下手な自分にも撮れるよう優しく接近(*´Д`)

そしてシャッター連写!

 

 

 

 

 

うーん、あれだけゆっくり来てくれたのに、いつものようにテンパって地面比率が高くなってしまった。バランスが悪い。やっぱり下手だった(*_*)

まあでも雪を巻き上げて力走する列車は下手な写真でも絵になる(~_~)

今度は晴れの日に北アルプスをバックにして撮ってみたい。

 

撮り鉄を終えて今度は温泉へ。雪の中に佇んでたから冷えがヤバい。

 

 

 

 

 

やって来たのは白馬塩の道温泉 倉下の湯。

かつて白馬を南北に通る道が、日本海から内陸へ塩を含む海産物を運ぶルートだったということから塩の道と呼ばれるようになったとか。そしてその内陸側終端が塩の道のどん尻、略して塩尻。

 

今はトンネルや峠道があるけど、当時は塩尻峠を超える道が無かったのかも。

こちらも過去に何度か来てリピーターになった。白馬エリアでは個人的に随一のいい湯が味わえる温泉。

 

 

 

 

 

入浴券600円を購入し入館。浴槽は半露天の一つのみながら、それなりに広さはある。湯は見た目にも温泉らしい鉄分濃厚な茶褐色の湯。

 

浸かってみると温泉のいい匂いがプンプン。最高。この近辺は単純泉が多い中、やはりこの湯は特筆もの。しかし完全掛け流しかと思いきや、加温されてるようで浸かっていると時々不自然に熱くなる。前からこうだったか?個人的には多少ぬるくても完全掛け流し希望。

 

そしてこの日は雪が降っていた為か、外との仕切りシートを閉められてしまいせっかくのいい景色が見えず。半露天でロケーションも絶好なのに、これはもったいない。

 

シート開放で加温なしなら言うことないけど、それでも鉄分濃厚な湯を90分コースで堪能させて頂いた。

 

 

〈倉下の湯 個人的独断評価〉★★★★☆

泉質の良さと緑に囲まれたロケーションで温泉気分を十二分に味わえる。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。蒸発残留物約14000mg/kgという濃厚さ。炭酸水素のはたらきで肌がスベスベに。入浴料600円。鍵付きロッカーは有料(100円)なのが残念。

 

 

 

 

 

温泉を出るとキーンと冷えた空気が気持ちいい。しかし結構な雪。途中の大町までは雪の中を走り、約1時間30分で塩尻に帰還。

 

長野に移住して1.5ヶ月、冬の週末温泉やめられない(●´ϖ`●)

 

 

 

 

 

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2020-2021 冬の釣り旅in四国⑨【8時ちょうどの「あずさ5号」で…】

2021年02月17日 22時23分16秒 | 鉄道旅

2021年1月2日

 

 

 

 

 

昨晩乗車した「サンライズ瀬戸」。午前5時50分、この時刻にセットした個室のアラームで目が覚める。トンネル入ったり出たりして、しばらくすると湯河原を通過。定刻通り運行中。

やがて車窓に夜明けの相模湾。この時期まだ夜明けが遅いので黒い部分が主体ながら、2月頃になるとちょうど日の出時刻と重なり、天気が良ければ「サンライズエクスプレス」から見る相模湾サンライズが見れるかも。

 

 

 

 

 

早川の辺りで空がきれいに色付いてきたものの、雲がかかってて水平線見えず。

昨晩は明石海峡大橋見れなかったし、新年からついてないな。まあ運が悪いのは年中だけど(*_*;

 

 

 

 

 

小田原付近で国道1号と交差。今日は正月恒例の箱根駅伝往路デー。昼頃にはこの辺りを5区山登りランナー達が駆け抜けていくと思われる。

 

コロナ禍で箱根駅伝も開催が危ぶまれたけど、なんとか開催にこぎつけてくれて感謝。しかし沿道応援は禁止。間違いなく密になるのでこれは当然の措置でしょう。優勝争いも気になるけど、故障棄権などなく全校無事完走を願う。

小田原通過後はしばし二度寝。これがたまらない(^^)

 

 

 

 

 

6時42分、横浜到着。1月2日ということで人の姿はまばら。それにしても、もう横浜か。帰ってきちゃったな〜。いつも横浜で感じる現実復帰感。今回は2ヶ月に及んだ無職生活のラスト旅だからなおさら。

 

まあ定職に就けるのはありがたいことだけど、人生たまにはこういう休息期間があってもいいのではないか?と思った2ヶ月間。

でもやっぱり夜のビールは仕事あとの方が美味い、かも(;´Д`)

 

横浜を出たところで下車準備。

 

 

 

 

 

品川付近で終着放送。首都圏各線は平常運転とのことでなにより。そしていつもの「こだま703号」とすれ違い。

 

かつてドル箱だった、と言うべきか、新幹線もコロナ禍で一転苦境とか。まさかあの東海道新幹線が窮地に追い込まれる時が来るとは。でもこれでソーシャルディスタンスを確保できる個室寝台車の価値が見直されたら「サンライズ」存続で285系更新→後継車両投入なんてことも。

 

おっと、すぐ妄想が膨らんでしまう(ー_ー;)

でも本当に災い転じて福となすで淡い期待を抱いてしまう。

 

 

 

 

 

妄想タイムは過ぎ去り定刻7時8分、終点東京到着。楽しい「サンライズ」の夜は毎度あっと言う間。

 

 

 

 

 

寝台特急最後の砦「サンライズ瀬戸・出雲」。また乗れることを願って東京駅をあとにする。ここからは中央線に乗り換えて新宿へ。

 

 

 

 

 

新宿から「あずさ5号」で長野に帰る。この列車、今も1往復残されている大糸線直通の南小谷行き。

 

のはずが、あれ?信濃大町行きになってる。どういうこと?駅の案内放送によると、どうやら大糸線は大雪の影響で信濃大町以北が運転見合わせとなっていて、その為「あずさ5号」も信濃大町止まりに。

 

 

 

 

 

「あずさ」の信濃大町行きはなかなかレアかも。まあ理由が大雪だし、影響受ける方もおられるはずなので、珍しいの見れた〜と浮かれてばかりもいられないけど。

 

 

 

 

 

朝から優雅に缶チューハイを開けると、定刻8時に新宿を発車。箱根駅伝もスタートした頃。気になる。

 

そしてこの列車もやはりガラガラ。さっきまで乗ってた「サンライズ瀬戸」の9号車2階は最終的に全室埋まってたので、個室寝台は需要を落とさずに済んでるのか?単に「鉄」の方で埋まってたのか?はっきりわからないけど、「あずさ」もこのままだと減便を免れなさそうに思える。

 

 

 

 

 

東京駅で買ってきた「鮭といくらのおこわ弁当」。前から気になってた駅弁。ようやく買えた。今日帰宅後のおせち料理。

 

 

 

 

 

豊田付近では車窓に富士山。12月は少雨で雪がなかったけど、今は白くなってるように見える。やはり冬の富士山は白い方が似合う、というか、冬でも富士山が白くなかったら温暖化がヤバい証拠で不気味。

 

 

 

 

 

小淵沢では、こちらもいくらか白くなった八ヶ岳の姿。山頂付近に雲がかかっててよくわからないけど、まだ白さが足りない気がする。こちらも少雨の影響か?温暖化によるものか?

 

今冬は寒い冬と言われてるものの、寒いのは今みたく冬型の気圧配置になった時だけで、冬型が緩むとすぐ暖かくなるのが近年の冬の傾向。ベースの空気は冬でも暖かいままで、温暖化を実感してしまう。

 

 

 

 

 

列車は冬枯れの立場川橋梁を渡る。もう山梨を抜けて長野。昭和世代の自分が自ずと連想するのは狩人の名曲「あずさ2号」。その歌詞をもじれば「春まだ遠い信濃路へ」という景色。

 

そう言えばこの列車、「♪8時ちょうどの〜♪あずさ2号で〜」の歌詞と同じ8時ちょうど発の「あずさ」。あの時代「あずさ2号」は新宿発と松本発の2本存在していたようだけど、歌詞からすると新宿発の「あずさ2号」というのが定説。

 

下り列車は奇数、上り列車は偶数番号が当たり前の今となっては「あずさ2号」と聞いて松本発を連想してしまい「♪春まだ浅い信濃路へ」という歌詞と相反して「?」となりがちだけど、当時は上り下りそれぞれに1号・2号・3号…と号数を付けていたようなので、さぞかし紛らわしかったのでは?といらぬ推察。

 

 

 

 

 

岡谷で上り「あずさ18号」とすれ違い。この列車、松本から新宿まで途中3駅しか止まらない速達便。あの上諏訪も通過する通称「上諏訪飛ばし」の列車。

全列車停車だった上諏訪を通過する列車が突如出現した2019年ダイヤ改正時は沿線自治体がザワついたとか…。

 

 

 

 

 

そして新宿から約2時間半の定刻10時28分、列車は塩尻に到着。中央線は景色がきれいだからあっという間。ここで荷物をまとめて下車。

 

 

 

 

 

あ〜着いた〜。「あずさ5号」をお見送りして家路に着く。

 

これで無職生活を締めくくる四国旅終了。5日からはいよいよ社会復帰。そろそろ早起きのリハビリしないと(=_=;)

 

 

 

そして気になる箱根駅伝往路、家に着いてテレビつけると、創価大学がTOPを走ってる以上に驚いたのが、沿道に人メッチャいる…(@_@;)

 

 

 

 

 

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