2012年11月29日
冬休み北海道旅行に備え、12月29日分の寝台券争奪戦に参戦。
狙うのは、下りがちょうど12月29日に運行される臨時の「あけぼの81号」下段。
以前は「ふるさとゴロンと号」として運行されていたけど、今年はオールB寝台の寝台特急として運行される。
そして車両は583系。かなりの競争率が予想され、10時打ちでもとれるかどうか。
家を出たとたん、寒い!朝の気温は1℃!駅までバイクだってのに。
凍える寒さの中バイクを走らせ、15分程でA駅に到着。狙い通り1番乗り。
オープンを待つ間もとにかく寒い。待つこと35分、ついに窓口がオープンし申し込み書を提出。
第1希望「あけぼの81号下段」・第2希望「あけぼのソロ」とする。
続いてバイクを走らせ7時10分、第2のB駅に到着。ここは5番受付。恐らく無理。
さらにバイクを走らせ7時20分、第3のC駅に到着。ここも5番受付で絶望的。
この三駅に望みを託して自分は会社へ。
そして時刻は17時、今日は定時きっかりで退社してドキドキしながら駅へ向かう。
まずは第3のC駅。名前を告げて帰ってきた答えは、「とれませんでした」。
まあ5番受付では無理だろうと思ってはいたけど、やはり落胆。
続いて同じく5番受付だった第2のB駅へ。名前を告げて返ってきた答えは「あけぼのですね」。
おお、何かがとれているらしい。完全に無理だと思っていたのに。
そして出てきたきっぷは、何と、「あけぼの81号下段」!
「おっしゃーっ」心の中で絶叫!
窓口の方によると、
「実は10時の時点ではとれなかったんですよ。でも朝来て頂いた中でお客さん(自分)のだけがとれなかったんで、何とかと思って日中もずっと(マルスを)叩いていたら偶然キャンセルが出て昼過ぎにとれたんですよ」
とのこと。
涙が出そう。このようなみどりの窓口がまだ残っていたとは。JR東日本を見直した。
窓口の方にお礼を告げてB駅をあとにする。とにかく一安心。
最後に1番受付だったA駅へ。
正直ここは「81号下段」は無理でも「あけぼのソロ」はとれるのではないかと思っていた。
そして名前を告げて帰ってきた答えは、何と、「とれませんでした」。
……。
「マジか?1番乗りだったのに」と思わず言いたくなったけど、冷静に「ダメでしたか?」と問いかけると、
「81号は一瞬でした。あけぼのソロに打ち直したんですが、こちらもすでに…。
日中も何度か叩いてみてたんですけどダメでした」とのこと。
やはりキャンセル待ちはタイミングが重要らしい。釣りといっしょか。
やはり「81号」は瞬殺。「あけぼの」も同様に熾烈な争いになったようで。
危うく全滅するところだったけど何とか奇跡的に1枚ゲット!あの寒い中バイクを走らせた苦労が報われた。
次は1週後に帰り分の争奪戦に参戦予定。あまり寒くならないことを祈る。