2021年7月22日(木)〈2〉
「のぞみ129号」で岡山に到着。ここから在来線に乗り換え。
次も自由席なので、足早に新幹線ホームをあとにする。
続いては12時05分発「南風9号」高知行き。3両編成で自由席は1.5両。混雑必至。
初めて乗るJR四国の新鋭気動車2700系。全席コンセント付きでWi-Fi装備の上質空間。
半分自由席、半分指定席の2号車に乗車し無事着席。
その後じゃんじゃん乗ってきて立ち客発生。コロナ禍以後、久々にこの光景を見た。さすがにこの7月4連休、人出が多い。
しかし見渡す限り全員マスク着用し、ペチャクチャくっちゃべる人は皆無でちょっと安心。
列車は定刻に岡山を発車。
児島を出ると瀬戸大橋に突入!
トラス橋の向こうには瀬戸内海に浮かぶ島々と一面青い海。ここでしか見れない景色。しばしボーッと鑑賞。
ずーっと眺めてたい景色だけど、無情にも10分程で瀬戸大橋を渡り終え、列車は四国にIN。
宇多津に到着。「ようこそ四国へ」の文字を見てテンションアップ。
しかしいつもは昼休みの時間帯だからか、多度津から土讃線に入ったところで、たちまち睡魔に襲われしばし落ちる。
目覚めると列車は香川県から県境を越え、眼下に吉野川が流れる徳島県へ。
吉野川の河川敷では「おもてなしかかし隊」の皆さんによる熱烈(?)お出迎え。
「ようこそとくしまへ ありがとう!」の文字。
微笑ましい(*´Д`)
しかし特急は爆走で通過するので文字読むのがなかなか難しい。
そして清流 吉野川を渡ると間もなく阿波池田に到着。
ここから列車は吉野川がつくり出す景勝地、大歩危小歩危峡へと進んでいく。
「ここから約8kmに渡り土讃線で最も景色が良い区間です」と案内放送が流れ、列車はまず小歩危峡へ。
鉄橋を渡ると、今度は右側に大歩危峡が出現。
断崖絶壁上を進む列車からエメラルドグリーンに輝く吉野川を見下ろす。圧巻の景色。
13時51分、列車は大歩危に到着。
おっ?向かいのホームに停まってるのは「四国まんなか千年ものがたり」のキハ185系。
多度津−大歩危間で運行される観光列車。
地元の料理やお酒の提供もあって(有料)、きれいな景色見ながら飲みまくりなんて最高。
列車は高知県に入り、険しい四国山地の絶景区間を爆走で進む。土讃線は本当に景色がいい。
やがて下り勾配に入り、いくつものトンネルを抜けると土佐山田に到着。ここからは平地となり「南風9号」はラストスパート。
御免を出ると終着放送が流れ、間もなく高知。
14時42分、終点 高知到着。自宅を出てから約7時間30分、あ〜着いた〜。でも意外にあっという間だったような。
そして気温は30℃程。長野は35℃前後の猛暑が続いてたので、ちょっと涼しく感じてしまう。
駅前にはおなじみの三志士像。
坂本龍馬さん見てたら、なんか腹減ったぜよ、ということで、軽く何か食べれる店を求めて探索。
カツオのタタキ食べたいけど、それは夜に。
讃岐うどんの店、たも屋 帯屋町店を発見。
釜揚げうどん(小)+半熟卵天で小腹を満たさせて頂く。偶然見つけたチェーン店のお店ながら、普通に美味しいうどん屋さん。セルフで好きなトッピングを選ぶスタイル。
美味いうどんといっしょに無性にビール飲みたくなるけど、この後レンタカー運転なので涙を飲んで夜までガマン。
うどんを食べ終え、ここからは「鉄」を離れてアングラーとなり高知の海へ。