2017年4月22日
今月は今日明日の土日が会社公認帰省日。今回も「サンライズ」のソロかシングルを狙うも、特に金曜発は下りのみならず上りも盛況。帰省予定が確定する一週間前に買おうとすると既に満席のパターンが多い。
そんな訳であまり期待せず19日に窓口に出向くと「満席です」の回答。やっぱり。しかし20日にも窓口に出向くチャンスがあったので、ダメモトで申込書を提出すると「シングルが空いてます」。おおっ、やった。しかも海側2階のベストポジション。1階でもいいと思ってたのに。直前キャンセルか。とにかく今月も「サンライズ」で帰れる。
日付が変わる前の23時40分頃、三ノ宮駅到着。
今日は定刻運行されているようで一安心。
まだまだこの時間でも三ノ宮駅は人で溢れている。
先発の普通大阪行きが発車。このあと来るのは「サンライズ」。関西出張もいよいよ終わりが見えてきて、こうやって三ノ宮で「サンライズ」を待つのもこれがラストになりそう。ちょっと寂しくなる。
0時11分、「サンライズ瀬戸・出雲」今日はピッタリ定刻で到着。
やっぱりこの夜行列車の入線シーンというのはいつも胸高鳴る。いい歳だけど。
「瀬戸」の8号車シングル2階に乗車。
0時13分、三ノ宮を定刻発車。数分遅れてくることが多かったのでいつも三ノ宮は速攻発車だったけど、今日は荷物整理して着席してからの発車。その後はいつも通り東海道本線を爆走で進む。
例により「サンライズコップ」でビールタイム。至福のひと時。
しばらくすると車掌さんの検札。そう言えば、今回このきっぷをとってくれた窓口の方はなかなか仕事熱心な方だった。
自分「(『サンライズ』の指定券申込み書を出しながら)空いてれば個室でお願いします」
窓口「1名様用の個室はソロとシングルとシングルデラックスがありますが、どれにします?」
自分「(おっ、やる気マンマン、でも満席でしょうけど)ソロかシングルでお願いします」
窓口「(マルスを叩いて)ソロは空いてませんがシングルならおとりできます」
自分「(えっ?マジで)2階だとどうですか?」
窓口「2階でおとりできます」
自分「(うおっ、やったー)シングル2階でお願いします」
窓口「かしこまりました」
自分「乗車券と特急券分だけ領収書お願いします」
窓口「(発券された指定券を差し出しながら)お客さん、寝台の場合は特急料金が自由席の金額になるんですが、指定席料金で領収書切ります?」
自分「(おっ、こんなの言ってくれる人初めて)はい、指定席料金でお願いします」
窓口「(ちょっと考え込んで)お客さん、新神戸からの新幹線特急料金にしておきます」
自分「(え~いいんですか)はい、新幹線の料金でお願いします」
窓口「お客さん、『のぞみ』と『ひかり』で料金変わりますが、どっちにします?」
自分「(いいぞいいぞ~)『のぞみ』でお願いします」
窓口「では領収書は『のぞみ』の体で」
これで経費処理できない寝台料金自己負担分が減り大助かり。窓口の方に大感謝。1人用個室の種類でシングルツインが出てこなかったけど、あれは2人で使う人が多いだろうか。
0時33分、人けのない大阪に到着。
ホームには営業運転目前「瑞風」の表示が登場している。
深夜ながら部屋を真っ暗にして夜景を見て過ごす。個室寝台の醍醐味。しかし睡魔に襲われ、午前1時30分頃、彦根を通過した辺りで就寝。
翌朝6時頃目が覚めると、列車は真鶴付近を走行中。今日も相模湾の車窓が広がる。
時折雲の隙間からうっすらと陽が差す。既に太陽の位置はかなり上。毎月のように上り「サンライズ」に乗ってきて、最も季節の移り変わりを感じる場所。結局見れなかったけど、相模湾サンライズを見るなら2月中旬~下旬がベストか。
自動の終着放送に続き車掌さんの終着放送が流れて列車は東京へ。
定刻7時8分、終点東京到着。今回もあっという間だった「サンライズ」の7時間。
名残惜しみつつ、また乗れることを願って帰路へ。
8番線「サンライズ」のあとは、急行「春のひたち海浜公園号」が入線予定。久々に見るJRの急行。