2016年1月3日
昨夜に降った雨はやみ、宿毛は曇り空。しかしやはり南国、暖かい。
「南風12号」岡山行き。岡山まで約4時間30分、なかなかの長距離便。
午前10時、「ホテルアバン宿毛」をチェックアウト。
素泊まり2600円の超格安ホテル。しかし普通に快適。土佐くろしおビューもあるし。
終着駅宿毛。ここからさらに宇和島まで延伸する計画もあったようだけど、現在その兆候は無い。
そして、あの痛ましい事故の痕跡も今は無し。
10時37分発の普通中村行きに乗車。今日は高知に向かう。
Uターンラッシュのピークと思われる今日、単行の車内は満員。
終着駅宿毛を定刻発車。
昨日の夜は暗くて見えなかったけど、この宿毛線もいい景色。
下流域でも川の水はクリア。本当に四国の川はどこもきれい。
11時8分、終点中村に到着。ここからわずか3分の待ち合わせ、特急「あしずり4号」高知行きに乗り換え。
「四万十・宇和海フリーきっぷ」では窪川まで特急自由席を利用できる。
すでに混んでるけど、何とか海向き窓側席を確保。そして定刻11時11分、中村を発車。
今日も穏やかな南国の海。高知の海釣りと言えばアカメが有名。
こんなに暖かいなら釣竿持ってくるべきだった。夏にまた来よう。
今日も2000系はパワフルに走る。
今日のミッション、昨日川奥信号所でわずかに見えたループを写真に収める。幸い曇り空で条件は良さそう。
しかし列車はそこそこのスピードで通過するのでシャッターチャンスは一瞬。やり直しはきかない一発勝負。
荷稲を通過し、いよいよループトンネル。と構えていると、何とここで検札。危いタイミング。
ループトンネル内で検札を済ませ、いよいよ川奥信号所。列車はループトンネルを出た。
しかし何と、日が出てる!もろに逆光!うわー、マジか。もうしょうがない、逆光覚悟。
そして列車はついにあの場所へ。シャッターを切る!
あ~あ、タイミングばっちりだったけど、逆光の影響で窓の映り込みが…。
何とかループだとはわかるけど、はっきり言って失敗。ガックリ。
何年後になるかわからないけど、リベンジしに来よう。
11時55分、窪川到着。ここからは特急料金がかかるので自分はここで下車。普通列車に乗り換え。
約1時間の待ち合わせ、13時10分発の普通高知行きに乗車。1000形単行のワンマン運転。
定刻に窪川を発車。暖かいのでビール飲まずにいられない。
窪川発車時点でもそこそこ乗ってたけど、駅に停まる度に乗客がじゃんじゃん増える。
やがて立ち客が出る程に。
安和駅は目の前が海。
あ~釣りしたい。ここ釣りできるのか?何て思っていたら、
釣り人発見!あ~もう釣れなくてもいいから釣りしたい。道具を持ってこなかった事を心の底から後悔。
14時56分、大勢の立ち客を乗せて終点高知到着。
今日はここからバスに乗り換え。駅前の案内所で乗り場を聞き、境町というバス停へ。
そこからバスに揺られること約20分、やって来たのは「土佐ぽかぽか温泉」。
まずは食堂へ。正月限定の「マグロ二色丼うどんセット」+ビール。あ~美味い。
続いて浴室へ。とにかく人人人。大混雑。体を洗い自分は露天風呂へ。
泉質はナトリウム-塩化物泉。鉱泉の沸かし湯。残念ながら循環により源泉の面影は無し。
色々な浴槽があるけど、人だらけなのであまり動かず露天風呂を満喫。
<土佐ぽかぽか温泉>★★☆☆☆
泉質:C 眺め:C 癒し:B コスパ:B
源泉の良さが感じられない泉質が残念。高知沿岸部の温泉は低温ながら成分はそれなりに濃いはずだけど。
スーパー銭湯という感じ。入浴料740円。シャンプー・ボディソープ備え付けあり。
再びバスに乗り境町で下車。このバス停の目の前に中央公園という公園がある。
公園はライトアップされている。お~きれい。
今日のお宿はこの公園のすぐそば、「リッチモンドホテル高知」。
商店街の中にありながら、その喧騒も届かない静かな部屋。
今日もビール飲みながら、高知の夜景を眺めて就寝。高知の夜も今日が最後。明日は高松へ。