Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2017 「サンライズ出雲」で行く香住ガニ紀行③【浜坂温泉&カニの里 香住】

2017年11月24日 22時53分00秒 | グルメ

2017年11月17日<2>

 

 

 

 

「スーパーまつかぜ6号」で鳥取に到着。続いて11分の待ち合わせ、キハ121普通浜坂行きに乗車。

単行の車内は満員。すぐに降りる方が多いのかもしれないけど、2両付けてくれないかと率直に思う。

海側席は既に埋まっていた為、山側のボックスに着席。直射日光で眩しい。ブラインドを半分閉めるも、日の暖かさでたちまち睡魔に襲われ爆睡。浜坂まで寝て過ごす。

途中どこかの駅で気付くと、あの「トワイライトエクスプレス瑞風」が隣のホームに停車中。乗客がみんな写真撮ってる。残念ながら、自分は気付いた時点で時すでに遅し。あ~あ。しかし「瑞風」、初めて見た。

 

 

 

 

 

11時52分、終点浜坂に到着。ここで改札を出て途中下車。

 

 

 

 

 

今回の旅のお供、MayJ.さんの「Christmas Songs」を聞きながら海へ向かって歩く。クリスマスには1ヶ月早いけど。

 

 

 

 

 

15分程で日本海に出る。ここは岸田川河口。いや~きれいな景色。

 

 

 

 

 

今日は宿泊先の香住で釣りする予定だけど、この岸田川もそそられる。とりあえず温泉入ってから列車の待ち時間に釣りするか。

 

 

 

 

 

さらに徒歩5分程で浜坂温泉に到着。源泉が湧き出ている。ちょっとなめてみると、ほのかに塩味を感じる。そして何と言っても、熱い!それもそのはず、源泉温度は約67℃。

 

 

 

 

 

続いて入浴へ。日帰り入浴施設の「ユートピア浜坂」に到着。海を回ってきたので遠回りになったけど、浜坂駅から直行だと徒歩10分程で着く。

受付で料金を支払い浴場へ。先に洗いを済ませお湯に浸かる。あ~、じわーんと染みる~、気持ちいい。夜行列車を降りたあとの温泉はやはりひとしお。源泉掛け流しではないようだけど、加水はもちろん加温もなし。循環塩素消毒をしているようながら、塩素臭がすることもなく源泉の良さが味わえる。

露天風呂はないけど、平日昼間ということもあり人も少なくまさに極楽気分。内湯ではさすがに長湯できず40分コースながら十分堪能。

<ユートピア浜坂>★★★★☆
泉質:B 眺め:B 癒し:A コスパ:A
思いがけずいい温泉に巡り合った。無色透明ながら、ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉の湯はとてもよく温まる。浜坂駅からも徒歩10分で鉄道旅行者の強い味方。料金なんと300円。ボディソープは備え付けがあるけどシャンプーは無し(自分は携帯用を持参)。

 

 

 

 

 

風呂上がりに休憩室でビールタイム。これがたまらない。塩化物泉の効果で体がポカポカ。しばらく汗がひかない。すぐ出てさっきの場所で釣りする予定だったけど、そのまま広間でゴロリ。あ~極楽。釣りは香住で。

 

 

 

 

 

13時50分、温泉を出て浜坂駅に戻る。

今度は14時21分発の快速豊岡行きに乗車。

 

 

 

 

 

14時12分、折り返し豊岡行きとなるキハ47が到着。こちらは2両編成。海側ボックスに着席。浜坂‐豊岡間の普通・快速列車はまだキハ47の独壇場。この区間の沿線風景には朱色のキハ47がとても似合う。いつまでも独壇場であってほしい。

 

 

 

 

 

列車は定刻で発車。久谷を通過し餘部に到着。今日もホームには観光客とおぼしき方が見受けられる。

 

 

 

 

 

余部橋梁を渡る。いつ見ても絶景。

 

 

 

 

 

14時43分、カニのハサミがシンボルの香住に到着。やっと着いた~。

 

 

 

 

 

カニは宿でのお楽しみとして、まずは釣り。矢田川河口を目指す。

 

 

 

 

 

徒歩10分程で河口に到着。思っていたより水深が浅い。魚がいるのか半信半疑のまま、さっそくルアー投入で釣り開始。狙うのはシーバス。今日明日でなんとか1匹。

 

 

 

 

 

しかしやはりそう甘くはなくノーバイト。ポイントを変え堤防へ。堤防周辺は岩が絡みこちらの方がその気になれる。辺りは薄暗くなってきて雰囲気はあるけど、依然ノーバイト。

16時30分頃、堤防の先端でエサ釣りの方がデカいクロダイを釣り上げた。やはり魚はいる。しかしシーバスはいないのか?この頃から地元の釣り人の数が増えてくる。「何狙ってるの?」と声をかけられ「シーバス」と答えると、「シーバスは湾内の方がいいかもな~」。

 

 

 

 

 

地元の方の言葉通り結局バイトは無く、17時30分ストップフィッシング。宿で夕食食べたら夜釣りに出るつもりでいたけど、日が暮れるとメチャクチャ寒い。手がかじかんでまともに動かず。やっぱりやめた。雨男の自分らしく明日は雨予報だけど、明日にかけることにする。

 

 

 

 

 

 
釣りを終えて今宵の宿、民宿「くらはし」さんへ。こちらの目玉はもちろん今回最大のお目当て、カニ。
今日の夕食は香住ガニフルコース。自分の香住での定番は、松葉ガニより相場が安く(とは言っても高い)甘みが強い香住ガニ。
夕食前にまずは入浴。浜坂で温泉に入ったものの、釣りですっかり冷えた手足に血流が蘇る。ちょっと落ち着いた。
風呂を上がりいよいよ夕食。
 
 
 
 
 

うおっ、香住ガニまるまる2杯はやはり迫力。しかしこれは食べ切れそうにない。「茹でガニは食べ切れなかったら持ち帰りできますよ」と宿の方の心強いお言葉。さっそく頂く。

 

 

 

 

 

茹でガニに加えてカニ刺し。こんな贅沢していいの?と罪悪感にかられるけど、まあしがないサラリーマンのささやかな楽しみということで。

 

 

 

 

 

焼きガニ。みそと足を七輪で焼く。この香ばしさがたまらない。その他にもカニフライ・カニ鍋からの雑炊とまさにフルコース。

 

 

 

 

 

最後はデザートで〆。美味しかったけど、やはり食べ切れなかった。茹でガニ半身残して終了。持ち帰りをお願いして部屋に戻るとそのままバタンキュー。

これはとても夕食後に釣りは無理だった。zzz…。

 

 

 

 


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