2015年8月4日
今日から夏休み。「北斗星」さよなら乗車を兼ねた道東ネイティブトラウト釣りへ出発。
JTBフリープランで往路は大苦手な飛行機、復路は「北斗星」ソロ。
仕事でも飛行機に乗る事はなるべく回避してきましたが、帰りの「北斗星」の為に涙を呑む事に。
午前10時、羽田空港に到着。前回乗ったのが12年位前だったので、乗り方よく覚えてません。
まずは手荷物預け…だったか?
続いてセキュリティチェック。引っかかることもなく無事通過。意外にスムーズだった。
11時15分、いよいよ搭乗。機内は満席。
11時30分、ゲートを離れゆっくり動き出す。あ~恐ろしい。ここからは目を閉じて過ごす。
やがてグオーンという轟音と共に一気に加速し離陸。高所恐怖症の自分は生きた心地がしない。
しばらくすると機内放送。「ただ今上空1万メートルを時速850kmで飛行中です」。
850km!?想像できないスピード。
新千歳までの飛行時間はたったの1時間5分。しかし気が遠くなるような1時間5分。
「快適な空の旅をお楽しみ下さい」とはいかず、自分には恐怖の時間でしかない。
やがて高度が下がってきて、結構な衝撃と共に着陸。はあ~着いた。ようやく目を開ける。
13時20分頃、何とか無事に新千歳空港到着。しかし速かったな~。速かったけど長かった。複雑な心境。
まずは新千歳空港駅のJRツアーカウンターへ。
JTBフリープランオプションの「道東フリーパス」を受け取る。
続いて「スーパーおおぞら7号」の空席確認をすると、何と南千歳からは満席。
「途中駅からだとどうですか?」と尋ねると、トマムからだと数席あり。
南千歳から自由席だと座れないことが多いし、これで釧路まで立ちっぱなしは回避。
フリーパスは指定席が使えて助かる。
南千歳に移動して列車を待ちます。初めてここで列車待ちするけど、時々「ドカーン」とすさまじい轟音がする。
落雷?飛行機の音?とにかくすごい爆音。
14時51分、「スーパーおおぞら7号」到着。意外にも自由席は空席あり。通路側ながら着席できた。
あ~やっぱり自分には列車が落ち着く。ようやく安堵感が。
トマムから指定席に移動。指定席はシートがちょっと豪華。ホールド感が違う。
トマムを発車。すぐに車内販売が来たので、さっそくビールを購入。
北海道新幹線缶のサッポロクラシック。「カシオペア」「はまなす」も新幹線開業までっぽい。
秋は何とか「はまなす」に乗って支笏湖に行きたい。
16時33分、新得。ここから根室本線。
17時12分、帯広。多くの乗客が下車して車内はのどかに。
ふとJR北海道社内誌を見ると、何と札幌駅の「北斗星記念弁当」なるものがある。
上り「北斗星」の運行日に販売されるらしい。帰りの駅弁はこれで決まり。予約しないと。
夕暮れの太平洋が見えてきた。霧が濃い。
18時30分、白糠。日が暮れてきた。
そして定刻より5分程遅れた18時48分、終点釧路到着。着いた~。
釧路の街も霧がかかって何とも幻想的。しかし寒い!気温18℃くらい。
酷暑の東京とえらい違い。さすが道東。
今宵のお宿はドーミーイン系列の「ラビスタ釧路川」。
ドーミーインなのでもちろん温泉付き。チェックインしてさっそく温泉へ。
以前来た時はすごいしょっぱい温泉だったけど、あら?全然しょっぱくない。
温泉分析書には「温泉資源の保護の為に加水しています」のシールが貼られている。
せっかくの高張性温泉ながら、どうやらかなり薄められてしまっているっぽい。残念。
風呂上りには夜鳴きそば。やっぱりドーミーインではこれ頂かないと。
きれいな釧路川の夜景を眺めて、この日は23時就寝。
明日はいよいよ釧路川釣行へ。