嫁はんが 実家行ってたのでe-mailが使えるPHSを生かしているのだが 普段使ってるWillcom 今はYモバイルのSTOLAって端末は電話とショートメールしか出来ないので こっちを生かしてたのだが 図書館から準備できました・・のメールが来た。昨日借りた なんでも自分で修理する本 は もう用が足りたので(既にポチった)ので返して来て 去年予約に入れた 65歳からの京都歩き 永江朗著 京阪神エルマガジン社刊を取ってきた。エルマガジンといえば京阪神の街ガイドでは有名・・と言っても京阪神以外ではマイナーなLeafって雑誌を出してるところだが ここの本なんで そんなに悪くないだろう・・と思ってたわけだが。著者の永江朗氏って ときどき京都人 東京ー京都 二都の生活って本を書いてる人でちょいと読んでみたいな・・と思わせたので 欲しいものリストに入れてあったのだ。この人 ライターで 自由が丘に家を建てた本とか書いてるし 著書も 出版関係の裏話的なものが多い。 本が売れないというけれど・・の著者だが 何を狂ったか京都に茶室が欲しいとか言い出して 中京の町屋を買って 北欧家具だの壁紙だの入れて京都の別荘にした人である。あーこりゃ違うなと思ったので ときどき京都人・・は読んでみたいが 買わないだろうと 図書館検索して蔵書にあったのが 65歳からの京都歩きだったわけ。さっき取ってきて読み始めて65ページ目だが すでにうんざりである。内容的には京都の旅の裏ガイドブックみたいな感じだが 目線が 私は東京、京都の達人みたいな書き方。まあ京都人てうちらは京都や・・という ある種の優越感みたいなものがあるんだが(それがイケズという表現になることが多い)それは 京都人である・・という誇りからくるのであって まあええやん いわしとけば?みたいな感じで納得できるんだが この人は東京目線の優越感で京都を語るわけである。そこがすごい嫌味なのである。あたしは偽京都人だから そういう感覚がなんとなくわかるんだが・・って そういうこと言うこと自体が京都さいこー・・って優越感なんだろうけどw まあたった65ページだがこの人の京都本は読む価値が無いと思う。京都が好きなら 入江敦彦氏 鷲田清一氏 大阪生まれだが市田ひろみ氏 作家なら森見登美彦氏 百歩譲って観光なら柏井尋氏 最低でも井上章一氏あたりが限度である。この人 京都に別荘はあるけれど 京都の・・と言う以前に関西の感覚がゼロである。というわけで 欲しいものリストから消したw この65歳からの京都歩きはざっと読んでおしまいである。もうゴミみたいな本は持ちたくないのである。
読んでる人は 東京生まれの東京育ち・・って人は少ないと思うが・・東京・・ってあたしの世代だと西口広場だの東大扮装のイメージだ。あたしは三重県の津で生まれ 奈良→九州→奈良→浜松→津→茨城→津→京都→名古屋→東京とまあ地方を転々としてきたわけだが 子供というか 大学出るまでは 地方がいいと思う。東京生まれの東京育ちの人には異論があるかもしれないが 地方の人の少ない それがかえって濃密な人間関係があるのだが・・それと豊かな自然が自分をつくっていくのだと思う。まあ転勤族なんて その度に転校を繰り返すので新しい環境に否応無く適合しなくちゃならない・・という問題はあるのだが それでも得るものは多いだろうな・・と思う。土地の空気や人の考え方や もろもろの違うものの中で育つということは 物事の多様性を客観的に見れるようになる・・という人格形成にプラスでこそあれマイナスは無い。まあ地方ではよそ者・・的な扱いはあるわけで おかんに言わせると何度も転校させて申し訳なかったと言うが あたしはいろんな経験ができて良かったと思っている。君の名は・・では飛騨と東京だが 糸守町 そりゃカフェはないかもしれないが 多感な時期を過ごすにはああいう日常が一番なのだろうと思う。まあ東京生まれ東京育ちの人には反論はあるかもしれないが あの背景を素晴らしいと思うなら それは君らの負け惜しみだよ・・って言いたいw他を知らなきゃ それが一番て思うかも知れないけど若いうちにいろんな経験をするのはいいことだと単純に思うのだ。あたしは今は東京だが 普通に地方知ってるから 東京のいいところも悪いところも見えるだけだ。仕事をするには東京が一番いい。アフター5・・ってあたしの職種ではあり得ない まあアフター10だが それでも東京はいけるところは一杯あっていいと思うがw 東京なら 今住んでる街が それ以外なら京都が一番だと思うのであるw