私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

最近では

2020-06-12 21:25:08 | メンタルヘルス
若者=バイクではなくなったぽい。登録台数でみると 1980年代のピーク時で237万台だったのだが2017年時点では36万台弱だそうな。ほぼ1/6だ。この内訳で見ると原付(50cc)は198万台弱から17万4千台強と1/11 原付2種(125cc以下)では役20万台が8万9千台と半分以下だそうな。125cc以上の趣味のバイクでは32万台が9万4千台と1/3・・ある程度車に乗ってきて あの閉塞感がほとほと嫌になって またバイクに戻ろうと四大メーカーのサイトを見てみると これが乗りたいバイクがない。特に250ccだ。 ホンダならCRF250 kawasakiならKLX230 スズキだとVERSISの250か YAMAHAは絶望的でもうSR400しか無いのである。大病をして体力が半分ぐらいに落ちちゃったので 大型バイクというか重いバイクはもう無理である。車両重量が230キロもあるようなリッターやリッターオーバーは無理。何よりも価格が150万超えてるわけで そんなもん誰が買えるのよ?という話である。ホンダのGOLD WINGなんか車重が300キロ超えてて値段も300万とかもう頭おかしいんじゃないか?と思う。で 125も250もみんな東南アジアあたりで生産した中途半端なスポーツバイクもどきだし これでどうやって旅に出ろというのか?と思わせるものばかりである。嫁はんと二人で出るから 当然タンデムか2台だが 嫁はんはXL250に載ってたからタンデムは絶対嫌 自分の感覚と違うから怖いとおっしゃる。それにタンデムしたら荷物が乗らん。が もう目を三角にしてワインディングを攻めるわけではないから110のカブでとろとろ行けばいいかな・・と思ったので 図書館で スーパーカブはなぜ売れる 世界で1億台驚異のベストセラー 中部博著 集英社インターナショナル刊 2018年初版・・てのが図書館にあったので借りてきた。が 開発の歴史やら世界での販売やら そういうのばっかでまあ社史を読んでるみたいなもんで 全然面白くない。ほぼ3時間で読んでしまったけど これ1500円出したら怒るよな・・という内容だった。あー旅に行きたい。ガラスで囲まれた移動する箱じゃなくて その土地の空気の中を走りたいのだが・・って ガレージに車検切れた英車の2シーターオープンがあるから もうバイクは諦めて復活させようかなぁ・・と思ってるのである。死にかけて2,3年は体調が悪くてほぼ自宅療養だったからそのまま車検切れちゃったけど 今旅に出るならこれしかないな・・と思う。もういつ死ぬかわかんないんだから 温存してても意味が無いというのもある。でも バイクも捨てがたい。悩むところである。
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恐ろしい

2020-06-12 17:03:45 | メンタルヘルス
暮らしの京ことば 寿岳章子著 朝日新聞社刊 1979年初版である。当時の値段は740円 寿岳章子氏と言えば 第三高女(今の鴨沂高校)から 東北帝大 京大大学院 府立大教授と学者のお手本みたいな経歴の人だが ご両親は京都の出ではないのだがいかにも京都の人である。 父は寿岳 文章(英文学者、随筆家、書誌・和紙研究家。民芸運動家)氏である。で 氏の本は京に暮らすよろこびとか京都町なかの暮らし 京の思い道あたりは有名だが 絶筆になったと思われる京都大好き・・なんてのも本棚にある。エッセイは数冊もってるし まだ買ってないのは図書館で全部読んだ。まあお住まいは今の向日市だけれど‥と言ってもすでに鬼籍に入られてるが。草思社のエッセイは 挿絵が沢田重隆氏(氏も鬼籍)なので特に好きなのだが 京都がらみの随筆集は京都好きのあたしにはとても素晴らしいものだ。で 図書館検索したら 先の暮らしの京ことばが目についた。読んだ記憶もするが持ってないよなぁ・・と思って何気にamazon検索したら2冊あるのだが最安値が12662円・・・一桁違うんじゃない?と思ったがまあ そういう値段である。740円がほぼ1万3千円・・てぼったくりもいいところだが なんか買った記憶があるので 本棚を探し回ったら帯までついてる美本が出てきたw 絶対amazonで買ってるはずだから・・と購入履歴を検索したら25円で買ってるw まあ便利な機能だな・・と感心する反面 絶版になってるものは見つけたら買わないとこういう目にあう。持ってるくせにせっかく図書館で借りてきたので3回読んだ。あーやっぱり読んでるわ・・なのだが。まあ寿岳章子氏って国語学者だから京ことばについての丁寧な分析と解析の本なので 日常の京都が大好きな人は読んでおくべきだろう。古典の解説も含むので読みにくいことは読みにくいのだが良書である。平易な京都を読みたいなら草思社から出てる先の3冊から読まれるのがいいだろう。さてこれは返してこよう。
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小学館の

2020-06-12 16:02:50 | メンタルヘルス
P+D BOOKSというのは現在入手困難となっている作品をB6判(新書より更に大きいが550円と安い)とデジタルで発売・配信してるシリーズである。学生時代には西陣‥と言っても上京の七本松中立売下ルにいたから 水上勉の五番町夕霧楼の舞台となった五番町は徒歩で10分もかからない。まあ まだ若かったから洋画系のエロ映画館ばかり行って怖い思いもした記憶もある。まあ部屋から近かったというのもあるし なによりも部屋は鉄筋のマンションの最上階で当然クーラーなんか無いから 京都の夏は地獄である。窓を開けても風が通らないのでほとんど蒸し風呂である。バイトも湯のし屋さんの干場だしクーラーとは縁がないわけで 我慢できなくなると500円握りしめて映画館に行って 画面なんかみないで 水冷式のクーラーの風の当たる位置で 前席に足をのせて寝るw まあエロ映画館だからほとんど人はいないわけで 涼しさに金払ってたわけで たまに股間に違和感を感じて目を覚ますと いつのまにか隣におっさんが座ってて 手が股間をなでてる・・なんて怖い思いをしたものである。そこも 東京にいる間に閉館になって 今あのあたりでは その趣味の人に人気のある千本日活しか残ってないのだが 当時から怪しい話はいっぱいあったので寝にいくには洋画系だったわけで・・・なんて話はどうでもいい。 で 水上勉の五番町夕霧楼も映画化はされたけど 原作読んでなかったんでP+Dブックスを図書館で借りて読んだが 今更買うようなものでもないので 削除。続いて借りたのが 今回読んだ倉橋由美子の夢の浮橋・・である。これは70年に中央公論の文芸誌 海で連載されたもので 68年に出たジョン・アップダイクのカップルズに対抗意識を燃やして書かれたもの・・という知識しかなく 当時でもブルジョワ文学と酷評されてたから 読む気もしなかったのだが何十年もして どんなんだろう?と読んでみると当時ならタブーであったろうスワッピングを題材にしたブルジョワ文学だったのね・・で あんなに学生から酷評されてたのか・・と理解である。盛り上がりも無くオチもなく ただただ退屈な代物だった。amazonのカートに入ってたのは71年に出た初版本だがすでに50年前の本である。出た当時ですら世間的評価は低かった・・まあ 当時受け入れられる素養はなかっただろうし ブルジョワ文学となればなおさらである。というわけで 読んでみたが 全然面白くなかったというのは50年たっても変わらんのだな・・と。ちなみにタイトル「夢浮橋」(ゆめのうきはし)は、『源氏物語』五十四帖の第54帖(最後の巻)で そこには興味があるのだが 本作はねぇ・・・
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