今回は

京都本。京都の定番　柏井壽著　幻冬社新書　初版２０１５年だ。まあ　定番・・とは言うものの　さすが京都市民（著者は北区の歯医者さん）。都人がここ・・って思うところを的確に書いてるところはさすがだが　観光客にはちょっと使いにくいかも。まあたいした距離では無いのだが数キロ歩く・・なんてコースをお薦めしてるわけで。京都を訪れる観光客って　そんなにたっぷり時間があるわけでも無く　更に都人の名所ではあるけれど　有名観光地はさりげなくスルーされてるわけで（定番の観光地も裏から書いてあるが）滞在時間の短い人にはお薦めできるコースでは無い。と　偽京都人（学生時代京都）のあたしが言っても説得力は無いけどｗ　まあタイトルが定番なんで　名所名物だが　少なくともこの通りまわれる人はいないだろうなぁ・・と思う。紹介されてる名店も一部を除き貧乏人には恐ろしくて入れないような名店（なかひがしだの浜作だの）が並んでるし・・ディープな観光ガイドとしての柏井氏の本はよくできてる。都人しか知らないような内容を書いてるのでまあツウの京都観光本というところかｗ　ただ京都人というか京都の文化を知りたいなら　入江敦彦氏の方が何倍も上だ。　というわけで観光の柏井　文化の入江で決まり・・ということで（ただし観光では入江氏は駄目だがｗ）ちなみに京都市内の書店には京都本コーナーがあって　一番のお得意さんは地元民らしいｗよそさんから　どう見えてるのか気になるんだそうな