雪の大白鳥、ビッグスワン

　またもや寒波だ。今シーズン何回目か・・・12月に１回、１月に３回くらい、そして先週は地吹雪をもたらした本格的な寒波、そして今回（べとべとの雪だが）。と言うことで６回目だと思う。
　新潟平野に飛来したハクチョウ達も困っていることだろう。普段は田んぼに落ちている籾（しいな）を食べているのに、田んぼが雪に覆われていては・・
　新潟市中央区清五郎にある「東北電力ビッグスワン」のデザインは、シベリアから新潟に飛来するハクチョウに由来するものだとか。アルビレックスのオレンジ旋風の燃えるビッグスワンだけでなく、しんしんと降る雪の中のしっとりとしたビッグスワンもなかなか乙なものである。

　　

　　
　　2010.2.13　雪のビッグスワン

　　
　　燃えるビッグスワン　2005.5.28　

地吹雪の後

　昨日の新潟市西区の広域農道での地吹雪からの脱出劇、結局、かなりの数が残ったようである。その他、周辺農道にも多くの車が残されたようで、今日、国道116号を走ったら、あちこちにまだ雪に埋もれていた。中には、車道からはみ出た車もあったようだ。新潟平野ではこれまで経験がない事態である。


2010.2.7　新潟市西区で

地吹雪

　新潟市郊外は、昨日降った粉雪が今日は「地吹雪」で舞い上がっている。吹きさらしの水田地帯を走る道路は、凄まじい地吹雪で前が見えない。道路脇が確認できない。除雪直後でもすぐに粉雪で覆われる。

　西蒲区の広域農道で渋滞に遭遇した。先が見えたときには、後戻りできない状態になっており、時々地吹雪が収まると、前に数十台（100台？）立ち往生していた。

　数分間待つが動く気配がなく、後ろのわだちも消えていく。数台前の運転手達が相談を始めた。

　ここが潮時と見て後ろの車を誘導して、バックさせて脱出に成功。私の車も意外に苦戦するが、何人かの協力で脱出成功。順次、同様に一台ずつ脱出していく。

　協力人数はどんどん増えていく。見ず知らずの人達の協力の輪がどんどん広がっていった。まんざら捨てたものでは無い。久し振りに大きな充実感に浸った。


　2010.2.6 10:24 上空は晴れだが地上は地吹雪。この後、広域農道で立ち往生した。


　2010.2.6 15:34 用事を足して帰りの県道。まだ地吹雪は収まっていなかった。