ダイオウショウの葉

　マツ科マツ属 【ダイオウショウ】、大王松／ダイオウマツ

　北米原産の３葉性の松。お馴染みだが庭に植える人は滅多にいない。路面に掃除されていない落ち葉がたくさんあったので一枚もらった。ついでに、テーダマツとストローブマツの落ち葉も集めて比較してみた。
　ちなみに、身近にある日本のアカマツやクロマツは２葉性である。

　ダイオウマツ‥３葉性、長さ32cm
　テーダマツ　‥３葉性、長さ17cm
　ストローブマツ‥５葉性、長さ９cm、柔らかい
　だった。

　　
　　2020.12.27　ダイオウショウ　　三条市で

　　
　　上から、　ダイオウショウ、テーダマツ、ストローブマツ
　　2020.12.27　三条市、新潟市南区、弥彦村で拾ったもの

ムクロジ

　ムクロジ科ムクロジ属 【ムクロジ】、無患子

　科名に使われる樹木「ムクロジ」、11月3日は初めて植物名を確認して、昨日見に行ったら、果実は落下し、中から黒い核？が出ていた。

　　

　　
　　2020.11.3　新潟市南区で

　　
　　たわわに実ったマメガキのようにも見えた。

　　
　　
　　果実は干し柿やアンポ柿のように粘り、手にへばり付く
　　が、水で洗うと泡立ってすぐに流れる。
　　核はとても硬い。
　　2020.12.17　同所で

ウナズキヒメフヨウ

　アオイ科ヒメフヨウ属 【ウナズキヒメフヨウ】、頷き姫芙蓉

　露地や野山が雪に覆われたので、温室に行ってきた。
　この花が一際目立っていた。花びらは開ききらないが、赤色は鮮烈である。

　つぼみは上向きだが、開花に向かうにつれ次第に下向きになることから「頷き」、芙蓉よりも小型なところから「姫」、と言うことらしい。従って、地名の‘宇奈月’とは無関係と言うことである。

　　

　　
　　2020.12.15　新潟市秋葉区　県立植物園観賞温室で

ゴウダソウ

　アブラナ科ゴウダソウ属 【ゴウダソウ】、合田草／ルナリア、ギンカソウなど

　薄い扁平楕円状の団扇のような果実が出来るということで、楽しみにしていた筈がすっかり忘れていた。
　思い出して４月に咲いていた場所に行ってみたら、ちゃんと出来上がっていた。

　これは面白い！　想像できなかった。

　　
　　果実は長さ３～４cmで、カサカサ、スケスケ

　　
　　果実の中の種子は長さ７mmくらい
　　2020.12.5　新潟市西蒲区で
　
　　
　　2020.4.19　同所で