ノコンギク

　キク科シオン属 【ノコンギク】、野紺菊

　“野菊”は難しいと知りつつ、あれこれ調べてみた。
　角田山の桜尾根コース入口だと思うが、登山道脇の砂地に咲いていたのを、「ノコンギク」とした。

　　
　 花と蕾

　　
　 葉　2009.9.27　角田山桜尾根コース入口で

タマバシロヨメナ

　【タマバシロヨメナ】（キク科シオン属、玉葉白嫁菜）。

　ノギクの仲間は分かり難い。今まで分かっていたのは「シラヤマギク」くらいだが、このノギクは明らかに違う。困ったときの「新潟県野草図鑑」。その中に「タマバシロヨメナ」が出ていた。ウェブ検索した結果からも、そのように思われた。新潟県周辺に多いようである。
　他のノギクより、全体に小さくて、葉が大きい感じである。

　　

　　
　　2009.9.26　角田山五ヶ峠コースで

シラヤマギク

　キク科シオン属【シラヤマギク】。いわゆる野菊だと思うが、道ばたで不揃いの少ない舌状花を咲かせていて、それだけでもだいたい分かる。特に下の方の葉が野菊っぽくなくて、柄を持った大きな心形なので、区別しやすい。数少ない、私でも割合簡単に分かるノギク、だと思う。

　　
　　2009.9.26　角田山五ヶ峠コースで

　　

　　
　　2009.8.26　角田山湯の腰口大沢林道で

タムラソウ

　キク科タムラソウ属【タムラソウ】。アザミの区別は厄介だが、タムラソウは葉にトゲがない。そのせいか全体に優しそうである。

　　

　　
　　2009.9.26　角田山五ヶ峠コースで

ヤマトリカブト

　キンポウゲ科トリカブト属【ヤマトリカブト】、山鳥兜

　角田山には多回数登っていたが、登ること自体と頂上での雑談と飲み食いが主目的で、じっくり花を愛でることはなかった。のだろう。「トリカブト」があることに気が付かなかった。

　毒草ということは分かるが、さてその分類はと言うと、さっぱり分からない。新潟日報事業社「新潟県の山の花」に出ている「ヤマトリカブト」としておく。「オクトリカブト」の変種で低山型、山地で普通に見られるとある。

　　
　　2009.9.26

　　
　　2009.9.23　角田山で